ちょっと今から仕事やめてくる
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ちょっと今から仕事やめてくる | |
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ジャンル | 現代小説 |
小説:ちょっと今から仕事やめてくる ちょっと今から人生かえてくる | |
著者 | 北川恵海 |
出版社 | KADOKAWA |
レーベル | メディアワークス文庫 |
刊行期間 | 2015年2月25日 - 2019年7月25日 |
巻数 | 全2巻 |
漫画 | |
原作・原案など | 北川恵海 |
作画 | 鈴木有布子 |
出版社 | KADOKAWA |
掲載誌 | コミックフラッパー |
レーベル | MFコミックス フラッパーシリーズ |
発表号 | 2016年12月号 - 2017年5月号 |
巻数 | 全1巻 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 文学・漫画 |
『ちょっと今から仕事やめてくる』(ちょっといまからしごとやめてくる)は、北川恵海による日本の小説。メディアワークス文庫(KADOKAWA)より2015年2月から2019年7月まで刊行された。第21回電撃小説大賞のメディアワークス文庫賞を受賞[1]。コミカライズ版が『コミックフラッパー』(KADOKAWA)にて、2016年12月号から2017年5月号まで連載された。作画担当は鈴木有布子。2017年5月には実写映画化された。2019年7月時点で累計発行部数は70万部を突破している[2]。
あらすじ
[編集]この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
登場人物
[編集]- ヤマモト
- 本作の主人公。青山隆の小学校時代の同級生を名乗る男。関西弁で話す。駅で飛び込み自殺をしようとしていたところを再会と称して差し止め、彼を飲みに誘う。隆の職場での心情をよく読み取ったうえで「無理することはない」、「何のために営業に勤務しているのか」、「本当に自分がやりたいことなのか」などをよく考えるように諭す。本当に小学校時代の同級生なのかと隆から尋ねられた際には「わずかな間しかいなかった」としている。
- 青山 隆
- もう一人の主人公で語り部。ブラック企業の営業部に勤務している男。上司のパワハラに耐えかねた末に駅で飛び込み自殺をしようとしていたところをヤマモトに再会と称して止められる。当初は戸惑っていたが、ヤマモトと飲み交わし、彼にいろいろ諭されることで考えを改めていくようになる。
- 青山容子
- 隆の母。夫と共にブドウ農家を営む。
- 青山晴彦
- 隆の父。ブドウ農家を営む。
既刊一覧
[編集]小説
[編集]- 北川恵海(著)、KADOKAWA〈メディアワークス文庫〉、全2巻
- 『ちょっと今から仕事やめてくる』2015年2月25日発売[3]、ISBN 978-4-04-869271-7
- 『ちょっと今から人生かえてくる』2019年7月25日発売[4]、ISBN 978-4-04-912533-7
漫画
[編集]- 北川恵海(原作) / 鈴木有布子(作画) 『ちょっと今から仕事やめてくる』 KADOKAWA〈MFコミックス フラッパーシリーズ〉、2017年4月22日発売[5]、ISBN 978-4-04-069156-5
実写映画
[編集]ちょっと今から仕事やめてくる | |
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監督 | 成島出 |
脚本 |
多和田久美 成島出 |
原作 | 北川恵海 |
出演者 |
福士蒼汰 工藤阿須加 黒木華 森口瑤子 池田成志 小池栄子 吉田鋼太郎 |
音楽 | 安川午朗 |
主題歌 | コブクロ「心」 |
撮影 | 藤澤順一 |
編集 | 三篠知生 |
制作会社 | シネバザール |
製作会社 | 映画「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会 |
配給 | 東宝 |
公開 | 2017年5月27日 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 9億円[6] |
2017年5月27日公開の日本映画。監督は成島出、主演は福士蒼汰。原作の設定が一部改変され、バヌアツでのロケ撮影が行われた。
キャスト
[編集]- ヤマモト
- 演 - 福士蒼汰(主演)
- 青山隆
- 演 - 工藤阿須加
- 五十嵐美紀
- 演 - 黒木華
- 大場玲子
- 演 - 小池栄子
- 山上守
- 演 - 吉田鋼太郎
- 青山容子
- 演 - 森口瑤子
