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ヴィーナス (ショッキング・ブルーの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ヴィーナス」
ショッキング・ブルーシングル
初出アルバム『アット・ホーム』
B面 ホット・サンド
リリース
ジャンル フォークロックサイケデリック・ロック
時間
レーベル オランダの旗Pink Elephant
イギリスの旗Penny Farthing
アメリカ合衆国の旗Colossus
日本の旗Polydor/日本グラモフォン
作詞・作曲 ロビー・ファン・レーベン
プロデュース ロビー・ファン・レーベン
ゴールドディスク
  • ゴールド(RIAA
チャート最高順位
  • 最高位1位(ビルボードHot 100
  • 最高位2位(オリコン
  • 最高位3位(オランダ
  • テンプレートを表示

    ヴィーナス」(Venus) は、オランダロックグループショッキング・ブルー (The Shocking Blue) が1969年リリースしたシングル作詞および作曲は、ロビー・ファン・レーベン (Robbie van Leeuwen / Robert Leeuwen)。

    解説

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    1970年2月7日にビルボード (Billboard) 誌「Hot 100」の週間ランキングで第1位、ビルボード誌の1970年年間ランキングで第22位[2][3]となる。ビルボード誌の集計ではショッキング・ブルー最大のヒット曲となった。フランスドイツイタリアスペインベルギーで週間チャートが1位になり、オランダは週間チャート最高位が第3位であった。日本のオリコンでは、最高2位、洋楽チャートで1970年3月9日付から12週連続1位、1970年度年間1位[4]となる。

    ママス&パパスキャス・エリオットがかつて在籍した、アメリカのフォークグループであるザ・ビッグ・スリー (The Big 3) が1963年に発表したシングル「ザ・バンジョー・ソング」にインスパイアされた曲と喧伝される[5]

    バナナラマによるカバー

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    「ヴィーナス」
    バナナラマシングル
    初出アルバム『ヴィーナス〜バナナラマ3
    B面 ホワイト・トレイン
    リリース
    ジャンル ダンス・ポップ
    時間
    レーベル ロンドン・レコード
    作詞・作曲 Robbie Leeuwen
    プロデュース ストック・エイトキン・ウォーターマン
    ゴールドディスク
    • ゴールド(RIAA
    チャート最高順位
  • 3位(イギリス[6]
  • 週間43位(オリコン[7]
  • バナナラマ シングル 年表
    ビーチ・ホテルでアイ・ラヴ・ユー
    (1985年)
    ヴィーナス
    (1986年)
    モア・ザン・フィジカル
    (1986年)
    テンプレートを表示

    バナナラマのカバー曲は、1986年9月6日にビルボード誌「Hot 100」の週間ランキングで第1位[8]、ビルボード誌の1986年年間ランキングで第30位となる。ビルボード誌の集計では、バナナラマ最大のヒット曲となった。日本のオリコンでは最高43位、洋楽チャートで1986年11月17日付から9週連続1位[7]となる。ビルボード誌「Hot 100」とオリコン洋楽チャートで、同じ曲で2組のアーティストが1位を獲得した楽曲となる。

    イギリス盤

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    EPレコード[9]
    #タイトル作詞・作曲
    1.ヴィーナス(Venus)Robbie Leeuwen
    2.ホワイト・トレイン(White Train)Keren Woodward, Patrick Seymour, Phil Bishop, Sara Dallin, Siobhan Fahey
    12inch[10]
    #タイトル作詞・作曲
    1.ヴィーナス (ファイアー・アンド・ブリムストーンミックス)(Venus (Fire And Brimstone Mix))Robbie Leeuwen
    2.ヴィーナス (ダブ)(Venus (Hellfire Dub))Robbie Leeuwen
    3.ホワイト・トレイン(White Train)Keren Woodward, Patrick Seymour, Phil Bishop, Sara Dallin, Siobhan Fahey

    日本盤

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    EPレコード[11]
    8cmCD
    #タイトル作詞・作曲
    1.ヴィーナス(Venus)Robbie Leeuwen
    2.ホワイト・トレイン(White Train)Keren Woodward, Patrick Seymour, Phil Bishop, Sara Dallin, Siobhan Fahey
    12inch[12]
    #タイトル作詞・作曲
    1.ヴィーナス(Venus (Extended))Robbie Leeuwen
    2.ヴィーナス (ダブ)(Venus (Dub))Robbie Leeuwen
    3.ホワイト・トレイン(White Train)Keren Woodward, Patrick Seymour, Phil Bishop, Sara Dallin, Siobhan Fahey

