ジーザス・ディアマンテ〜夢の王の夢〜
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『ジーザス・ディアマンテ〜夢の王の夢〜』(ジーザス・ディアマンテ ゆめのおうのゆめ)は、1990年に宝塚歌劇団星組[1]により上演された草野旦作・演出によるグランド・ショー(形式名)[1]。24場[1]。
公演期間と公演場所
[編集]構成
[編集]※「()」の人物は配役。
- 第1場 エリュシオン(天国)
- 第2・3場 ジーザス・ディアマンテ
- 第4・5・6場 愛の宝石
- 第7・8・9場 童夢戦争
- 『ウエスト・サイド物語』のメロディーに乗って、王ソール(日向薫)と 王妃マール(毬藻えり)が夫婦喧嘩。王は王妃をなだめるために2人の子供時代〈少年時代のソール(紫苑ゆう)・少女時代のマール(洲悠花)〉の話を始める。
- 第10・11・12・13・14場 夢の戴冠式
- 第15場 夜の亡霊
- 宝石を求めて夜の亡霊たちが墓を掘ると、墓の中より宝石を食う女(毬藻えり)が現れる。
- 第16・17場 コーイヌール
- コーイヌール歌手(一樹千尋)が歌う中、血塗られたダイヤモンド・コーイヌールを巡り、夢の王(紫苑ゆう)と宝石を食う女(毬藻えり)の激しいデュエットダンスが繰り広げられる。
- 第18・19場 エリュシオン(天国)
- ジーサス(日向薫)を中心に精霊たちが歌い踊る。
- 第20場 ジーザス・ディアマンテA
- ジュエリー・シンガー(紫苑ゆう)が宝石を手に歌う。
- 第21・22場 ジーザス・ディアマンテB・C
- ジュエリー・ロケットたちのロケットダンス。
- 第23場 ジーザス・ディアマンテD
- 天国のシンガー(花愛望都)の歌に乗せて、天国のダンサー(日向薫・紫苑ゆう・毬藻えり)が踊る。
- 第24場 ジーザス・ディアマンテE
- エトワール(洲悠花)の歌に始まり、出演者全員による豪華なフィナーレ。
主な配役
[編集]※下記の配役は宝塚・東京共通。
スタッフ
[編集]※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両公演共通。
- 作・演出:草野旦[1]
- 作曲[2]・編曲[2]:寺田瀧雄・高橋城・吉田優子
- 音楽指揮:野村陽児(宝塚)[2]、伊沢一郎(東京)[3]
- 振付[2]:羽山紀代美・尚すみれ・名倉加代子・家城比呂志
- 装置:大橋泰弘[2]
- 衣装:任田幾英[2]
- 照明:勝柴次朗[2]
- 小道具:万波一重[2]
- 効果:切江勝[2]
- 音響監督:松永浩志[2]
- 演出助手[2]:谷正純・中村一徳
- 舞台進行:恵見和弘[2]
- 製作担当:長谷山太刀夫(東京)[3]
- 制作:小林公一[2]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。