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ノート:神経

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第4段落の「分類の困難」についてコメント

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WIKIPEDIA 神経  第4段落 神経を分類するには、・・・以下


しかし一本の末梢神経を例に取っても、純粋に一つの機能を持った神経が束ねられたものは少なく、機能的に異なる神経が混在することから、神経の分類の困難さがわかる。


分類の困難の経過について述べられていれば意味は明確なのですが、このままの文章ですと、学説が現在において混乱しているのか、複雑なために簡潔にWIKIPEDIAにまとめにくいのかなど、複数の解釈が成り立ち曖昧になっています。また、歴史が述べられたとしても、困難だったのは昔の苦労話なので、分類の解説とは切り離すべきだと思う。そこで以下に改定案を示す。

改定案: 神経解剖学では体系的な分類がなされている。一部に曖昧さを残すところがあるのと、複雑・多岐にわたるので憶えにくいが、診断・治療・研究の根幹をなす分類である。分類法としては、形や分布に基づく解剖学的な分類と、神経機能に関する分類がある。解剖学的には中枢神経、末梢神経、脳神経、脊髄神経などの分類がある。個別の末梢神経の部位と形状(末梢神経が分岐・融合する)、中枢神経の中の神経細胞の集合や、線維連絡にも個別の名称がある。また、神経の機能につき、感覚神経、運動神経、体性神経、内臓神経、交感神経、副交感神経、脳の中の神経機能による分類(視覚中枢など)がある。 したがって、単一のニューロンが複数の属性を持ちうる。(例:自律神経の感覚性ニューロン) su_su  07/ 3/13 Tue 23時38分

確かに現状のこの神経の項目はすこしいい加減すぎで、抜本的な改良が必要だと思います。なんだかダラダラと加筆を加えられてきただけで、段落が増えるばかりで体系化されていない印象を受けます。個人的にはこの神経の項目は、他の神経に関わる分野神経解剖学神経生理学脳科学などのポータルになるような大分類であるべき、と思っています。

さて個人的には解剖学は得意ではないのですが、su_suさんがおっしゃるように体系的な分類についてちゃんと記述すべきと思います。ただ、ワタシの意見ではsu_suさんお書きになったような分類を可能な限り細分化して、箇条書きにするのが適切ではないか、と思います。--レイキャビク 2007年3月13日 (火) 16:32 (UTC)[返信]

レイキャビクさんのおっしゃるのはごもっともです。古い平凡社の百科事典では、用語の解説から始まり、イカの神経に始まる系統発生、脊椎動物の神経、神経の組織、神経の電気生理などが2頁にわたって書かれています。これに比べると確かに、構成・内容ともに見劣りがします。 しかし、この方向性での再編集のご要望につきましては、原文を、百科事典らしく並べ替えてたたき台とするだけにしても、期日は無期限ということでお願いします。 ところで、私が提案しているのはごく些末なことです。「分類が困難」というのは、専門家の怠慢ともとれなくはないと感じたことに論点を限っています。もしこの文章で、内容が複雑だという主張を込めたいなら、項目を羅列する文を加えて、「なるほど複雑」という文にするというオプションもありますという指摘です。逆に、百科事典としての簡略な表現に注目すれば、「詳しくは専門書を参照」でも構わないと思います。 雑な表現で恐縮ですが、神経を情報(神経信号)を伝える道路にたとえると、百科事典の神経の項目に体系的な神経の分類を紹介することは、道路の項目に道路地図の項目を付け加える形に相当するのでは、と危惧しています。 また、身長30cmでも2mでも共通に分類するので、「AとCの間をBとする」、「末梢部分をCとする」というような、実用的・伝統的な定義・命名を多く含みます。したがって、分類法自体の概説が成り立ちにくい分野です。 07/ 3/19 Mon 22時46分 su_su

ちょっとおっしゃることがイマイチ汲み取れないのですが、分類法なんて数種類しかないと思います。もちろん個々の神経細胞がどういう名前か、なんて所まで行けば大変な事になりますが、まず必要なのは、カテゴリーがいくつも存在する事を知らせ、どういうカテゴリーが存在するかを知らせるコトではないでしょうか。それぞれの神経がどこに属してどういう名称かは、その後の話だと思います。--レイキャビク 2007年3月19日 (月) 17:52 (UTC)[返信]


