スタジオ150
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『スタジオ150』 | ||||
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ポール・ウェラー の カバー・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | V2レコード | |||
プロデュース |
ポール・ウェラー ヤン・カイバート | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ポール・ウェラー アルバム 年表 | ||||
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『スタジオ150』(英:Studio 150)は、ポール・ウェラーが2004年に発表したアルバム。V2レコードへの移籍第1弾アルバムで、全曲カヴァー。
解説
[編集]タイトルの「スタジオ150」とは、本作のレコーディングが行われたオランダ・アムステルダムのスタジオの名前。スパイス・ガールズやザ・ヴァーヴ等と仕事をしたレコーディング・エンジニアのヤン・カイバートを、共同プロデューサーに起用した。
イギリスでは通常版CDの他、DVD付初回盤、LPが同時発売された。後にドイツ・ベルリンでのラジオ・ライブを収録した限定2枚組が発売された。また、ウェラー初の5.1chサラウンド・ミックスが作られ、SACDで発売された。日本盤は2曲のボーナストラックを収録、アメリカ盤は別カバー・デザインで初回盤には6曲入りボーナス・ディスクが付属された。
アルバム発売の翌月には、収録曲を中心としたスタジオ・コンサートの同名DVDが発売された。
収録曲
[編集]- イフ・アイ・クドゥ・オンリー・ビー・シュア - "If I Could Only Be Sure" - 3:41
- オリジナルはノーラン・ポーター
- ウィッシング・オン・ア・スター - "Wishing On A Star" - 5:09
- オリジナルはローズ・ロイス
- ドント・メイク・プロミス - "Don't Make Promises" - 3:19
- オリジナルはティム・ハーディン
- ボトル - "The Bottle" - 3:02
- オリジナルはギル・スコット・ヘロン
- ブラック・イズ・ザ・カラー - "Black Is The Colour" - 3:29
- スコットランド民謡
- クロス・トゥ・ユー - "Close To You" - 2:58
- オリジナルはカーペンターズ ※2020.10.15追記 オリジナルはカーペンターズではなく、Richard Chambarlain、作曲はバートバカラック。映画「Twilight of horneor]」の挿入曲。Paul Wellerのカバーはこのオリジナルと1967年にDusty Springfieldがカバーしたバージョンをさらにソウルフルに仕上げている。
- アーリー・モーニング・レイン - "Early Morning Rain" - 3:47
- オリジナルはゴードン・ライトフット
- ワン・ウェイ・ロード - "One Way Road" - 3:19
- オリジナルはオアシス
- ヘラクレス - "Hercules" - 3:27
- オリジナルはアーロン・ネヴィル
- シンキング・オヴ・ユー - "Thinking Of You" - 3:49
- オリジナルはシスター・スレッジ
- オール・アロング・ザ・ワッチタワー - "All Along The Watchtower" - 5:54
- オリジナルはボブ・ディラン
- バーズ - "Birds" - 3:29
- オリジナルはニール・ヤング
- 日本盤は30秒の空白を経て下記ボーナス・トラック(シングル「ウィッシング・オン・ア・スター」のカップリング2曲)収録
- オリジナルはニール・ヤング
- ファミリー・アフェア - "Family Affair" - 3:14
- オリジナルはスライ&ザ・ファミリー・ストーン
- レット・イット・ビー・ミー - "Let It Be Me" - 4:17
- シャンソンの楽曲。英語版はエヴァリー・ブラザーズのヒットで有名
アメリカ盤ボーナス・ディスク
[編集]- Corrina Corrina
- Family Affair
- Coconut Grove
- Needle and Pins
- Let It Be Me
- Don't Go to Strangers
イギリス限定盤ボーナス・ディスク
[編集]- Thinking of You (Live Radio Session - RBB Sendesaal)
- The Bottle (Live Radio Session - RBB Sendesaal)
- One Way Road (Live Radio Session - RBB Sendesaal)
- Wishing on a Star (Live Radio Session - RBB Sendesaal)
- If I could only be Sure (Live Radio Session - RBB Sendesaal)
- Come Together
シングル及びカップリング曲
[編集]- ボトル(全英13位)- 日本でも同じ形態でリリースされた
- コリーナ・コリーナ - "Corrina Corrina"(オリジナルはボ・カーター)
- ココナツ・グローヴ - "Coconut Grove"(オリジナルはラヴィン・スプーンフル)
- ボトル (Big Boss Man Remix)
- ボトル - "Bottle (Big Boss Man Vocal Mix)"
- ボトル - "Bottle (Big Boss Man Instrumental Mix)"
- ウィッシング・オン・ア・スター(全英11位)- アルバムの日本盤CDにはカップリング曲も含めて全曲収録
- ファミリー・アフェアー - "Family Affair"
- レット・イット・ビー・ミー - "Let It Be Me"
- シンキング・オヴ・ユー(全英18位)
- "Don't Go To Strangers"(オリジナルはエタ・ジョーンズ)
- "Needles And Pins"(オリジナルはジャッキー・デシャノン)
- シンキング・オヴ・ユー(Live at Riverside) [DVDシングル]
- アーリー・モーニング・レイン - "Eary Morning Rain(Live at Riverside)"
- ウィッシング・オン・ア・スター - "Wishing on a Star (Beta Band Remix)"
- アーリー・モーニング・レイン(全英40位)
- "Come Together"(オリジナルはビートルズ)
参加ミュージシャン
[編集]- ポール・ウェラー - ボーカル、ギター、キーボード
- デーモン・ミンケラ - ベース
- スティーヴ・ホワイト - ドラムス、パーカッション
- スティーヴ・クラドック - ギター(on 1. 7. 12.)
- ダニー・トンプソン - ダブル・ベース(on 3. 10.)
- エリザ・カーシー - ヴァイオリン(on 5. 7.)
- Stefan Schmid - シンセサイザー(on 5.)
- Bill Nusinger - マンドリン(on 5.)
- Dalbir Singh Rattan - タブラ
- ペトラ・ローザ - ハープ
- ベンジャミン・ハーマン - サックス、フルート
- Joeri De Vente - フレンチホルン
- David Kweksiber - クラリネット
- Louk Boudesteijn - トロンボーン
- Frans Cornelissen - チューバ
- Jan Van Duikeren - トランペット、フリューゲルホルン
- The Stands - バッキング・ボーカル(on 8.)
- カーリーン・アンダーソン - バッキング・ボーカル(on 11. 12.)
- サム・ブラウン - バッキング・ボーカル(on 11. 12.)
- クラウディア・フォンテーン - バッキング・ボーカル(on 11. 12.)