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7

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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6 7 8
素因数分解 7 (素数
二進法 111
三進法 21
四進法 13
五進法 12
六進法 11
七進法 10
八進法 7
十二進法 7
十六進法 7
二十進法 7
二十四進法 7
三十六進法 7
ローマ数字 VII
漢数字
大字
算木
位取り記数法 七進法
漢字の七の筆順
漢字の七の筆順

7、しち、ひち、ち、なな、なー、seven)は、6 の次、8 の前の整数である。ラテン語ではseptem(セプテム)。

「七」の訓読みは「なな」、音読みは「しち」である。だが、「しち」という読みが言いにくく、また一(いち)、四(し)、八(はち)と聞き間違いやすいことから、他の数字なら音読みする文脈でも訓読みすることが多い(70(ななじゅう)など)。ただし、「7月(しちがつ)」は、聞き間違いを意識的に排除する場合を除き、音読みする。名数では、他の数字同様、後に続く語が音読みか訓読みかによって読みが決まる(「七福神(しちふくじん)」「七草(ななくさ)」など)が、希に、後に音読みが続くにもかかわらず訓読みするものもある(「七不思議(ななふしぎ)」など)。

七(しち)を「ひち」と発音する方言もある。例えば岐阜県の「七宗町」の読みは「ひちそうちょう」と公式に定められている。

性質

  • 4 番目に小さな素数であり、2 番目に小さいメルセンヌ素数でもある( 7 = 23 - 1 )。一つ前の素数は 5 であり、一つ後の素数は 11 である。また、次に現れるメルセンヌ素数は 31 である。
  • 27 - 1 = 127 は 4番目に小さいメルセンヌ素数である。
  • 7は2番目に小さい七角数で、一つ前が1、次が18
  • 1/7=0.142857142857142857142857...(下線部は循環節。循環節の長さは 6 )
  • 7! - 1 = 5039であり n! - 1 の形で素数を生む。ちなみに 7! + 1 = 5041 = 712 なのでこれは合成数である。
  • 5 と一組の (5, 7) は 2 番目の双子素数。一つ前は (3, 5)、次は (11, 13)。さらに (3, 5, 7)は唯一の三つ子素数。また (5, 7, 11, 13)は最小の四つ子素数。次は (11, 13, 17, 19)。
  • 2番目の8n-1型の素数である。この類の素数はx2-2y2と表せるが、7=32-2×12である。次は23
  • 5番目のトリボナッチ数である。一つ前は 4、次は 13。
  • 4番目のリュカ数である。一つ前は 4、次は11
  • 2番目の安全素数である。一つ前は 5、次は11
  • 22/7は、円周率の比較的良い近似値である。値は3.14285714…となる。これに関連して、7月22日円周率近似値の日となっている。
  • 平面図形である正七角形は、定規とコンパスによる作図が出来ない。六角形以下と、八角形十角形は、定規とコンパスのみで作図する事が出来る。
    • 360は、1から10までの数の内、7だけで割り切れない。
    • 1から10までの数の内、全ての奇数五個(1、3、5、7、9)で割り切れる、最小の数は315である。
    • 1から7までの七個全てで割り切れる、最小の数は420である。
    • 1から10までの十個全てで割り切れる、最小の数は2520である。
  • トーラス(円環)上の図表は、7色で彩色可能である(四色定理)。
  • 最初の7つの素数の2乗和は 666 になる。
  • 7 を含むピタゴラス数
    • 72 + 242 = 252
  • 九九では 1 の段で 1 × 7 = 7 (いんしちがしち)、 7 の段で 7 × 1 = 7 (しちいちがしち)と2通りの表わし方がある。
  • 7 までの和 : 1 + 2 + 3 + 4 + 5 + 6 + 7 = 28
  • 7 の階乗:7! = 1 × 2 × 3 × 4 × 5 × 6 × 7 = 5040
    • 7 × 8 × 9 × 10 = 5040 と、7から10の連続した値の掛け算も7!と同じ値になる。
  • 一辺を 7 とする
7 の累乗
72 73 74 75 76 77 78 79 710
49 343 2,401 16,807 117,649 823,543 5,764,801 40,353,607 282,475,249

7 の累乗値は、下2桁が 49 → 43 → 01 → 07 と巡回する。

その他 7 に関すること

筆記時、日本や韓国では1番の様に書かれる事が多い。その他の国では2番の様に書くのが一般的で、数字の1との区別の為に3番の様に線を入れたりする。日本人が1を強調して書く時に、縦棒線の上にカギを付けることがあるが、その字形は欧米では7と認識される可能性がある。
電卓やデジタル時計等の7セグメントディスプレイでの表記方法は2通りある

宗教に関する7

天文に関する7

遊びに関する7

7に関する作品

7個1組の概念

参考文献

関連項目

外部リンク

2桁までの自然数
(0) 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26 27 28 29
30 31 32 33 34 35 36 37 38 39
40 41 42 43 44 45 46 47 48 49
50 51 52 53 54 55 56 57 58 59
60 61 62 63 64 65 66 67 68 69
70 71 72 73 74 75 76 77 78 79
80 81 82 83 84 85 86 87 88 89
90 91 92 93 94 95 96 97 98 99
  • 太字で表した数は素数である。