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開善寺 (飯田市)

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開善寺
所在地 長野県飯田市上川路1000
山号 畳秀山
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 聖観音菩薩
創建年 1335年
開基 小笠原貞宗
文化財 山門(重要文化財
法人番号 4100005011292 ウィキデータを編集
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開善寺(かいぜんじ)は 長野県飯田市にある臨済宗妙心寺派寺院山号は畳秀山。本尊は聖観音菩薩

歴史

寺伝によると1335年小笠原貞宗清拙正澄を開山として創建されたとされる。

室町時代後半になると寺は衰え、1499年には火災による堂宇の焼失もあった。しかし1549年松尾城小笠原信貴により復興され、1601年には寺領35石になるまでに至った。この復興の頃、現在の妙心寺派に転派した。

重要文化財の山門を除く、本堂や経蔵などは江戸時代に建立されたもので、このうち梵鐘は戦国時代に持ち去られ、現在は伊那市高遠町(旧高遠町)の桂泉寺にある。

文化財

重要文化財(国指定)

  • 山門 - 室町時代の建立。元来三間楼門(柱間3間の2階建て門)だったものだが、現在は単層切妻造となっている。1954年重要文化財に指定。
  • 絹本著色八相涅槃図
  • 画文帯四仏四獣鏡

所在地

文化財