カナダ・フランス・ハワイ望遠鏡
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Canada–France–Hawaii Telescope | |
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運用組織 | カナダ国立研究機構, フランス国立科学研究センター, ハワイ大学マノア校 |
座標 | 北緯19度49分31秒 西経155度28分08秒 / 北緯19.8253度 西経155.4689度座標: 北緯19度49分31秒 西経155度28分08秒 / 北緯19.8253度 西経155.4689度 |
標高 | 4,204 m (13,793 ft) |
形式 | 光学望遠鏡, カセグレン焦点, 天文台 |
口径 | 3.58 m (11 ft 9 in) |
ウェブサイト |
www |
カナダ・フランス・ハワイ望遠鏡(Canada-France-Hawaii Telescope 、CFHT)は、アメリカのハワイ州マウナ・ケア山に設置された天文台である。マウナケア天文台群を構成する12の天文台の一つ。
概要
[編集]マウナケア山の山頂付近(標高4,204m地点)に位置する。口径3.58mのカセグレン式望遠鏡を有しており1979年よりハワイ大学とカナダ、フランス両政府により運用されている[1]。
観測機器
[編集]CFHTは3カ国によって共同開発された観測装置を備える。主な観測装置は以下の通り[2]。
- MegaPrime/MegaCam: 主焦点に取り付けられた36枚の2048×2048画素CCD(合計340メガピクセル)からなる広視野可視光撮像装置[3]
- WIRCam: 4枚の2048×2048画素CCDからなる広視野赤外線撮像装置。韓国と台湾も製作に参加した。
- ESPaDOnS: 高分散エシェル偏光分光計。偏光の電磁スペクトルを取得可能な独特な分光器。2004年に設置。
- SPIRou: 高分散エシェル赤外線偏光分光計(2022年-。ESPaDOnSの後継機で同様の偏光観測機能を持つ。高精度な視線速度の測定にも使用できる。2018年に設置。
脚注
[編集]- ^ CFHT. “About the Canada-France-Hawaii Telescope”. 2009年10月10日閲覧。
- ^ CFHT Instruments
- ^ MegaPrime/MegaCam Home Page
外部リンク
[編集]- The Canada-France-Hawaii Telescope Corporation (official site)
- Hawaiian Starlight
- Photos of the Canada-France-Hawaii telescope and other Mauna Kea observatories from "A Gentle Rain of Starlight: The Story of Astronomy on Mauna Kea" by Michael J. West. ISBN 0-931548-99-3.