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磯部保次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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磯部保次

磯部 保次(磯辺、いそべ やすじ、1868年9月12日明治元年7月26日[1]) - 1928年昭和3年)12月4日)は、常陸国出身の政治家実業家星亨の配下。

経歴

常陸国笠間藩(現在の茨城県笠間市)に生まれる。1891年12月に慶應義塾正科を卒業し[2]1895年東京馬車鉄道に入る。1908年立憲政友会から衆議院議員に当選し、大正3年に再選された。1909年東京鉄道取締役に就任。1910年東京瓦斯の前身である千代田瓦斯を設立。のち東京瓦斯常務。

ほか、旭工事株式会社社長、吾妻川電力第二吾妻川電力草津電気鉄道ボルネオ殖産日本曹達隆文館平和火災海上保険須川電力三協印刷小倉鉄道京王電気軌道三ツ引商事の各会社取締役。

天台宗の信仰者であった。

親族

長女の節子は1927年2月22日に銀行員澁澤武と結婚1928年5月8日に長男龍雄を出産。龍雄は、のちに澁澤龍彦の筆名で仏文学者評論家作家として知られた。

脚注

  1. ^ 『財界物故傑物伝 上巻』173頁。
  2. ^ 『慶應義塾出身名流列伝』87頁。

参考文献