開善寺 (飯田市)
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開善寺 | |
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所在地 | 長野県飯田市上川路1000 |
位置 | 北緯35度27分44.3秒 東経137度48分54.2秒 / 北緯35.462306度 東経137.815056度座標: 北緯35度27分44.3秒 東経137度48分54.2秒 / 北緯35.462306度 東経137.815056度 |
山号 | 畳秀山 |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
本尊 | 聖観音菩薩 |
創建年 | 1335年 |
開基 | 小笠原貞宗 |
文化財 | 山門(重要文化財) |
法人番号 | 4100005011292 |
開善寺(かいぜんじ)は、長野県飯田市にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は畳秀山。本尊は聖観音菩薩。
歴史
寺伝によると1335年(建武2年)小笠原貞宗が清拙正澄を開山として創建されたとされる。1427年(応永34年)には室町幕府より十刹に列せられた。
室町時代後半になると寺は衰え、1499年(明応8年)には火災による堂宇の焼失もあった。しかし1549年(天文18年)、松尾城の小笠原信貴により復興され、1601年(慶長6年)には寺領35石になるまでに至った。この復興の頃、現在の妙心寺派に転派した。
重要文化財の山門を除く、本堂や経蔵などは江戸時代に建立されたもので、このうち梵鐘は戦国時代に持ち去られ、現在は伊那市高遠町(旧高遠町)の桂泉寺にある。
文化財
重要文化財(国指定)
参考文献
- 『探訪 信州の古寺 禅宗』1996年 郷土出版社
外部リンク
- 開善寺 - 芳香園
関連項目
- 開善寺 (勝山市) - 江戸時代に小笠原氏が移封先で創設した寺院。