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都築忠彦

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都築忠彦(つづきただひこ、1935年10月4日-)は、日本テレビ放送網の元ディレクタープロデューサー。現在はNTVヨーロッパ顧問。愛知県出身。日本のテレビ史上に残る特別番組である『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』の生みの親である。

東京大学経済学部卒業後、昭和36年日本テレビ入社。 担当した「11PM」の社会派名企画・巨泉考えるシリーズの成功で注目される。(後にギャラクシー賞受賞) 取材で訪れたアメリカで大物タレントによるチャリティショーを見て『日本でもやりたい』と決意。 これが「24時間テレビ」スタートの経緯。当時、社内外問わず政治力のあった井原高忠(当時・制作局長)とタッグを組み、 社内・系列局・スポンサー等を口説き落とし、このビッグイベントを立ち上げて成功に導く。 テレビ界の夏の風物詩だったこの「24時間テレビ」もさすがに何年もやるとそのマンネリ化は否めず、 リニューアル前(92年)数年間の募金・視聴率の低迷の責任を取らされヨーロッパへ転出。 しかし近年の「24時間テレビ」の方向性に疑問を持つ人間は少なくなく、都築氏担当時代のものが再び見直されている。

関連項目

24時間テレビ 「愛は地球を救う」