草加駅
草加駅 | |
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東口 (2018年1月26日撮影) | |
そうか Soka | |
◄TS 15 谷塚 (1.6 km) (1.7 km) 獨協大学前〈草加松原〉 TS 17► | |
所在地 | 埼玉県草加市高砂二丁目5-25 |
駅番号 | TS16 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 | ■伊勢崎線(東武スカイツリーライン) |
キロ程 | 17.5 km(浅草駅起点) |
電報略号 | ソカ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線(他に通過線2線) |
乗降人員 -統計年度- |
[東武 1]78,019人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1899年(明治32年)8月27日 |
草加駅配線図 2016年まで | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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草加駅(そうかえき)は、埼玉県草加市高砂二丁目にある、東武鉄道伊勢崎線の駅である。「東武スカイツリーライン」の愛称区間に含まれている。駅番号はTS 16。
年表
- 1899年(明治32年)8月27日 - 東武鉄道北千住駅 - 久喜駅間開通と同時に開業[1]。
- 1985年(昭和60年)11月 - 下り高架ホーム供用開始。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 上り高架ホーム供用開始[2]。
- 1988年(昭和63年)8月9日 - 竹ノ塚駅 - 当駅間が高架複々線化[3]。伊勢崎線の駅としては初めて、上下ホームにエレベーターを1基ずつ設置。松原団地方に引き上げ線が1本敷設され、当駅始発・終着列車が設定される。
- 1997年(平成9年)3月25日 - 当駅 - 越谷駅間が高架複々線化。当駅始発・終着列車は越谷駅まで延長され廃止。
- 2010年(平成22年)12月10日 - 発車メロディを導入。
- 2012年(平成24年)3月17日 - 「TS 16」の駅番号が設定される[4]。
- 2016年(平成28年)8月21日 - 松原団地(現・獨協大学前)方の緩行線線路間に再度引き上げ線が完成。この日より竹ノ塚駅 - 当駅間を回送で使用開始[5]。
駅構造
島式ホーム2面6線を有する高架駅である。このうち外側2線は通過線となっている。
上り通過線が1番線、下り通過線が6番線に相当し、ホーム番号は2番線から振られている(このため、旅客案内上では東武動物公園駅やJR信越本線長岡駅などと同様、1番線が欠番で2 – 5番線の4線が存在するように見える)。
獨協大学前方の上下緩行線の間には引き上げ線が設けられ、竹ノ塚止まりの一部の列車が当駅まで回送し、この引き上げ線で折り返している。2020年6月6日のダイヤ改正と高架化工事の進捗により、竹ノ塚駅の引き上げ線が使用停止し、浅草駅 - 竹ノ塚駅間の運用が廃止されたが、竹ノ塚駅を発着する日比谷線からの直通電車は引き続き使用している。なお、非常時はこの引き上げ線を活用し、折り返し運転が行われる。
地上駅時代は下り線が島式ホームを持つ2面3線構造で、待避線は上下共用の中線であった。[6]
上り通過線の外側(東側)に保守機械(モーターカー等)の車庫がある。車庫からの線路は上り通過線に合流している。
また、浅草側には上り急行線と上り緩行線の間に線路が設けられているが接続はされておらず、横取装置を使用しているため保守機械用である。
のりば
下表の路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)で表記している。
番線 | 路線 | 方向 | 軌道 | 行先 |
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2 | 東武スカイツリーライン | 上り | 急行線 | 北千住・とうきょうスカイツリー・浅草・ 半蔵門線 渋谷・ 東急田園都市線 中央林間方面 |
3 | 緩行線 | 竹ノ塚・北千住・とうきょうスカイツリー・浅草・ 日比谷線 中目黒方面 | ||
4 | 下り | 獨協大学前・北越谷・北春日部・東武動物公園・ 日光線 南栗橋方面 | ||
5 | 急行線 | 新越谷・春日部・東武動物公園・ 伊勢崎線 久喜・ 日光線 南栗橋方面 |
- 駅名標の隣接駅名表記は急行線と緩行線で分かれており、新越谷駅と西新井駅も同じである。なお、同じ急行停車駅である越谷駅と北千住駅については、前者は下り方の準急・区間準急が各駅に止まるため、後者は全ホーム普通列車が発着できる構造のため緩行線の駅名となっている。
- 区間準急・準急・区間急行・急行はこの駅で特急の通過待ちを行う場合もあるが、越谷駅とは異なり主に朝夕時間帯時のみである。
- 日中における日比谷線方面各駅停車と半蔵門線方面急行の緩急接続は基本的に上下ともに当駅とせんげん台駅で行われる。
- 1・6番線は欠番。
バリアフリー対応
各ホームと改札内コンコースを連絡するエレベーターが各1基設置されているほか、エスカレーターは浅草方面ホームと改札内コンコースを連絡するものが2基、春日部方面ホームと改札内コンコースを連絡するものが1基設置されている。スロープは北側の改札口側に設置。このほか車椅子・オストメイト対応の多機能トイレが設置されている[7]。
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改札口(2018年1月26日撮影)
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ホーム(2018年1月26日撮影)
