アロー (ミニシリーズ)
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アロー | |
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The Arrow | |
監督 | ドン・マクブリーティ |
脚本 | キース・ロス・レッキー |
原作 | グレッグ・スチュアート |
製作 |
アーロン・キム・ジョンストン エリック・ジョーダン マーク・ヤング・レッキー ポール・スティーヴンス |
製作総指揮 |
ビクター・ソルニッキ ジャック・クレメンツ |
音楽 | クリストファー・デドリック |
製作会社 |
The Film Works Tapestry Pictures |
配給 | Morningstar Entertainment |
公開 | 1997年1月12日 |
上映時間 | 175分 |
製作国 | カナダ |
言語 | 英語 |
アロー(原題:The Arrow)は、1996年のカナダのミニシリーズ。監督はドン・マクブリーティ、出演はダン・エイクロイド、マイケル・アイアンサイド、クリストファー・プラマーなど。
アブロ・カナダ CF-105 アローの製作を試みたアブロ・カナダの社長、クロフォード・ゴードンを描く。事実に基づいているがフィクション作品であり、実際には起こらなかった出来事が描かれる他、架空の人物も登場する。
キャスト
[編集]- クロフォード・ゴードン:ダン・エイクロイド(小川真司)
- ケイト・オハラ:サラ・ボッツフォード
- ジャック・ウッドマン:ロン・ホワイト
- ジム・チェンバリン:エイダン・ディヴァイン(宮本充)
- ジェームズ・C・フロイド:ナイジェル・ベネット
- フレッド・スマイ:ジョナサン・ウィテカー(田原アルノ)
- エドワード・クリッチリー:イアン・D・クラーク(広瀬正志)
- ジョー・パロフスキー:デイブ・ブラウン
- ルビー・パロフスキー:キャサリン・フィッチ
- クラレンス・ハウ:ロビン・ギャメル(大木民夫)
- ジョン・ディーフェンベーカー首相:ロバート・ヘイリー(青山穣)
- ドワイト・D・アイゼンハワー大統領:マイケル・モリアーティ
- CIA長官:マイケル・アイアンサイド(小島敏彦)
- ジョージ・ヒース大臣:クリストファー・プラマー(大木民夫)
- ジューン・コールウッド:マウラレア・オースティン
- フェアチャイルド大佐:アート・ヒンドル
- ジョージ・パークス国防相:ヴァーノン・チャップマン(長島雄一)
- ウィルフ・カーティス空軍中将:フランク・アダムソン(小島敏彦)
- テレビリポーター:リー・J・キャンベル(青山穣)
- テレビニュースアナウンサー:リチャード・ハースト(青山穣)
製作
[編集]脚本の執筆から作品完成までには7年の期間を要した。本作はもともと長編映画の予定だったが、資金調達ができず、ミニシリーズに変更となった。プロデューサーがアメリカの放送局に放映権を売る事が出来ず、資金調達はカナダ内で行わなければならなかった。当初の予算は710万ドルだったが、撮影が始まる前から既に100万ドルもオーバーしていた。プロデューサーたちはシーンのカット・縮小によりコスト削減を図った。また、資金調達で予算を780万ドルに拡大した[1]。
主役にはダン・エイクロイドが起用されたが、彼がテレビドラマへの出演を快諾したのは20年ぶりであった[1]。
1957年10月4日に初代アローが披露されたイベントの再現シーンは、ウィニペグ国際空港で300人のエキストラとブラスバンドを集めて撮影された。アロー開発当時アブロ・カナダに従事しており、本物のアローの飛行テストを実際に目にしたテレビ司会者のエルウィ・ヨストも撮影を見物しており、彼の目には涙が浮かんでいたという[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c “Aykroyd and the Making of The Arrow | The Canadian Encyclopedia”. www.thecanadianencyclopedia.ca. 2023年5月30日閲覧。