阿久比駅
阿久比駅 | |
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阿久比駅 | |
あぐい AGUI | |
◄KC07 坂部 (1.1 km) (1.6 km) 植大 KC09► | |
所在地 | 知多郡阿久比町阿久比駅前1丁目13 |
駅番号 | KC 08 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 河和線 |
キロ程 | 10.6 km(太田川起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
6,495人/日 -2019年[1]- |
開業年月日 | 1983年(昭和58年)7月21日 |
備考 | 終日駅員配置駅 |
阿久比駅(あぐいえき)は、愛知県知多郡阿久比町阿久比にある名古屋鉄道河和線の駅。駅番号はKC08。manacaが使用可能である。有人駅。
歴史
かつては坂部駅が町の代表駅で急行が停車していたが、役場に近い代表駅を造る目的で当駅が開設された。この際、隣接する椋岡駅とは至近距離になるため、椋岡駅を統合・廃止しようとしたが、地元の反対で実現しなかった。しかしその後、椋岡駅に停車する列車は朝夕数本のみに減少し、2006年12月16日を以て廃止された。
- 1983年(昭和58年)7月21日 - 開業。
- 1998年(平成10年)3月 - 阿久比駅前土地区画整理事業の竣工。それを記念してモニュメント「明日(あした)へ」が駅前ロータリーに設置される。
- 2006年(平成18年)4月 - 半田警察署阿久比交番が駅舎横に半田消防署阿久比支署の北側から移転。
- 2008年(平成20年)12月27日 - ダイヤ改正により特急停車駅に昇格[2]。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス対応カード利用終了により供用終了。
- 2015年(平成27年)6月1日 - 改札口と2本のホームを結ぶ渡線橋およびエレベーターや点字式の案内、多機能トイレの設置などのバリアフリー化が完成[3]。LED表示の列車案内と駅自動放送も導入された。
駅構造
島式ホーム2面4線、8両対応のホームを持つ地上駅。ホームは阿久比川の支流を跨ぐ橋梁から続く築堤上にあり、改札口とはトンネル通路で繋がっている。開業時より階段のみだったが、2015年(平成27年)6月1日にエレベーターの設置や警告ブロックなどのバリアフリー化工事が完成した[3]。河和線の途中では唯一、上下線とも待避可能な駅であるため、多くの特急・急行と普通が緩急接続を行う。下りでは、河和行き特急は内海行き普通に、内海行き特急は河和行き普通に接続する。休日の午後は普通列車が15分程度待避するため、普通から急行へ、特急から普通への乗り継ぎは1分で済むが、急行から特急または普通へ、普通から特急への乗り継ぎはあまり良くない。高横須賀駅~坂部駅間から普通河和行きに乗車し、知多新線の駅に向かうには当駅で特急に乗り換える必要があるが、15分程度待たされることになる。上り(太田川方面)は当駅を過ぎると、太田川駅まで待避ができないが、日中は同駅から2つ先(太田川駅よりさらに名古屋寄り)の聚楽園駅で待避する。臨時列車が運転される場合、当駅で待避することがある。改札口は西側のみであるが、改札外のガードを通って線路の東側からも行き来が可能である。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1・2 | KC 河和線 | 下り | 河和・内海方面[4] |
3・4 | 上り | 太田川・名鉄名古屋方面[4] |
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ホーム
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駅名標
配線図
← 太田川・ 名古屋方面 |
→ 知多半田・ 河和方面 |
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凡例 出典:[5] |
駅周辺
- 阿久比町役場
- 愛知県立阿久比高等学校
- 阿久比町立阿久比中学校
- 阿久比郵便局
- JAあいち知多 阿久比支店
- ヤマナカ陽なたの丘店
- キクテック 中部事業所
- 知多信用金庫 阿久比支店
- 愛知県道55号名古屋半田線
路線バス
かつては、知多バスが阿久比スポーツ村、宮津団地へ運行していた。
町のマスコットである「アグピー」をモチーフとし、車体に沢山のイラストが配され、愛称は「アグピー号」。
ベース車両はトヨタ・ハイエース。リフトやスロープなどは装備していないので、車いす利用者への対応は成されていない。
利用状況
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は5,875人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中68位、河和線・知多新線(24駅)中9位であった[6]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は4,892人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中95位、河和線・知多新線(26駅)中9位であった[7]。
- 知多半島の統計によると1日の平均乗車人員は2017年度3,207人、2018年度3,222人である[8]。
- 近年住吉町駅に利用客数が抜かれている。
隣の駅
- 名古屋鉄道
- KC 河和線
かつては当駅 - 植大駅間に椋岡駅が存在した。
脚注
- ^ “令和元年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2020年11月24日閲覧。
- ^ 太田貴之「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、46頁。
- ^ a b 林幹洋(2015年6月3日). “名鉄阿久比駅:バリアフリーの完成を祝い式典”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ a b 駅時刻表:名古屋鉄道・名鉄バス、2019年3月24日閲覧
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 令和元年版知多半島の統計