ベーブ・ルース賞
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ベーブ・ルース賞(Babe Ruth Award)は、メジャーリーグベースボールのポストシーズンで、最も顕著な活躍をした選手に贈られる賞。受賞者の選定は、全米野球記者協会ニューヨーク支部によって行われる。ベーブ・ルース死去の翌1949年に制定された。
ポストシーズン全体での活躍をもとに選出されるため、ワールドシリーズMVP(1955年制定)とは受賞選手が異なる場合も多い(後述)。また、シリーズMVPが最終戦終了時に発表・表彰されるのに対し、ベーブ・ルース賞は通常、シリーズ終了の数週間後に発表・表彰される。
1975年にはその年のワールドシリーズで敗れたボストン・レッドソックスのルイス・ティアントが受賞している(シリーズMVPは勝ったシンシナティ・レッズのピート・ローズであった)。
2020年には敗れたタンパベイ・レイズのランディ・アロサレーナが受賞。史上2人目の敗れたチームからの選出となった。(MVPは勝ったロサンゼルス・ドジャースのコーリー・シーガーが受賞)
最も顕著な活躍をした選手に贈られる同賞だが、2001年、2017年、2019年には2人同時に受賞している。2017年に至っては2人同時にもかかわらず、シリーズMVPを受賞したジョージ・スプリンガーは選出されなかった。逆に1981年にはワールドシリーズで優勝したロサンゼルス・ドジャースから3人ものMVP受賞者がいたが、その中のロン・セイのみが選出された。
歴代受賞選手
太字はワールドシリーズMVPとの同時受賞。