アンネン・ポルカ (ヨハン・シュトラウス2世)
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『アンネン・ポルカ』(ドイツ語: Annen-Polka)作品117は、ヨハン・シュトラウス2世が作曲したポルカ。
解説
[編集]1852年の聖アンナ祭(7月26日)の前夜祭に、ウイーン2区のプラーター遊園地内の4番地に当時存在していた娯楽施設レストラン『ツム・ヴィルデン・マン(荒くれ男亭)』の中庭で開催された「森の音楽祭」で初演され、人気を博した。聖アンナ祭のために作曲されたことは疑いないが、同時に愛する母アンナにひそかに捧げたものともいわれる。
同年にプロイセン王国へ演奏旅行に出かけた際、ヨハン2世は「アンネン・ポルカの作曲家」として紹介された。ヨハン2世は1856年にロシアの鉄道会社と契約を結び、夏のシーズンにはパヴロフスクの駅舎で演奏会を指揮するようになった。この初めてのロシア公演の際にも同様に、ヨハン2世は「アンネン・ポルカの作曲家」として紹介されている。
なお、父のヨハン・シュトラウス1世も同名の『アンネン・ポルカ』を1842年に作曲しており、こちらも有名な作品である。
ニューイヤーコンサート
[編集]ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートへの登場歴
開催年 | 指揮者 | 備考 |
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1939年 | クレメンス・クラウス | |
1942年 | クレメンス・クラウス | |
1944年 | クレメンス・クラウス | |
1947年 | ヨーゼフ・クリップス | |
1949年 | クレメンス・クラウス | |
1955年 | ヴィリー・ボスコフスキー | |
1959年 | ヴィリー・ボスコフスキー | |
1966年 | ヴィリー・ボスコフスキー | |
1975年 | ヴィリー・ボスコフスキー | |
1984年 | ロリン・マゼール | |
1987年 | ヘルベルト・フォン・カラヤン | |
1998年 | ズービン・メータ | |
2009年 | ダニエル・バレンボイム | |
2015年 | ズービン・メータ |
使用作品
[編集]- Eテレ0655&2355 - 番組中のコーナー「トビなぞ」のBGMとして用いられる。
- パロディウスだ! - ファミリーコンピュータ版の3面BGMとしてアレンジされたものが使用されている。
参考文献
[編集]外部リンク
[編集]音楽・音声外部リンク | |
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Annen-Polka - ウィーン・シェーンブルン宮殿管弦楽団による演奏。公式YouTube。 | |
管弦楽:アンネン・ポルカ - 仁木他喜雄指揮、コロムビア管弦楽団による演奏。日本コロムビア社発売。 |