例えば、 http://neurosci.biophys.kyoto-u.ac.jp/pdf/cerebellarneuron.pdf

上記のサイトでは、小脳のネットワークを構成する5種類の神経細胞が出てきます。機能的には「抑制、促通、長期抑圧」などがあります。伝達物質路その受容体(例:顆粒細胞のNMDA型)による分類があります。形態学的には登上線維などの立体構造による分類を読み取れると思います。 つまり個別の神経細胞につき、形状、解剖学的な部位、ネットワーク全体の位置付け、生理学的な分類(興奮性、抑制性)、伝達物質の種類などの属性があります。 大きなくくりとしては、小脳は体性運動性で運動の調整をする中枢で、回路的には感覚性の入力もあります。


神経の分類を列挙した結果が数種類にとどめるようにするには、網羅しない条件が必要です。 例えば、神経を神経細胞(= ニューロン)に限り、光学顕微鏡での特徴だけで分類すると、ニューロンは、信号を受ける側の樹状突起、本体の細胞体、信号を送り出す軸索に分けられます。全体が軸索と細胞体からなる単極型、軸索、樹状突起、細胞体からなる双極型やそのほかの分類があります。細胞体の形の特徴から円錐状に見える錐体細胞、小型で顆粒状に見える顆粒細胞などの分類があります。信号の流れと回路上の位置から、休心性、遠心性、介在ニューロンの分類があります。これで分類は三腫ですが、顕微形態的分類のすべてではありません。さらに、新発見が新分類を生むこともあるでしょう。

「神経」をキーワードとした、雑多な用語を小奇麗に分類できるとすれば、それなりのポリシーがないと不可能です。また、ポリシーには説得力ある理論的背景が必要なのはいうまでもないと思います。


別な観点で、書籍の百科事典にならって、「神経」の見出しだけ書いてみました。 --- 用語と総説--- --- 系統発生と脳化--- --- 脊椎動物の神経--- --- ヒトの肉眼解剖学--- --- 組織学--- --- 神経生理学--- --- 神経生化学--- --- 神経内分泌学---

以上で網羅されておりませんが、分類法を持つほかのジャンルがあるという、例示の一つです。

07年 3月22日 木曜 21時47分 su_su

ようやくおっしゃる意味が解りました。su_suさんの言われているのは、個々の神経細胞の分類ですね。しかし、一般に「神経」と言う場合、神経細胞レベルの話ではなく、もっと組織レベルというか、通常もっと大きな分類、機能としての神経を指すと思います。たとえば運動神経、感覚神経、交換神経、副交感神経、脳神経、などなど。脳は大分類の脳から大脳・中脳・小脳・脳幹・延髄程度でしょうか。

ワタシの考えでは、神経というこの項目は神経系全体に対するポータルであるべきではないか、と言う立場でして、そういった神経系内の大分類へのリンクを促すようなページであった方がいいのではないか、という立場です。ここで小脳の顆粒細胞と星状細胞が、なんて話まで踏み込んでしまうと、小脳の項目の存在意義が失われちゃうので、もうおおまかに全部の神経を10個くらいに大ナタ振るって分類して、あとは個別の項目におまかせ(丸投げ?)、と言う感じがいいのでは、と思っております。

あと、署名をつけていただけますか。編集ウインドウ上部の右から二つ目のアイコン、あるいはチルダ4つで署名になります。よろしくお願いします。--レイキャビク 2007年3月22日 (木) 15:57 (UTC)[返信]


わかりにくい文章で、大変申し訳ありません。私が大ナタを振るうつもりがないのは、以前書いた「期日は無期限」ということで、ご了解ください。 議論が長引いた場合の参考に多少調査しました。総説のところからつまづき、たたき台も登場させたくありません。手持ちの本では神経研究の歴史は石器時代にはじまり、地道な研究が連綿と続いています。ある意味で現行の文章はまとまっているというのが、私の基本的な認識です。(もともとの提案は「些末」です。) ところで、チルダ云々の件ですが、エディターでデータ管理をしているので、このままでお願いします。日時・署名の入力に困っておりません。以前にも当サイトで勧められたうえで、現行のようにしています。あしからず。 su_su 07年 3月24日 土曜 22時41分