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不変化詞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

不変化詞(ふへんかし、英語: Particle)または小辞(しょうじ)とは、典型的な屈折語インド・ヨーロッパ語等)において人称などにより語形変化する品詞である動詞名詞代名詞形容詞などを除いた品詞の総称である。他の言語でも対応する品詞の総称として用いる。

具体的には次のような品詞(あるいは個別言語でこれらに相当するもの)を含む。

名詞や動詞に付属して格、アスペクトなどに相当する文法的機能を果たすものもある。

また広義には、個別言語で語形変化しない品詞を含めて指すこともあり(英語Uninflected word、例えば英語の形容詞、冠詞など)、他には従来の品詞に分類できないものを助詞・小辞と呼ぶこともある(助詞を参照)。

関連項目

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  • 句動詞 - 動詞に不変化詞が複合したもの。
  • 分離動詞(不変化詞動詞) - 不変化詞が場合により接辞として動詞に結合する。
  • 接語