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田中壱征

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たなか いっせい
田中 壱征
生年月日 (1973-10-05) 1973年10月5日(51歳)
出生地 日本の旗 日本 千葉県
職業 映画監督脚本家映像作家音楽プロデューサー
ジャンル 映画ドキュメント音楽
活動期間 1994年 -
主な作品
Tokyo Loss』(釜山国際映画祭
ぬくもりの内側』(厚生労働省推薦)
風が通り抜ける道(令和4年度沖縄県後援)
受賞
釜山国際映画祭 「釜山市友好作品」認定
アジア国際映画祭 「ノミネート」受賞
フランス社会功労奨励章文化芸術部門『オフィシエ勲章』受章
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田中 壱征(たなか いっせい)は、日本の映画監督脚本家映像作家音楽プロデューサー

来歴

1994年 講談社2&4モータリング社ベストモータリング[1]の映像編集部に新入社員として勤務。月刊誌映像企画の内容は、黒沢元治土屋圭一がレギュラー出演、神谷明がレギュラーナレーションをし、トヨタ日産三菱メルセデス・ベンツBMWをはじめとするクルマの走りや性能差の映像化を行った。編集部時代に、JAF公認 国内A級ライセンスを取得している。

退社後は、作家開高健[1]沢木耕太郎書籍の影響を受け、20代の半分は海外生活を送った。

在住国は、ニューヨーク米国[1]バンコクタイ王国[1]ロンドンUK[1]

1999年、インターネットがないに等しい時代に、バックパッカー世界一周[1]貧乏一人旅にも挑戦し[2]、1ヶ月間はインド サイババの元で、自然哲学宇宙学の修行に励んだ。

2歳から両親を失い[1][3]、10代で育ての祖父母も亡くした経緯があり、「亡くなった家族への喪失感を取り除きたく、新しい自分で、海外生活でとにかく前を向きたかった」とAREA(朝日新聞)とニューヨークINFOインタビューで答えている。

日本に本帰国後、ヴェルファーレのファイナルステージやTGCなどエンターテイメント業界に身をおいていたが、2010年、富良野塾 倉本聰[1]の影響を大きく受け、映像界に戻り、映画監督への道を決断している。

2012年、演出家遠藤理史西浦正記の商業舞台制作に携わり、同時期に、商業映画の脚本を本格的に始め、2015年に長編オムニバス映画「Tokyo Loss」製作スタートで映画監督デビューした[4]

2018年3月は、タイ王国 バンコク、5月にはニューヨーク マンハッタン、6月はミャンマー ヤンゴンにて、映画「Tokyo Loss」を凱旋上映を果たした[5]

2017年10月は、監督/脚本を手がけた映画「Tokyo Loss」が釜山国際映画祭「釡山広域市議会友好作品」を認定授与[2][6]

2018年2月は、アメリカ合衆国 ハリウッドで毎年開催のオスカーアカデミー賞90th/エルトン・ジョン主催 foundation VIEWING PARTYに公式参加している[6][7]

同年10月は、フランス政府認定 フランス社会功労奨励章文化芸術部門では『オフィシエ勲章』を受章[6][7]

2022年3月30日付で、監督/脚本を手がけた映画「ぬくもりの内側」が、厚生労働省推薦映画[1]となった。

2022年4月1日から、監督/脚本を手がけた映画「ぬくもりの内側」が、文化庁主催で全国各地の小中高等学校を対象に、授業として学習上映を重ねてきた。(文化芸術鑑賞・体験再興事業)[8][9][10][1]

2023年4月16日は、監督/脚本を手がけた映画「風が通り抜ける道」(令和4年度沖縄県後援)が、沖縄国際映画祭にて、正式出品作品として選出。[11][12]

同年5月22日 フランス SUPER SUTAR AWARDS CANNESでは、「BEST FILM AWARDS賞」を受賞した[13][14][15][1]

同年5月21日・22日は、カンヌ国際映画祭 公式アテンドホテルHôtel Barrière Le Majestic Cannesに次ぐ、Hotel Barrière Le Gray d'Albionにて、映画「風が通り抜ける道」の特別披露上映を果たした。[16][17][18][19][1][3]

5月23日(フランス現地時刻21:30) カンヌ国際映画祭 レットカーペットで初登場し、フランス国営放送(世界発信)で流れた。[20][21][22][22][23][24][25][26][27][28][1][3]

2023年11月・12月 映画『ぬくもりの内側』がイオンエンターテイメント系列中心に一般劇場公開となる。 東京(板橋イオンシネマ)では、ロングラン上映(続映)となった。[29][30]

