コンテンツにスキップ

中野田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中野田
■中野田の位置(埼玉県内)
■中野田
中野田
中野田の位置
北緯35度54分02.82秒 東経139度43分01秒 / 北緯35.9007833度 東経139.71694度 / 35.9007833; 139.71694
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
緑区
地域 浦和市
人口
2017年平成29年)9月1日時点)[1]
 • 合計 486人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
336-0972[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮

中野田(なかのだ)は、埼玉県さいたま市緑区大字郵便番号は336-0972[2]

地理

[編集]

さいたま市緑区の北東部の大宮台地(鳩ヶ谷支台)上で、浦和美園駅の北側に位置する。畑や家屋が点在していたが、区画整理事業により住宅街が形成されつつある。

地区内の字中原に弥生時代後期の中原遺跡がある[4]。また、字谷の前に江戸時代の館跡の丈右衛門屋敷跡があった[5]

河川

[編集]

歴史

[編集]

もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡南部領に属する中野田村であった[5]

世帯数と人口

[編集]

2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
中野田 179世帯 486人

小・中学校の学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[11]

番地 小学校 中学校
全域 さいたま市立野田小学校 さいたま市立美園中学校

交通

[編集]

鉄道

[編集]

地区内に鉄道は敷設されていない。埼玉高速鉄道線浦和美園駅が近い。

道路

[編集]

施設

[編集]

国道122号と交差する美園陸橋のすぐ北側、埼玉スタジアム2002至近の場所にかつて武州鉄道の武州野田駅があった[8]

  • 浦和美園車両基地(一部)
  • 浦和学院高校サッカー場
  • さいたま市青山苑墓地(一部)
  • 中野田自治会館
  • 中野田不動尊
  • 曹洞宗明照寺 - 領主である春日氏一族の墓がある[12]
  • 重殿社 - 武州野田駅の停車場道路完成記念碑が建立されている[4][13]
  • 明照寺児童遊園

脚注

[編集]
  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月3日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ a b 『わがまち浦和』 196-199頁。
  5. ^ a b c d 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 627-628頁。
  6. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
  7. ^ a b c 『わがまち浦和』 巻末付録(頁番号なし)。
  8. ^ a b 緑区お宝百選紹介” (PDF). さいたま市. p. 2 (2014年11月). 2019年1月27日閲覧。
  9. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1420頁。
  10. ^ さいたま市 区政概要(平成30年度版)” (PDF). さいたま市. p. 7 (2018年8月). 2019年1月27日閲覧。
  11. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。
  12. ^ 文化財紹介 春日氏一族の墓”. さいたま市役所 (2014年1月6日). 2019年1月27日閲覧。
  13. ^ 停車場道路工事記念碑”. 埼玉高速鉄道. 2019年1月27日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104 
  • 浦和市総務部市史編さん室『わがまち浦和―地域別案内』浦和市、1982年11月30日。全国書誌番号:83024476NCID BN10203371 
  • 旧高旧領取調帳データベース

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]