    黒沢ひろみによるカバー

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    「ヴィーナス」
    黒沢ひろみシングル
    B面 ボーナス
    リリース
    ジャンル ダンス・ポップ
    レーベル ポリドール・レコード
    作詞・作曲 Robbie Leeuwen
    今野雄二(日本語詞)
    チャート最高順位
    黒沢ひろみ シングル 年表
    危険な告白
    (1985年)
    ヴィーナス
    (1986年)
    テンプレートを表示

    収録曲

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    EPレコード
    全作詞・作曲: Robbie Leeuwen、日本語詞: 今野雄二、全編曲: 鷺巣詩郎
    #タイトル作詞作曲・編曲
    1.ヴィーナスRobbie Leeuwen、日本語詞: 今野雄二Robbie Leeuwen、日本語詞: 今野雄二
    2.ボーナスRobbie Leeuwen、日本語詞: 今野雄二Robbie Leeuwen、日本語詞: 今野雄二

    その他のカバー

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    アーティスト 収録作品 発売日 備考
    ヴィーナス
    尾崎紀世彦 アルバム『尾崎紀世彦 ファースト・アルバム』 1971年5月25日
    山口百恵 アルバム『百恵ライブ -百恵ちゃん祭りより- 1975年10月1日
    長山洋子 シングル「ヴィーナス 1986年10月21日 訳詞は、篠原仁志が担当。
    オリコン最高10位、40万枚[13]を売り上げるヒットとなっている。
    1987年度の日本音楽著作権協会(JASRAC)発表による楽曲別の著作権使用料分配額(外国作品)では「CHA CHA CHA」に続いて年間2位にランクインされた[14]
    荻野目洋子 アルバム『NON-STOPPER 1986年12月16日 訳詞は、森浩美が担当。
    深見梨加 アルバム『La Venus』 1994年9月21日
    王様 アルバム『帰ってきた王様のお色気牧場』 1994年9月21日 『観音様』として直訳カバー。
    孫燕姿 アルバム『Start自選集 2002年2月1日
    ダンス☆マン アルバム『MIRRORBALLISM 4 〜New Generation Dance Classics〜』 2002年2月27日 『Barの椅子』として日本語カバー
    hitomi シングル「Japanese girl 2005年6月1日
    清春 シングル「Layra 2005年7月20日
    C-C-B アルバム『Romanticは止められない 2008年4月30日 長山洋子バージョンのカバー。
    みひろ with ANGEL & VENUS シングル「ヴィーナス/天使の誘惑」 2008年6月3日
    倖田來未 アルバム『TRICK 2009年1月28日
    中森明菜 アルバム『Cage 2017年11月8日

    脚注

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    1. ^ 45cat - The Shocking Blue - Venus / Hot Sand - Pink Elephant - Netherlands - PE 22.015
    2. ^ Cite web |Billboardhot100 |The Shocking Blue| #1 |accessdate=21 August 2019
    3. ^ Cash Box Top 100 Singles – Week ending February 14, 1970”. Cashbox (magazine). 21 August 2019閲覧。
    4. ^ コンピレーション・アルバム『ナンバーワン70s ORICON ヒッツ』の裏ジャケットナンバーワン 70s 80s 90s オリコン・ヒッツも参照。
    5. ^ http://www.whosampled.com/sample/28801/Shocking-Blue-Venus-The-Big-3-The-Banjo-Song/
    6. ^ Bananarama|full Official Chart History”. Official Charts. 2023年1月17日閲覧。
    7. ^ a b コンピレーション・アルバム『ナンバーワン80s ORICON ヒッツ』の裏ジャケットナンバーワン 70s 80s 90s オリコン・ヒッツも参照。
    8. ^ Bananarama”. Billboard. 2023年1月17日閲覧。
    9. ^ Bananarama - Venus (1986, Vinyl)”. Discogs. 2021年1月1日閲覧。
    10. ^ Bananarama - Venus (The Fire & Brimstone Mix) (1986, Vinyl)”. Discogs. 2021年1月1日閲覧。
    11. ^ Bananarama - Venus (1986, Vinyl)”. Discogs. 2021年1月1日閲覧。
    12. ^ Bananarama - Venus (1986, Vinyl)”. Discogs. 2021年1月1日閲覧。
    13. ^ 読売新聞社文化部『この歌この歌手(下)』現代教養文庫、1997年、318頁。ISBN 4390116029
    14. ^ 「音楽著作権使用料 国内1位は『命くれない』3曲にJASRAC賞」『朝日新聞』1988年5月24日付東京夕刊、13頁。

    書籍

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    関連項目

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    先代
    ジャクソン5
    帰ってほしいの
    Billboard Hot 100 ナンバーワンシングル
    (ショッキング・ブルー・バージョン)

    1970年2月7日(1週)
    次代
    スライ&ザ・ファミリー・ストーン
    「サンキュー」