2024年1月・2月 映画『風が通り抜ける道』がイオンエンターテイメント系列中心に一般劇場公開となる。 東京(板橋イオンシネマ)・大阪(シアタス心斎橋)では、東西ともにロングラン上映(続映)を達成した[31][32][33][34]

フィルモグラフィー

長編映画

MOVIE

  • 「ひとつに会える町」現在/時代劇 会津若松市地域振興MOVIE(監督/脚本:2024年) [36]

出演:大林素子(会津若松市観光大使)、モト冬樹松平保久(会津松平家の14代当主)、室井照平(会津若松市長)

短編映画

  • 「Breathe-SOBIC」(監督/英語脚本 2014年 デンマーク/タイ王国)
  • 「上を向いてごらん」 - Tokyo Loss内(監督/脚本 2015年)
  • 「東京の片隅」 - Tokyo Loss内 (監督/脚本 2015年)
  • 「生きている記憶」 - Tokyo Loss内(監督/脚本 2016年)
  • 「笑顔の向こう側」 - Tokyo Loss内(監督/脚本2016年)
  • 「ファイティン!!」 - Tokyo Loss内(監督/脚本 2016年)

受賞/式典

ドキュメント

商業舞台

TV出演

脚注・出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 自分の居場所を求めて動き続けよう〜 田中壱征監督インタビュー〜”. 三菱UFJグループ公式サイト優遊自適 (2023年8月12日). 2023年8月12日閲覧。
  2. ^ a b c d e 吉岡ちょこ (2018年5月4日). “2018【映画監督 田中壱征インタビュー】”. CHOCOのNYを生き抜くプロフェッショナル対談. 2022年8月16日閲覧。
  3. ^ a b c d 2歳で両親がいなくなり祖父母に育てられた映画監督「田中壱征」 壮絶人生で培われた”生きる希望””. AERAdot (2023年8月22日). 2023年8月22日閲覧。
  4. ^ 吉岡ちょこ (2018年5月4日). “2022【映画監督 田中壱征インタビュー】”. CHOCOのNYを生き抜くプロフェッショナル対談. 2022年8月16日閲覧。
  5. ^ 【ミャンマー】外国人技能実習制度を利用して、日本に行くミャンマー人にエールの上映会 ヤンゴンで大好評”. Global News Asia (2018年7月7日). 2022年8月12日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g タイ、オーストリア、日本が舞台の映画ぬくもりの内側がバンコクでクランクアップ”. Global News Asia (2019年12月13日). 2022年8月12日閲覧。
  7. ^ a b c d 米国・タイに在住していた 日本人映画監督の作品『ぬくもりの内側』2021年公開”. Infoseekニュース20200827 (2020年8月27日). 2022年8月12日閲覧。
  8. ^ 映画通じて終末医療考える 成章中(佐賀市)で上映会、監督の講話も”. 佐賀新聞20221021 (2022年10月21日). 2022年10月21日閲覧。
  9. ^ 映画から学ぶ命の見つめ方 呉高生、監督と語る”. 中国新聞20221225 (2022年12月25日). 2022年12月25日閲覧。
  10. ^ 映画上映会”. 都田中学校 ブログ (2022年11月27日). 2022年11月27日閲覧。
  11. ^ 「風が通り抜ける道」・・沖縄、すべての愛が存在する島”. 島ぜんぶでお~きな祭 (2023年4月15日). 2023年4月15日閲覧。
  12. ^ 監督の「愛が吹く世の中に」の思いが込められた『「風が通り抜ける道」‥沖縄、すべての愛が存在する島』舞台挨拶”. FANYMagagine (2023年4月18日). 2023年4月18日閲覧。
  13. ^ a b 映画『風が通り抜ける道』田中壱征監督がBEST FILMS AWARD賞」を受賞”. 楽天INFOSEEK (2023年5月31日). 2023年5月31日閲覧。
  14. ^ a b 映画『風が通り抜ける道』田中壱征監督がBEST FILMS AWARD賞」を受賞”. TABLO (2023年5月31日). =2023-05-31閲覧。
  15. ^ a b 映画「風が通り抜ける道」が快挙 監督・脚本の田中壱征氏がベスト・フィルムズ・アワードを受賞”. 夕刊フジZAKZAK※夕刊フジは、新聞紙紙面にも載っております (2023年5月31日). 2023年5月31日閲覧。
  16. ^ 映画「雨のち晴れの予定―Tokyo Loss2」 大林素子、原めぐみ、いしだ壱成、丈、氏神一番らが共演”. ガジェット通信 (2023年7月14日). 2023年7月14日閲覧。
  17. ^ 映画「雨のち晴れの予定―Tokyo Loss2」 大林素子、原めぐみ、いしだ壱成、丈、氏神一番らが共演”. TABLO (2023年7月14日). 2023年7月14日閲覧。
  18. ^ 映画「雨のち晴れの予定―Tokyo Loss2」 大林素子、原めぐみ、いしだ壱成、丈、氏神一番らが共演”. GREE (2023年7月14日). 2023年7月14日閲覧。
