堤雄司
堤 雄司(つつみ ゆうじ、1989年12月22日 - )は、日本の陸上競技選手、専門は円盤投。北海道札幌市出身。北海道札幌拓北高等学校、国士舘大学体育学部卒業。国士舘大学大学院スポーツ・システム研究科在籍[1]。2012年第96回日本選手権男子円盤投優勝者。2013年第27回ユニバーシアード競技大会男子円盤投日本代表。
経歴
円盤投指導者の子として生まれる。北海道別海町にいたこともある。2004年、中学3年時に出場したジュニアオリンピック円盤投で優勝。2005年に札幌拓北高校に入学し1年時の第60回国民体育大会円盤投少年男子Bで優勝した[2]。 2007年、高校3年時の6月に61m53の男子円盤投日本高校新記録を樹立した[3]。8月の佐賀インターハイは砲丸投・円盤投2種目に出場し、円盤投は57m85の大会新記録で優勝した[2][4]。2008年に国士舘大学へ進み、大学時代は体育学を専攻した。同年4月の第62回出雲陸上・円盤投で55m57のジュニア日本新記録を樹立[5]。日本インカレの円盤投は2008年の第77回大会から第80回大会まで4連覇を達成した。
2012年に国士舘大学を卒業後は同大学大学院へ進学、同年6月の第96回日本選手権・円盤投は自己ベストとなる56m19の記録で大会初優勝を飾った[6]。2013年4月、陸上の日本グランプリシリーズ・日本選抜和歌山大会で男子円盤投日本歴代3位・日本学生新記録となる58m84をマークして優勝するなどの実績を積み重ねている[7]。同年6月の第97回日本選手権・円盤投は55m67の記録で畑山茂雄に次ぐ2位となった。同年7月にロシア・カザンで開かれた第27回ユニバーシアード競技大会・円盤投に日本代表として出場し、58m43の記録で8位入賞の成績を残した[8]。大学院生として日本インカレに出場を続け、2013年9月の第82回大会は自らの男子円盤投日本歴代3位・日本学生新記録を更新する59m21で制して大会6連覇を達成した[9]。右代啓祐は国士舘大学の先輩にあたる。
脚注・出典
- ^ 大学院 国士舘大学陸上競技部.
- ^ a b 概要 札幌陸上競技協会. 2013年9月14日閲覧
- ^ うれしさ半分悔しさ半分 円盤投げVの堤 佐賀新聞 (2007-08-06). 2013年9月14日閲覧
- ^ 平成19年度 全国高等学校総合体育大会 男子円盤投決勝 JAIC. 2013年9月14日閲覧
- ^ 広報いずも 第76号 出雲市 (2008-05-15). 2013年9月14日閲覧
- ^ 第96回日本陸上競技選手権大会 男子円盤投 日本陸上競技連盟. 2013年9月14日閲覧
- ^ 円盤投げで堤が歴代3位=男子十種は中村がトップ-日本選抜陸上 時事通信 (2013-04-27). 2013年9月14日閲覧
- ^ 第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン) 陸上競技日本選手団競技結果 日本学生陸上競技連合. 2013年9月14日閲覧
- ^ 堤、日本学生新で初6連覇 陸上日本学生対校・円盤投げ 朝日新聞 (2013-09-08). 2013年9月14日閲覧
外部リンク
- 堤雄司 - ワールドアスレティックスのプロフィール