ボーステック
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-3 北緯35度41分42秒 東経139度45分42秒 / 北緯35.69500度 東経139.76167度 |
設立 | 1997年(平成9年)8月6日 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 携帯電話用情報サービスの企画・開発・運用 |
代表者 | 吉田仁平(代表取締役) |
資本金 | 2億4,925万円 |
主要子会社 | 株式会社ビービーエムエフ |
外部リンク | www.bothtec.co.jp (Internet Archive) |
特記事項:ボーステック株式会社と株式会社ビービーエムエフは、2009年5月1日をもって、経営の一層の効率化と更なる事業価値の向上を図るため、株式会社ビービーエムエフ(現在の株式会社ビーグリー)を存続会社として、事実上の逆さ合併を実施した。上記データは合併時点のもの。 |
ボーステック株式会社(Bothtec, Inc.)は、『妖怪探偵ちまちま』や『EGGY』(後にプロジェクトEGGというものもできた)などを発売した、パソコンゲーム会社として業界でヒットメーカーとなった東京都の西日暮里で1984年に産声を上げた会社である。パソコンゲーム業界の特異なベンチャー;スキャップトラスト(Session61との企画を発端とする。ボーステックが果たした役割は大きい)の設立に加わった中心幹部者もかつて所属していた。PC-8801向けにアクションRPG『パラディン』を制作した漫画家などでもある赤松健も、また、元祖電脳アイドルと言われた千葉麗子 (フジTV系ドラマ 『ひとつ屋根の下』に出演など。カテゴリ アキバ系アイドル)を後に発掘しアイドルとして作り上げた者などといった個性的な者たちも所属していた。1984,5年当時にはゲーム雑誌(ログインやOh!PCなど)の雑誌広告についても斬新であるとライバル会社等からも注目された。当時は一部のゲームソフト会社の経営者どうしの情報交換会的なつながり=トリニティやSST(クリスタルソフト、シンキングラビット、ハミングバードソフト、システムサコム、システムソフト、ボーステック、BPS、日本ファルコム、スクウェア(法人としては後のスクウェア・エニックス・ホールディングスとなる))といったグループも存在していた。その後、携帯電話用アプリケーションの開発・企画会社とも認識されるソフトの開発・販売も行っていた会社としては設立は1997年8月とされ、本社所在地は東京都港区となった。前身となっていた旧法人(1984年設立のボーステック株式会社=かつて西日暮里に所在したパソコンゲーム会社)は1990年にクエスト(実質的なメンバーなどはほぼ同様)に合併され、1997年に同社のゲーム部門として分離される。 2004年3月3日に分社として設立されたD4エンタープライズへ「プロジェクトEGG」を事業譲渡し共同運営。2005年3月にビービーエムエフ(現:ビーグリー)と資本提携を行う[1]。
2006年10月よりD4エンタープライズにゲームコンテンツの知的財産権が引き継がれ、2009年5月1日にビービーエムエフ(現:ビーグリー)に吸収合併され消滅する。
製品(旧法人での製品も含む)
[編集]- PC用アプリケーションソフト
- ハイパー家計簿
- ハイパー住所録
- ハイパー出納簿 など
- 携帯電話用アプリケーション
- ムーミン谷の仲間たち
- アルプスの少女ハイジ
- ハイドライド
- ゲーム詩メロ
- トランプ・パラダイス
- ゲーム・サービス
- THE KING OF CHICAGO ザ・キング・オブ・シカゴ The King of Chicagoの日本語版
- トップルジップ
- 銀河英雄伝説シリーズ(2005年に版権契約解除)
- パラディン(PC-8800シリーズ用のアクションロールプレイングゲーム。)