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ホーム(2018年1月26日撮影)
利用状況
2022年度の1日平均乗降人員は78,019人である[東武 1]。伊勢崎線の駅では北千住駅、新越谷駅、とうきょうスカイツリー駅(押上駅を含む)に次ぐ第4位であり、他線との乗り換えがない単独駅としては最も多い値である。
近年の1日平均乗降人員および乗車人員の推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員[9] |
1日平均 乗車人員[10] |
出典 |
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1960年(昭和35年) | 14,665 | ||
1965年(昭和40年) | 34,314 | ||
1970年(昭和45年) | 51,064 | ||
1975年(昭和50年) | 58,714 | ||
1980年(昭和55年) | 56,593 | ||
1985年(昭和60年) | 58,134 | ||
1989年(平成元年) | 67,315 | 34,181 | |
1990年(平成 | 2年)71,420 | ||
1993年(平成 | 5年)78,934 | 41,671 | |
1998年(平成10年) | 80,093 | 41,531 | |
1999年(平成11年) | 78,937 | 40,913 | [* 1] |
2000年(平成12年) | 78,586 | 40,640 | [* 2] |
2001年(平成13年) | 79,231 | 40,455 | [* 3] |
2002年(平成14年) | 78,781 | 40,151 | [* 4] |
2003年(平成15年) | 80,235 | 40,860 | [* 5] |
2004年(平成16年) | 80,626 | 40,991 | [* 6] |
2005年(平成17年) | 79,915 | 40,614 | [* 7] |
2006年(平成18年) | 78,724 | 39,921 | [* 8] |
2007年(平成19年) | 79,956 | 40,445 | [* 9] |
2008年(平成20年) | 80,689 | 40,631 | [* 10] |
2009年(平成21年) | 79,414 | 39,929 | [* 11] |
2010年(平成22年) | 79,327 | 39,821 | [* 12] |
2011年(平成23年) | 78,433 | 39,474 | [* 13] |
2012年(平成24年) | 80,993 | 40,684 | [* 14] |
2013年(平成25年) | 82,896 | 41,652 | [* 15] |
2014年(平成26年) | 82,844 | 41,578 | [* 16] |
2015年(平成27年) | 84,674 | 42,457 | [* 17] |
2016年(平成28年) | 85,738 | 42,884 | [* 18] |
2017年(平成29年) | 87,341 | 43,663 | [* 19] |
2018年(平成30年) | [東武 2]88,400 | 44,209 | [* 20] |
2019年(令和元年) | [東武 3]88,682 | 44,340 | [* 21] |
2020年(令和 | 2年)[東武 4]68,850 | ||
2021年(令和 | 3年)[東武 5]73,516 | ||
2022年(令和 | 4年)[東武 1]78,019 |
駅周辺
- 複合施設
- 行政
- 日本郵政グループ事業所
- 中草加郵便局
- 草加住吉郵便局
- 草加氷川郵便局
- 商業施設
- 宿泊施設
- 東横イン草加駅西口
- 教育
- 草加市立草加中学校
- 草加市立草加小学校
- 草加市立高砂小学校
バス路線
東口
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 | |
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草加駅東口 | 1 | 草加01 | 柳之宮・八潮車庫 | 八潮駅北口 | 東武バスセントラル | |
草加02 | 伊草団地・緑町三丁目 | 木曽根 | 平日夜間運転 | |||
草加03 | 伊草団地・八潮車庫 | 八潮駅北口 | ||||
草加04 | 伊草団地・緑町三丁目・八潮市役所・若柳交差点 | 八潮駅北口 | ||||
草加05 | 伊草団地・緑町三丁目・木曽根 | 八潮駅南口 | ||||
草加06 | 伊草団地・緑町三丁目・八潮市役所・八潮中央総合病院 | 八潮駅北口 | ||||
2 | 草加09 | 稲荷三丁目・伊草 | 八潮団地 | 深夜バス有り | ||
草加10 | 稲荷西公園・稲荷四丁目 | 稲荷五丁目 | ||||
3 | 草加12 | 住吉町・谷古宇橋・松原 | 草加車庫 | |||
草加17 | 手代町南・山王通り | 谷塚駅東口 | ||||
草加18 | 手代町南 | 山王通り | 手代町方面最終バス | |||
草加19 | 手代町会館南・手代町南 | 草加駅東口 | 手代町循環 | |||
4 | 空港連絡バス | 八潮駅北口 | 羽田空港 | 東武バスセントラル 京浜急行バス |
||
しらこばと号 | 八潮駅北口 | 成田空港 | 東武バスセントラル 東京空港交通 リムジン・パッセンジャーサービス 千葉交通 |
西口
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 | |
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草加駅西口 | 1 | 川11 | 西町・横道・新郷支所・江戸袋 | 川口駅東口 | 東武バスセントラル 国際興業 |
