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仙台ホテル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
仙台ホテル
Sendai Hotel
ホテル概要
運営 ケン・仙台ホテルマネジメント
所有者 オリックス不動産
前身 大泉屋支店
階数 地下2階 - 地上9階
レストラン数 9軒
部屋数 115室
スイート数 1室
延床面積 22400 m²
駐車場 80台
開業 1896年(明治29年)
改装 1985年2005年
閉業 2009年(平成21年)12月31日[1]
最寄駅 仙台駅あおば通駅
最寄IC 東北自動車道仙台宮城IC
所在地 〒980-0021
宮城県仙台市青葉区中央1丁目10-25
位置 北緯38度15分37.7秒 東経140度52分49.3秒 / 北緯38.260472度 東経140.880361度 / 38.260472; 140.880361座標: 北緯38度15分37.7秒 東経140度52分49.3秒 / 北緯38.260472度 東経140.880361度 / 38.260472; 140.880361
公式サイト 公式サイト
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JR仙台駅屋上駐車場から見た仙台ホテル(写真左端)と青葉通(写真中央)(2008年1月26日)
跡地はEDENとして運営(2024年1月31日閉店[2])

仙台ホテル(せんだいホテル)は、宮城県仙台市青葉区中央にあったホテルである。JR仙台駅西口の前、青葉通に面していた。2009年平成21年)末に閉館した。

沿革

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江戸時代の仙台では、奥州街道沿いの国分町、あるいは、水産物(五十集物)の独占販売権を持っていた肴町旅籠が集まっていたが、1887年(明治20年)12月15日日本鉄道・本線(現在のJR東日本東北本線)の仙台開業により、仙台駅前(現在の仙台駅西口)が仙台の玄関口となり、旅館が集積した。仙台区国分町にあった旅籠大泉屋」も仙台駅前に支店を開業し、1896年(明治29年)には東北地方初の洋式ホテル「仙台ホテル」を開業した。東京の帝國ホテルやホテルオークラで「仙台で良いホテルは?」と尋ねると真っ先に勧められる程のサービスと格式を誇る、東北を代表するホテルだった。

現在、ホテルの土地・建物は、オリックスのグループ会社であるオリックス不動産東京都)が所有している。2008年(平成20年)4月、同社は仙台ホテルに隣接するGSビルの土地・建物を大成商事(山形県)から買収した。これでブロック内は、オリックス不動産(仙台ホテルとGSビル。敷地合計約3770m2)、および、ヒューモス(ヒューモスファイヴと、仙台ロフトが核テナントの仙台駅前開発ビル)に地権者グループが整理され、オリックス不動産がブロックの一体開発の可能性を探っている[3]。ホテルを運営するケン・仙台ホテルマネジメントも建て替えを希望している[3]

2009年(平成21年)12月31日をもって営業を終了した。105人の従業員は、国内外27箇所にある系列ホテルへの転籍もしくは退職となった[1]

年表

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館内

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9階
  • 客室(エグゼクティブフロア)
8階
  • 客室
7階
  • 客室(全面禁煙フロア)
6階
  • 客室
5階
  • 宴会場(小1室)
  • 飲食店(仏料理フォンテーヌ・ブロー他2店舗)
4階
  • 宴会場(小5室)
  • 会議室(1室)
  • 神殿
3階
  • 宴会場(大1室、中1室)
  • 教会
2階
  • 宴会場(中1室)
  • 飲食店(2店舗)
1階
  • フロント
  • ロビー
  • 飲食店(洋食1店舗・昭和60年前半より安田信託銀行が移転)
  • 駐車場
地下1階
  • 飲食店(中国小菜館 壽林、ルフラン、月の浦)、テイクアウトショップ、テナント数社、カットハウスなど

アクセス

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車寄せ(ポーチ)は青葉通側にあるが、駐車場の入口は愛宕上杉通沿いにある。

脚注

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注釈

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  1. ^ 有限会社イーピー 風の時編集部「仙台地図さんぽ」に収録された1912年大正元年)発行の地図によると、住居表示施行前の国分町三丁目、現在の国分町通沿いの元鍛冶丁通りとの交差点近くにあった。
  2. ^ 有限会社イーピー 風の時編集部「仙台地図さんぽ」に収録された1912年大正元年)発行の地図によると、現在の仙台マークワンの南西角にあたる場所にあった。
  3. ^ 有限会社イーピー 風の時編集部「仙台地図さんぽ」に収録された1912年(大正元年)発行の地図によると、仙台駅前広場を挟んで仙台駅と相対する場所で、「陸奥別館青木ホテル」の北隣にあった。

出典

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  1. ^ a b c 仙台ホテルが営業に幕 創業159年 宿泊客、別れ惜しむ河北新報 2010年1月1日)
  2. ^ a b 仙台駅西口「EDEN」閉店”. NHK NEWS WEB 宮城 NEWS WEB (2024年1月31日). 2024年2月1日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 仙台ホテル、年内で営業終了 土地・建物の活用未定河北新報 2009年6月26日)
  4. ^ a b c d 仙台ホテルの仁王様 100年ぶり山形に里帰り(河北新報 2005年10月31日)
  5. ^ 「仙台ホテル」159年の歴史に幕[リンク切れ]読売新聞 2009年12月30日)
  6. ^ 日本滞在43日、ゆかりの品々も(読売新聞 2006年4月6日)
  7. ^ 複合商業施設・EDENオープン 600人列 初日にぎわう -河北新報 2011年7月23日
  8. ^ 仙台駅西口の商業施設、2024年1月閉店 再開発見据え 日本経済新聞(2023年11月20日)

関連項目

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外部リンク

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