経録
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経録(きょうろく)は、仏教用語で、主に中国で編纂された仏教聖典(仏典)目録のことを言う。
中国
[編集]チベット
[編集]- デンカルマ目録 (dkar chag ldan dkar ma)[1]
- パンタンマ目録 (dkar chag 'phang thang ma)[2]
- チンプマ目録 (dkar chag bsam yas mchims phu ma) - 現存しない
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 原田 覺「デンカルマ目録」 - 日本大百科全書(ニッポニカ)、小学館。
- ^ 川越 2005, p. 115.
参考文献
[編集]- 林屋友次郎稿「隋代経録に関する研究」(『仏教論叢』常盤博士還暦記念、弘文堂書房、1933年)
- 常盤大定著『後漢より宋斉に至る訳経総録』(東方文化学院東京研究所、1937年)
- 林屋友次郎著『経録研究』前篇(岩波書店、1941年)
- 岡部和雄稿「経録と目録学」(『大正新脩大蔵経会員通信』81号、1977年)
- 内藤龍雄著『卓山房学叢』(龍興寺、1979年)
- 河野訓著『初期漢訳仏典の研究』(皇學館大學出版部、2006年)
- 佐藤裕亮稿「梁啓超の経録研究をめぐって」(『明日へ翔ぶ』2、風間書房、2011年)
- 川越英真「『パンタン目録』の研究」『日本西蔵学会会報』第51号、日本西蔵学会、2005年5月、115-131頁、NAID 110006164661。