おこげ (映画)
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おこげ | |
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監督 | 中島丈博 |
脚本 | 中島丈博 |
製作 | 中島丈博 |
音楽 | エジソン |
主題歌 | 白井貴子 |
撮影 | 羽方義昌 |
編集 | 後藤彦治 |
配給 | 東京テアトル |
公開 |
1992年10月10日 1993年4月2日 |
上映時間 | 120分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『おこげ』は1992年公開の日本映画。中島丈博原作・監督・脚本。第2回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭にて上映。
ゲイのカップルに魅了された女性が、様々な困難を経験しながら愛の形を摸索していく。ここで言う「おこげ」とは、男性同性愛者に付きまとう女性を指す俗称(蔑称)のことである(劇中お釜に引っ付いてくるからという説明あり。近年における類義語としては腐女子がある)。
中島丈博は2007年にも同性愛の異母姉妹とゲイの青年を中心に、彼らの30年以上に及ぶ関係を描いた全65回の昼ドラマ『麗わしき鬼』を発表した。
受賞
- 報知映画賞 - 主演女優賞(清水美砂)、助演男優賞(村田雄浩)
- キネマ旬報賞 - 助演男優賞(村田雄浩)
- 毎日映画コンクール - 助演男優賞(村田雄浩)
- 日刊スポーツ映画大賞 - 新人賞(清水美砂)、助演男優賞(村田雄浩)
- ヨコハマ映画祭 - 助演女優賞(清水美砂)
- 日本アカデミー賞 - 助演男優賞ノミネート(村田雄浩)
あらすじ
ゲイに関心をもっている女性・小夜子は、彼らの発展場として知られる海岸へ行った時、あるカップルの愛の光景を目の当たりにする。その後、とあるゲイバーで偶然本人たちと遭遇。彼らの事情を知った小夜子は、行く当てのない二人を自分のアパートに迎え入れることにした。
出演
- 清水美砂 - 諸橋小夜子
- 村田雄浩 - 吉野剛
- 中原丈雄 - 寺崎栃彦
- 深沢敦 - 沢良宜民雄
- 竹田高利 - 露木 (バーテンダー)
- 塩野谷正幸 - 栗原元治
- 長塚京三 - 搭一 (剛の兄弟)
- 丘みつ子 - 徳子
- 横山道代 - 真奈美
- 千石規子 - 吉野季野枝 (剛の母)
- 根岸季衣 - 寺崎弥生 (栃彦の妻)
- チャールズ・ガーフィールド - 小夜子の継父
- 久我美子
- ダンプ松本
- 尾美としのり - 韮川(寺崎栃彦の会社の部下)
- ケーシー高峰
- ガッツ石松
- 渡辺えり子
- 流山児祥
- 木内みどり
- 片桐はいり
- 大川陽子
- ドーリー
- 小牧彩里
スタッフ
- 製作 : イントグループ映画製作委員会
- プロデューサー : 高澤吉紀、諸美里雅史
- 助監督 : 高坂勉
- 音楽 : EDISON
- 音楽プロデューサー : 有吉博
- 主題歌 : 白井貴子 「黄昏を越えて」
- 美術 : 猪俣邦弘
- 照明 : 渡辺康
- 録音 : 井家眞紀夫、松本隆司
- スチール : 小鮒利也
- 製作管理 : 沼尾鈞