鵯越駅
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鵯越駅 | |
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下り線駅舎 | |
ひよどりごえ HIYODORIGOE | |
◄KB04 丸山 (1.0 km) (3.9 km) 鈴蘭台 KB06*► | |
所在地 | 神戸市兵庫区里山町651-3[1] |
駅番号 | ○KB05 |
所属事業者 | 神戸電鉄 |
所属路線 | 有馬線 |
キロ程 |
3.6km(湊川起点) 新開地から4.0 km |
駅構造 | 地上駅[1] |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
577人/日(降車客含まず) -2015年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)11月28日[1] |
備考 | 無人駅[1] |
* この間に菊水山駅(当駅から1.0km)があった。 |
鵯越駅(ひよどりごええき)は、兵庫県神戸市兵庫区里山町にある、神戸電鉄有馬線の駅[1]。標高134m。
歴史
- 1928年(昭和3年)11月28日 - 神戸有馬電気鉄道の湊川 - 電鉄有馬(現・有馬温泉)間開業時に設置[1]。
- 1938年(昭和13年)8月29日 - 駅近くのトンネル内で正面衝突を起し、死者1名、重軽傷100余名[2]。
- 1944年(昭和19年)2月12日 - 北神商業学校(のちの神戸市立兵庫商業高等学校)の生徒を載せた臨時列車が速度超過により、当駅付近で脱線転覆しホームに激突する事故が発生[1][2]。死者28名[1][2]。
- 1947年(昭和22年)1月9日 - 三木電気鉄道との会社合併により神有三木電気鉄道の駅となる[2]。
- 1949年(昭和24年)4月30日 - 社名変更により神戸電気鉄道の駅となる[2]。
- 1988年(昭和63年)4月1日 - 社名変更により神戸電鉄の駅となる[2]。
- 2002年(平成14年)12月6日 - 男性乗客が降車しようとしたところドアに2回はさまれてホームから転落し電車に巻き込まれ死亡[3][4][5]。
- 2005年(平成17年)3月11日 - 上りホーム側に改札口新設[1]。同時に跨線橋が廃止され上下線の改札分断。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。ホーム有効長は5両で、大きくカーブしているため転落検知マットやITV装置が備え付けられている。
改札は上下線ホームの新開地寄りにある。上下線で改札口は独立しており、構内には互いにホームを結ぶ通路はない。かつては下りホーム側の駅舎のみが存在し、上りホームへ繋がる跨線橋があったが、2005年3月の上りホーム改札新設と同時に跨線橋は閉鎖された。
沿線光ネットワークに接続された駅務遠隔システムが導入されており、センター駅から自動券売機、自動改札機、自動精算機、TVカメラ、インターホン、シャッターが遠隔操作される。そのため駅員巡回駅となっており、構内に売店等も設けられていない。
のりば
(西側) | ■有馬線(下り) | 有馬温泉・三田・志染・粟生方面 |
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(東側) | ■有馬線(上り) | 湊川・新開地方面 |
※のりば番号は設定されていない。
駅周辺
隣の駅
- 隣の鈴蘭台駅までは神戸電鉄の中では駅間距離が一番長い。
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、159頁。ISBN 978-4-343-00674-5。
- ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、11-13頁。
- ^ “神鉄鵯越駅男性死亡/車内に袖のボタン/安全確認怠り発車か”. 神戸新聞(朝刊) (神戸新聞社): p. 31. (2002年12月8日)
- ^ “神鉄転落事故/3メートル半ひきずられる?/ホーム側壁に痕跡”. 神戸新聞(朝刊) (神戸新聞社): p. 25. (2002年12月11日)
- ^ “神鉄転落事故 死亡の男性/扉に2回挟まれる”. 神戸新聞(朝刊) (神戸新聞社): p. 25. (2002年12月13日)
- ^ a b “鉄道情報/各駅のご案内/鵯越”. 神戸電鉄. 2015年12月30日閲覧。