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ジェイソン・シュミット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェイソン・シュミット
Jason Schmidt
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アイダホ州ルイストン
生年月日 (1973-01-29) 1973年1月29日(51歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1991年 ドラフト8巡目
初出場 1995年4月28日
最終出場 2009年8月5日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジェイソン・デイヴィッド・シュミットJason David Schmidt, 1973年1月29日 - )は、アメリカ合衆国アイダホ州ルイストン出身の元プロ野球選手投手)。

経歴

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高校時代から本格派として鳴らし、アリゾナ大学を始め強豪校から奨学生として誘われるが、それらを辞退し1991年ドラフトアトランタ・ブレーブスに8巡目(全体205位)指名で入団。1995年4月28日にメジャーデビュー。当時リーグ最強の投手陣を誇っていたブレーブスの中にあってなかなか結果を残せず、1996年7月に故障者リスト入りし、8月30日にピッツバーグ・パイレーツトレードされた。1997年からは先発に定着し、3年連続2桁勝利を挙げるも、勝率は5割だった。2000年に肩を故障。手術によって後半戦を棒に振り、翌2001年7月30日にサンフランシスコ・ジャイアンツへトレードされた。

ジャイアンツ移籍後は球速が98mph(約158km/h)まで伸びたことに加え[1]、それまでの速球主体からチェンジアップなどによる緩急を付けた投球に変えたことで成績が向上した。2003年オールスターに初出場し、最優秀防御率のタイトルを獲得した。2004年は前半戦でサイ・ヤング賞候補の筆頭に挙げられる活躍を見せるが怪我で離脱。2005年も怪我の影響で不本意な成績に終わった。2006年6月6日に16奪三振を記録し1試合の奪三振数で球団記録に並んだ。オフにロサンゼルス・ドジャースに3年総額4700万ドルでFA移籍した。2007年、リーグ2位の高給取りとなったが、怪我のため1勝4敗に終わり、2008年も怪我のため1試合も登板できず、シーズンを棒に振った。

90mph後半の速球を持っているが、昔のように球速に頼らなくなったことでチェンジアップスライダーツーシームを効果的に使えるようになり、奪三振率も向上した。ここ数年は相次ぐ故障に悩まされている。

詳細情報

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年度別投手成績

[編集]




















































W
H
I
P
1995 ATL 9 2 0 0 0 2 2 0 -- .500 119 25.0 27 2 18 3 1 19 1 0 17 16 5.76 1.80
1996 13 11 0 0 0 3 4 0 -- .429 274 58.2 69 8 32 0 0 48 5 1 48 44 6.75 1.72
PIT 6 6 1 0 0 2 2 0 -- .500 171 37.2 39 2 21 0 2 26 3 0 19 17 4.06 1.59
'96計 19 17 1 0 0 5 6 0 -- .455 445 96.1 108 10 53 0 2 74 8 1 67 61 5.70 1.67
1997 32 32 2 0 0 10 9 0 -- .526 825 187.2 193 16 76 2 9 136 8 0 106 96 4.60 1.43
1998 33 33 0 0 0 11 14 0 -- .440 916 214.1 228 24 71 3 4 158 15 1 106 97 4.07 1.40
1999 33 33 2 0 1 13 11 0 0 .542 937 212.2 219 24 85 4 3 148 6 4 110 99 4.19 1.43
2000 11 11 0 0 0 2 5 0 0 .286 295 63.1 71 6 41 2 1 51 1 0 43 38 5.40 1.77
2001 14 14 1 0 0 6 6 0 0 .500 357 84.0 81 11 28 2 7 77 3 1 46 43 4.61 1.30
SF 11 11 0 0 0 7 1 0 0 .875 284 66.1 57 2 33 1 0 65 5 0 29 25 3.39 1.36
'01計 25 25 1 0 0 13 7 0 0 .650 641 150.1 138 13 61 3 7 142 8 1 75 68 4.07 1.32
2002 29 29 2 2 1 13 8 0 0 .619 769 185.1 148 15 73 1 2 196 12 0 78 71 3.45 1.19
2003 29 29 5 3 1 17 5 0 0 .773 819 207.2 152 14 46 1 5 208 7 1 56 54 2.34 0.95
2004 32 32 4 3 0 18 7 0 0 .720 907 225.0 165 18 77 3 3 251 7 1 84 80 3.20 1.08
2005 29 29 0 0 0 12 7 0 0 .632 757 172.0 160 16 85 4 5 165 7 1 90 84 4.40 1.42
2006 32 32 3 1 2 11 9 0 0 .550 894 213.1 189 21 80 6 6 180 11 1 94 85 3.59 1.26
2007 LAD 6 6 0 0 0 1 4 0 0 .200 125 25.2 32 4 14 2 1 22 2 0 20 18 6.31 1.79
2009 4 4 0 0 0 2 2 0 0 .500 83 17.2 16 1 12 1 3 7 0 0 12 11 5.60 1.58
MLB:15年 323 314 20 9 5 130 96 0 0 .575 8532 1996.1 1846 184 792 35 52 1757 93 11 958 878 3.96 1.32
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

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投手(P)












タイトル

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記録

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背番号

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  • 46(1995年 - 1996年途中)
  • 42(1996年途中 - 1997年)
  • 22(1998年 - 2001年途中)
  • 29(2001年途中 - 2007年、2009年)

脚注

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  1. ^ ドジャースキラー ジェイソン・シュミット『月刊スラッガー』2004年2月号、日本スポーツ企画出版社、雑誌15509-2、26-28頁。

外部リンク

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