WEEK END
「WEEK END」 | ||||
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X の シングル | ||||
初出アルバム『『BLUE BLOOD』』 | ||||
B面 | ENDLESS RAIN (LIVE VERSION, Recorded at NIPPON BUDOKAN 1990.2.4.) | |||
リリース | ||||
規格 | 8cmCD | |||
ジャンル | ロック(ヘヴィメタル) | |||
時間 | ||||
レーベル | SIREN SONG | |||
作詞・作曲 | YOSHIKI | |||
プロデュース | X | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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X シングル 年表 | ||||
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「WEEK END」(ウィーク・エンド)は、Xが1990年4月21日にリリースした5作目のシングル。
解説
メジャー・デビューアルバム『BLUE BLOOD』収録曲のリメイク版。アレンジが一新され、ギターソロや曲の後半部分が異なるほか、ピアノやストリングスも新たに導入されている。なお、シングルには"NEW ARRANGE VERSION"と表記されている。テーマは自殺であり、タイトルは「週末」に「終末」をかけたものである。
このシングルには限定盤が存在し、横開きの見開きパッケージとなっており、通常盤にないメンバー1人1人のカットやジャケットにもあるようなリストカットの写真と英語の詩が載っている。ジャケット含め全12ページ。
2009年までは、ほぼ全てのライブで演奏されている。1995年以降はイントロが大幅に変更され、若干ギター・ソロが異なり、中盤がバラードにアレンジされ、キーが半音上がった。そちらは「X JAPANバージョン」と呼ばれる。だが、スタジオ音源では発売されていない(「CRUCIFY MY LOVE」のカップリング及び『LIVE LIVE LIVE TOKYO DOME 1993-1996』には1995年末の東京ドーム公演、『The Last Live』には解散ライブの音源が収録されている)。なお、発売当時には在籍していなかったHEATHは、この曲をXの曲で好きな曲の一つに挙げている。理由は「コーラスでToshIが寄って来るのが嬉しかったから」らしい。
FMラジオ局のNACK5の朝の番組『NACK WITH YOU』の週最終回(木曜日)の最後のコーナーにて、パーソナリティを務めるあいざわ元気の「ウィーク・エンド・ラッキー・アイテム!」の掛け声とともに楽曲のサビ部分からギター・ソロがバックで流れ、週末の運勢が放送される。一時期は他アーティストの違う曲も流れていたが、現在は「WEEK END」に戻されている。
1994年に発売された「Rusty Nail」はこの曲の続編にあたる。
ミュージック・ビデオ
ミュージック・ビデオではHIDEが頭を抱えて死亡、PATAが酔いつぶれて死亡、TAIJIが銃殺、YOSHIKIが傷自殺と、Toshl以外の全員が死ぬ展開になっている。Toshlが死なないのは「死に様が似合わない」から。またHIDEがある番組で公言したことによると「TOSHIは高いビルから落ちてもケロっと起き上がるような人だから」という事らしい。なお、この演出はおよそ4年の時を経て1993年に ミュージック・ビデオの続きがコンサートで披露された。その場でToshIは心臓を撃たれて死ぬ。この演出はコンサートのタイトル『X JAPAN Returns』にちなんだもので、髪を立てた「XのTOSHI」が死に、メンバーのソロ・コーナーを挟んだ後にX JAPAN名義として初の新曲でもある「ART OF LIFE」で新たに髪を下ろしたの「X JAPANのTOSHI」が誕生するという演出で、12月30日の公演でのみ公開された。このステージはひとつのコンサートで2つのToshlが見える唯一のものともなっている。
ミュージック・ビデオではHIDEが12弦と6弦のダブル・ネックのギター(MG)を弾いている。非常に重いため、ライブで弾くことはなくお蔵入りになった。
収録曲
- WEEK END - 5:45
- (作詞・作曲:YOSHIKI 編曲:X)
- ENDLESS RAIN (LIVE VERSION) - 6:57
- (作詞・作曲:YOSHIKI 編曲:X)
パーソネル
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津田直士 |
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松本元成 |
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田中三一 |
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斎藤ネコ |
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グレート栄田 |
収録アルバム
#1
- BLUE BLOOD(スタジオアルバム、#3、アルバムバージョン)
- X SINGLES(ベストアルバム、#5)
#2
- X SINGLES(ベストアルバム、#6)