  19. ^ 映画「雨のち晴れの予定―Tokyo Loss2」 大林素子、原めぐみ、いしだ壱成、丈、氏神一番らが共演”. 楽天infoseek (2023年7月14日). 2023年7月14日閲覧。
  20. ^ a b L'histoire impressionnante de deux cinéastes japonais qui présenteront leur nouveau film cette année à Cannes”. The France Journal(フランス ニュース) (2023年4月19日). 2023年4月19日閲覧。
  21. ^ a b L'HISTOIRE IMPRESSIONNANTE DE DEUX CINÉASTES JAPONAIS QUI PRÉSENTERONT LEUR NOUVEAU FILM CETTE ANNÉE À CANNES”. France Daily Times(フランス ニュース) (2023年4月19日). 2023年4月19日閲覧。
  22. ^ a b c d L'HISTOIRE IMPRESSIONNANTE DE DEUX CINÉASTES JAPONAIS QUI PRÉSENTERONT LEUR NOUVEAU FILM CETTE ANNÉE À CANNES”. The Global European NEWS(ヨーロッパ全般) (2023年4月19日). 2023年4月19日閲覧。
  23. ^ a b L'HISTOIRE IMPRESSIONNANTE DE DEUX CINÉASTES JAPONAIS QUI PRÉSENTERONT LEUR NOUVEAU FILM CETTE ANNÉE À CANNES”. The Europe Daily Report(ヨーロッパ全般) (2023年4月19日). 2023年4月19日閲覧。
  24. ^ a b L'histoire impressionnante de deux cinéastes japonais qui présenteront leur nouveau film cette année à Cannes”. ABCNEWS(USA全般) (2023年4月19日). 2023年4月19日閲覧。
  25. ^ a b L'histoire impressionnante de deux cinéastes japonais qui présenteront leur nouveau film cette année à Cannes”. FOXNEWS(アメリカFOX) (2023年4月19日). 2023年4月19日閲覧。
  26. ^ a b L'histoire impressionnante de deux cinéastes japonais qui présenteront leur nouveau film cette année à Cannes”. NBCNEWS(アメリカニュースチャンネル) (2023年4月19日). 2023年4月19日閲覧。
  27. ^ 映画『風が通り抜ける道』田中壱征監督がBEST FILMS AWARD賞」を受賞”. 楽天infoseek (2023年5月27日). 2023年5月27日閲覧。
  28. ^ 映画「風が通り抜ける道」が快挙 監督・脚本の田中壱征氏がベスト・フィルムズ・アワードを受賞”. zakza (2023年5月27日). 2023年5月27日閲覧。
  29. ^ 映画「ぬくもりの内側」 18(土)11:30~の舞台挨拶登壇者”. nerima (2023年11月17日). 2024年7月12日閲覧。
  30. ^ 「いつか満員に」 ハチ公の故郷にある老舗映画館 復活10年の軌跡”. mainichi. 2024年7月12日閲覧。
  31. ^ 大阪舞台挨拶 山田邦子・田中壱征監督”. getnews (2024年4月21日). 2024年1月26日閲覧。
  32. ^ EXILE  NAOTO と父 片岡断行 フジTV「ポカポカ」”. sanspo (2023年6月20日). 2024年4月21日閲覧。
  33. ^ ケニー大倉&大倉弘也、映画「風が通り抜ける道」兄弟共演 ケニー「20年ぶりの思いを感じて」”. nikkansports (2024年1月16日). 2024年4月21日閲覧。
  34. ^ 沖縄がロケ地、人間愛と絆を描く映画「風が通り抜ける道」 田中壱征監督と山田邦子さんにインタビュー”. ryukyushimpo (2024年4月21日). 2024年1月21日閲覧。
  35. ^ 〝80年組〟元アイドル・原めぐみが怪演!? 田中壱征監督の最新作に出演 大林素子、いしだ壱成ら個性派揃い”. zakzak (2023年7月11日). 2023年7月11日閲覧。
  36. ^ 大林素子さん、モト冬樹さんら出演!若松観光ムービー撮影”. minyu-net. 2024年7月12日閲覧。
  37. ^ アジアゴールデンスターアワード2018で、ゴールデンアチーブメントトップ大賞に田中壱征氏”. Global News Asia (2018年12月3日). 2022年8月12日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク