メイフェアサラダドレッシング
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メイフェアサラダドレッシング | |
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種類 | サラダドレッシング |
発祥地 | アメリカ合衆国 |
地域 | ミズーリ州 セントルイス |
考案者 | メイフェアホテルのCornelius Deken |
メイフェアサラダドレッシング(Mayfair salad dressing)は、セントルイスのメイフェアホテルで作られた、アンチョビを用いたドレッシングである。ミズーリ州で初めての5つ星ホテルであるこのホテルのレストラン"The Mayfair Room"で最初に提供された[1]。シェフのFred Bangerterが1953年頃に発明したと考えられている。この時代で1番のウエイターであるHarry Amosの名前が挙げられることもある。
材料
[編集]伝統的には、コーン油やキャノーラ油等の油、全卵をベースに、アンチョビ、ニンニク、マスタード(ホースラディッシュのマスタードが使われることもある)、セロリ、タマネギ、シャンパン、黒コショウを加える[2]。グルタミン酸ナトリウムを加えることもある。
セントルイスの歴史あるNantucket Cove restaurantでは、オーナーがメイフェアホテルから直接、厳重に守られた秘密のレシピを購入し、看板メニューとなっている。オリジナルのレシピは秘密となっているが、今日では、セントルイスのレストランで様々にアレンジしたメイフェアサラダドレッシングがメニューに載っている[3]。
出典
[編集]- ^ Treacy, Patricia (2005). The Grand Hotels of St. Louis. Arcadia. p. 72. ISBN 9780738539744 28 January 2013閲覧。
- ^ Dr. John L. Oldani (2012). Passing It On: Folklore of St. Louis, 2nd Edition, Revised and Updated. Reedy Press LLC. ISBN 9781935806356 3 February 2016閲覧。
- ^ Pollack, Ann Lemons (2016). Lost Restaurants of St. Louis. Arcadia Publishing