IBM i
開発者 | IBM |
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開発状況 | 現在進行 |
ソースモデル | クローズドソース |
初版 | 1988 |
最新安定版 | 7.3 / 2016年4月15日 |
プラットフォーム | Power Systems |
カーネル種別 | モノリシックカーネル |
ライセンス | プロプライエタリ (IPLA) |
ウェブサイト | [1] |
IBM i(アイ・ビー・エム アイ)は、IBMPower Systems及び、IBM PureSystemsのオペレーティングシステムである。かつてはOS/400やi5/OSと呼ばれていたが、2008年にIBM iに改称した。
概要
IBM iは、System/36やSystem/38などのIBMの過去の汎用ビジネスシステム(ミッドレンジコンピュータ)との互換性を提供するサブシステムを組み込まれている。
IBMは かつてのOS/400 を "ターンキー"オペレーティングシステムとして設計した。すなわち、通常動作中はほとんどオペレータを必要としないシステムである。たとえば、IBM i は、(強力な)DB2データベースを内蔵しているが、これは別途インストールする必要もないし、メンテナンスも必要としない。システム管理は言葉が生まれる前からウィザード方式を採用している。IBM i はまた、最適化されたJavaを実装しており、ハードウェアもJava用に最適化している。
それ自体はグラフィカルなオペレーティングシステムではないが、クライアントとしてアクセスできる製品としてiSeries Navigatorがあり、Webベースのグラフィカル管理システムとなっている。
IBM i は、System iやSystem p上で、AIXおよびLinuxと共存できる。
IBM i プログラム開発環境は、本来ライブラリにリンクするという概念がなくコンパイル時にリンクすることがなかった。1995年にIBMは"ILE"(Integrated Language Environment)というパラダイムを導入し、モジュールという概念が導入された。これにより様々なプログラミング言語で書かれたモジュールをリンクすることが可能となった。
歴史
- 2001年3月 OS/400 5.1 リリース
- 2002年8月 OS/400 5.2 リリース
- 2004年6月 i5/OS 5.3 リリース(i5/OSに名称変更)
- 2006年2月 i5/OS 5.4 リリース
- 2008年3月 IBM i 6.1 リリース(IBM iに名称変更、バージョン番号をAIX等と揃えた)
- 2010年4月 IBM i 7.1 リリース
- 2014年5月 IBM i 7.2 リリース
バージョン
バージョン[1] | リリース日[2] | サポート終了日[3] | |
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V5R4 | 2006-02-14 | 2013-09-30 | |
6.1 | 2008-03-21 | 2015-09-30 | |
7.1 | 2010-04-23 | 2018-04-30 | |
7.2 | 2014-05-02 | — | |
7.3 | 2016-04-15 | — | |
凡例 サポート終了 サポート中 現行バージョン |