Q (食感)
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Q(キュー)は、台湾で「弾力のある食感」「弾力のあるモチモチとした食感」「粘り気があるもちもちとした食感」を現わす語[1][2][3]。台湾人が好む食感とされる[3]。
イタリアのアルデンテに例えられることもある[1]。日本の和菓子で例えるならば、わらび餅や大福の食感が挙げられる[1]。
元々、台湾語において「粘り気」のことを「キウ」と発音していたが、これに当てはめる漢字が無かったため、アルファベットの「Q」で代用された[2]。
台湾には、「Q」の文字が入った食べ物が多数あり、以下に例示する。
- 百香雙Q果 - タピオカとナタデココが入ったドリンク[2]。
- QQボール - サツマイモにタピオカを混ぜ、丸めて油で揚げた食品[2]。QQ蛋。QQ球。地瓜球。
- 金Q餅 - 月餅風のスイーツ[1]。
- 雪Q餅(シュエキュービン) - モチモチの甘いスイーツ[4]。
出典
- ^ a b c d sweetsholic (2018年2月6日). “台湾の食べ物でよく見かける謎の言葉「軟Q」「QQ」って何? 日本人も大好きな食べ物にも「Q」は存在するらしい!”. Pouch. 2024年1月18日閲覧。
- ^ a b c d “台湾で人気の「Qグルメ」 Qって何?”. J-CAST. THE TIME, (2023年5月9日). 2024年1月18日閲覧。
- ^ a b 酒井亨「「呷飯皇帝大」 食に関する諺」『ワンテーマ指さし会話台湾×夜市』情報センター出版局、2011年。ISBN 978-4795843035。
- ^ 斎藤広子「毎小ワールドキッチン in 台北 台湾茶とスイーツに笑顔」『毎日小学生新聞』2022年1月13日。2024年1月18日閲覧。