ソチエタ・ポリスポルティーヴァ・アルス・エト・ラボール(Società Polisportiva Ars et Labor)、通称S.P.A.L.は、イタリア・エミリア=ロマーニャ州フェラーラにホームを置くサッカークラブである。Ars et Laborはラテン語で「芸術と労働」の意。2020-21シーズンはセリエBに所属。
歴史
SPAL(Società Polisportiva Ars et Labor)は、サレジオ会の司祭ピエトロ・アチェルビスによって1907年に設立。クラブカラーは、サレジオ会の紋章を象徴する白と水色である[1]。地方のクラブではあるが、SPALはイタリアサッカーの歴史において重要な役回りを演じてきた。1951年から1968年にかけて17シーズン中16シーズンセリエAに所属し、1960年には7位、1963年には8位になった。1962年にはコッパ・イタリア決勝に進出したが、当時セリエBのナポリに敗れた。この時期にはカルロ・マッツォーネやファビオ・カペッロが選手として在籍していた。2005年、2012年と2度にわたって経営破綻。SSDレアルSPAL(Società Sportiva Dilettantistica Real S.P.A.L.)として再建後の2013年、近郊のACジャコメンゼ (A.C. Giacomense) と合併して創設時の名称に戻った。