|
川12 | 氷川町・新堀・本郷橋・江戸袋 | 川口駅東口 | ||||
2 | 草加14 | 草加二丁目・草加市立病院・苗塚町・安行北谷中央・安行原団地 | 安行出羽 | |||
鳩06 | 西町・横道・新郷支所・江戸袋北 | 鳩ヶ谷駅東口 | 国際興業 | |||
草加11 | トクホンプラザ前・谷古宇橋・松原 | 草加車庫 | 東武バスセントラル | 土曜1本 | ||
草加15 | 草加二丁目・草加市立病院・男女土橋南 | 獨協大学前駅西口 | 土休日のみ運転 | |||
草加16 | 氷川上田公園・草加二丁目 | 草加市立病院 | ||||
草加20 | 西町・横道・安行北谷・安行原団地 | 清門西 | 平日22時台2本 | |||
草加23 | 新堀・横道・後峯・安行原久保・安行北谷 | 安行原久保循環(後峯先回り) | 始車より13時まで | |||
新堀・横道・安行北谷・安行原久保・後峯 | 安行原久保循環(安行北谷先回り) | 13時より終車まで | ||||
竹04 | 氷川町・新堀・柳島・竹の塚車庫 | 竹の塚駅西口 | ||||
3 | 草加22 | 氷川町・市営住宅前・遊馬町中・島忠ホームズ | 見沼代親水公園駅 | |||
S-1 | 氷川町・草加保健所 | 草加市立病院 | 草加市コミュニティバス パリポリくんバス南西ルート |
|||
市役所入口・吉町集会所・谷塚駅・ふれあいの里 | 見沼代親水公園駅 |
- 草加市コミュニティバス「パリポリくんバス」の運行は東武バスセントラル。
今後の予定
- 竹ノ塚駅付近の連続立体交差事業の工事において、同駅春日部方の引き上げ線が支障するため、当駅北側の緩行線上下線の間に8両対応の引上線が1本移設される。これに伴い、緩行線はホームの延伸や撤去が行われ、上り3番ホームは2015年10月9日に、下り4番ホームは同14日に、それぞれ停車位置が浅草方に移動した[11]。
- 前述のように、2020年6月6日のダイヤ改正をもって、竹ノ塚駅の引き上げ線が使用停止したため、竹ノ塚を始終着とする日比谷線の電車は草加まで回送される。
- 2019年度中に冷暖房付き待合室が設置される予定である[12]。
- 2023年度以降にホームドアが設置される予定である[13]。
隣の駅
- 東武鉄道
- 東武スカイツリーライン
- ■急行・■区間急行・■準急・■区間準急
- ■普通
- 谷塚駅 (TS 15) - 草加駅 (TS 16) - 獨協大学前駅〈草加松原〉 (TS 17)
脚注
注釈
出典
- ^ 「運輸開業免許状下付」『官報』1899年8月31日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「草加市内の一部きょう使用開始 東武鉄道伊勢崎線 高架複々線化工事」『交通新聞』交通協力会、1986年11月1日、1面。
- ^ 「東武鉄道 複々線区間 私鉄最長に」『交通新聞』交通新聞社、1988年7月27日、1面。
- ^ 『「東武スカイツリーライン」誕生!』(PDF)(プレスリリース)東武鉄道、2012年2月9日。オリジナルの2012年3月24日時点におけるアーカイブ 。2012年3月17日閲覧。
- ^ “東武鉄道伊勢崎線草加駅の引上線が使用開始される”. 鉄道ファン・railf.jp. 交友社 (2016年8月24日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ 「特集:東武鉄道」『鉄道ピクトリアル』40(臨時増刊)(537)1990年12月増刊号、鉄道図書刊行会。
- ^ “草加駅構内マップ”. 東武鉄道. 2023年7月22日閲覧。
- ^ 埼玉県統計年鑑
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 草加市統計書 - 草加市
- ^ “会議次第 平成26年11月11日” (PDF). 足立区議会 交通網・都市基盤整備調査特別委員会 (2014年11月11日). 2015年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月22日閲覧。
- ^ “東武、2019年度の駅施設改良工事 押上駅や中板橋駅などで実施”. raillab. クロゴ (2019年5月27日). 2019年8月24日閲覧。
- ^ “2023年度の鉄道事業設備投資計画” (PDF). 東武鉄道 (2023年4月25日). 2023年7月22日閲覧。
- 東武鉄道の1日平均利用客数
- ^ a b c “駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
- ^ “駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2019年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
- ^ “駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2020年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
- ^ “駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2021年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
- ^ “駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月13日閲覧。
- 埼玉県統計年鑑
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和2年)
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 埼玉県道402号草加停車場線 - 駅前通り
外部リンク
- 草加駅(駅情報) - 東武鉄道