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藤稔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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藤みのり(藤稔)は、神奈川県藤沢市で生成された新種の葡萄。 父種は「ピオーネ」、母種は「井川682」。

藤沢市の長後地区にすむA氏が、「人々に喜ばれる葡萄」をテーマに苦難の末開発した。 粒は大粒で、500円玉程の大きさに達する。大きいものにはゴルフボールをも超える粒もある。 1995年現在、この葡萄の粒の大きさは世界一である。

巨峰」よりも糖度が高く、味も良好ということで人気が高まり、現在においては、A氏の指導により、日本各地をはじめ、中国大陸での栽培も開始されている。

また栽培面においても、火山灰質の土地でも栽培しやすいなどの利点があり、農家間においても人気を博している。