小ノ島
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小ノ島(おのじま、生没年不詳)は、幕末の薩摩藩江戸藩邸の奥老女。小野島とも。斧島は誤伝という。
江戸藩邸の老女の中でも筆頭。天璋院が将軍徳川家定の正室として江戸城に入ると、天璋院との連絡役を努める事になった。天璋院付老女幾島から、西郷隆盛を通して城中などの密偵活動を行っていたという。主に14代将軍を一橋慶喜にする画策をこころみたが、旧来の大奥勢力を覆す事はならなかった。慶応元年(1866年)頃に隠居した。
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