コンテンツにスキップ

ポーラ (MOTHER2)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。220.151.182.165 (会話) による 2008年2月17日 (日) 01:39個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (人物)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ポーラ(Paula)は、スーパーファミコン用ソフト『MOTHER2 ギーグの逆襲』に登場する架空の人物。

ポーラという名前は、デフォルトネーム[1]の一つであり、便宜上の本名は「おんなのこ」。名前は自由にプレイヤーが付けることが出来る。

人物

ツーソンにあるポーラスター幼稚園の園長の娘である11歳の女の子。主人公ぼくとは同年齢。幼い頃から超能力が使えた。

ゲーム初登場時にて、マニマニの悪魔に操られたカーペインター率いるハッピーハッピー教団に誘拐され、グレートフルデットの谷の奥深くの小屋に囚われている。彼女を救出した後は主人公の旅に同行することになる。

その後、ギーグの手下であるデパートの怪人によって再び誘拐され、フォーサイド市長モノモッチ・モノトリーによって監禁される。奇妙な世界ムーンサイドでマニマニの悪魔を撃ち倒して市庁舎の市長室まで辿り着いて彼女と再び合流するまでは主人公とおともだち1との2人パーティーで進むことになる。

最終戦では専用コマンド「いのる」が必須となる。

全てが終わった後は、ぼく(ネス)のガールフレンドとなる。 おともだち1が「将来もし結婚したら・・・」と言うほどの仲のようである。

戦闘能力

攻撃力とヒットポイントは低いが、PSIによる攻撃(およびサイコポイントの高さ)と素早さで戦闘能力は補われる。攻撃PSIの豊富さの一方で回復系は一切使えない。自らのサイコポイントを敵から吸い上げるPKマグネットα(単体)およびΩ(全体)は彼女以外の味方ではおともだち2しか習得しない。

専用武器はフライパン系であり、また他の仲間と同様にスリングショットヨーヨーを装備できる。

仲間の中で、唯一「いのる」を使える。効果は基本的にはランダムで、時には不利になる効果ももたらすがゲームクリアのためには必須である。

使えるPSI

PSIの詳細はMOTHERシリーズのPSI体系を参照。 攻撃系

  • PKファイヤーα、β、γ、Ω
  • PKフリーズα、β、γ、Ω
  • PKサンダーα、β、γ

アシスト系

  • サイコシールドα、Σ、β、Ω
  • オフェンスアップα、Ω
  • ディフェンスダウンα、Ω
  • サイマグネットα、Ω

他作品における登場

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズに登場する本作の主人公ぼくは本作中では使えなかった(彼女の技である)PKファイヤーとPKサンダーとサイマグネットを身に付けている。『大乱闘スマッシュブラザーズDX』には彼女を模ったフィギュアが登場し、説明文には「(PKファイヤー等の)技はおそらく彼女に教わったのだろう」と記述されている。 教えられて使えるようになるのかは不明。

MOTHER3

他の仲間たちと共に『MOTHER3』のニューポークシティー映画館の映画の中に登場する。また、クマトラは「にせフライパン」(「にせバット」と共に前作の武器のパロディー)を装備できる。

脚注

  1. ^ 「おんなのこ」の名前決定時、「おまかせ」を選択するごとに「ポーラ / リボン / ごろこ / ヨーコ / リラ / ピーチ / おて」の順で変わる。