- 青山晴彦
- 演 - 池田成志
スタッフ
[編集]- 原作 - 北川恵海『ちょっと今から仕事やめてくる』(KADOKAWA刊)
- 監督 - 成島出
- 脚本 - 多和田久美、成島出
- 音楽 - 安川午朗
- 主題歌 - コブクロ「心」(ワーナーミュージック・ジャパン)
- 企画プロデューサー - 池田宏之
- プロデューサー - 甘木モリオ
- 撮影 - 藤澤順一
- 美術 - 西村貴志
- 録音 - 加藤大和
- 照明 - 上田なりゆき
- 編集 - 三篠知生
- 助監督 - 片島章三
- 音響効果 - 岡瀬昌彦
- スクリプター - 赤澤環
- プロダクションマネージャー - 根津文紀
- ラインプロデューサー - 宿崎恵造
- ヘアメーク - 田中マリ子
- 衣裳 - 宮本茉莉
- 装飾 - 高木理己
- 音楽プロデューサー - 津島玄一
- バヌアツロケコーディネート - SPT Port Vila Vanuatu(土山裕誉、大数加裕信、グリーン真由美)
- バヌアツ小学校教育監修 - 下村珠美(青年海外協力隊)
- 協力 - 独立行政法人国際協力機構
- 配給 - 東宝
- 制作プロダクション - シネバザール
- 製作 - 映画「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会(KADOKAWA、東宝、木下グループ、研音、シネバザール、パパドゥ音楽出版、朝日新聞社、GYAO、KDDI、WOWOW、アサツー ディ・ケイ)
舞台
[編集]2019年版
[編集]CBGKシブゲキ!!にて、2019年6月13日から6月23日にかけて上演された[7]。青山役を飯島寛騎、ヤマモト役を鈴木勝吾が演じた。脚本は田村孝裕、演出は深作健太。
キャスト(2019年版)
[編集]スタッフ(2019年版)
[編集]- 原作 - 北川恵海『ちょっと今から仕事やめてくる』(メディアワークス文庫 / KADOKAWA刊)
- 脚本 - 田村孝裕
- 演出 - 深作健太
- 美術 - 伊藤雅子
- 照明 - 吉川ひろ子
- 音響 - 長野朋美
- 衣裳 - ゴウダアツコ
- ヘアメイク - 久野友見
- 演出助手 - 大久保遼
- 舞台監督 - 逸見輝羊
- 制作統括 - 正川寛
- 宣伝美術 - 星野麻美
- 宣伝美術 - HASEGAWA OCTO
- 宣伝ヘアメイク - Tomomi(Heart Magic)
- 企画・制作 - インプレッション
- 主催・製作 - オスカープロモーション、テレビ朝日
2023年版
[編集]シアター1010にて、2023年4月22日から30日まで上演された[8]。
キャスト(2023年版)
[編集]- パフォーマー
スタッフ(2023年版)
[編集]- 原作 - 北川恵海『ちょっと今から仕事やめてくる』(メディアワークス文庫 / KADOKAWA刊)
- 演出 - 町田慎吾
- 脚本 - 葛木英
- 主催・制作 - トライフルエンターテインメント
脚注
[編集]- ^ 『このライトノベルがすごい!2016』宝島社、2015年12月5日、87頁。ISBN 978-4-8002-4766-7。
- ^ “累計発行部数70万部超の続編!『ちょっと今から仕事やめてくる』の珠玉の裏エピソード”. ダ・ヴィンチニュース. (2019年7月25日) 2020年12月14日閲覧。
- ^ “ちょっと今から仕事やめてくる”. KADOKAWA. 2022年12月14日閲覧。
- ^ “ちょっと今から人生かえてくる”. KADOKAWA. 2022年12月14日閲覧。
- ^ “ちょっと今から仕事やめてくる(漫画)”. KADOKAWA. 2022年12月14日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報』2018年3月下旬 映画業界決算特別号 p.33
- ^ 「飯島寛騎がブラック企業社員演じる「ちょいやめ」開幕、鈴木勝吾は「兄貴分」」『ステージナタリー』ナターシャ、2019年6月13日。2021年1月22日閲覧。
- ^ “舞台「ちょっと今から仕事やめてくる」公式サイト”. 2023年1月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- 映画『ちょっと今から仕事やめてくる』 - ウェイバックマシン(2016年8月3日アーカイブ分)
- 舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』(2019年版)
- 舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』(2023年版)
- 映画『ちょっと今から仕事やめてくる』 - YouTubeプレイリスト