仙台鍋まつり
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仙臺鍋まつり(せんだいなべまつり)は、かつて宮城県仙台市青葉区の勾当台公園で2016年まで毎秋開催されていた祭である。
概要
[編集]広域仙台都市圏を管轄する宮城県庁の仙台地方振興事務所・地方振興部が主催し、地域食材のPRと消費拡大等を目的に[1]、同圏内の市町村がそれぞれの特産品を使った名物鍋を提供するイベント。提供される鍋は、1杯100円もしくは200円。2015年より、250円・300円の鍋も提供される[2]。毎秋平日の昼に2日間の日程で行われる。
2007年(平成19年)に仙台・宮城デスティネーションキャンペーンのプレイベント(プレ仙台・宮城DC)として開催されたのが始まりである。以後毎年継続して開催されており、秋のイベントとして認知されつつある[3]。
2013年(平成25年)より、1番人気の鍋を決める「仙臺鍋グランプリ」を実施[4][5]。2016年を最後に開催されていない。
これまでの出店市町村一覧
[編集]市町村 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 |
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仙台市 | 仙台芋煮 | |||||||||
塩竈市 | 塩釜汁 | |||||||||
多賀城市 | 多賀城やかもち鍋 | × 不参加 | 多賀城やかもち鍋 | |||||||
名取市 | × 不参加 | あんこう鍋 | せり鍋 | |||||||
岩沼市 | × 不参加 | もつ煮込み | はっと鍋 | ホルモン鍋 | とんちゃん鍋 | カレー豆乳鍋 | ||||
松島町 | かき鍋 | |||||||||
七ヶ浜町 | ボッケ鍋 | |||||||||
利府町 | カキ鍋 | |||||||||
大和町 | 舞茸汁 | 舞茸鹿狩り鍋 | ||||||||
大郷町 | ひっつみ鍋 | 米粉すいとん汁 | しんこ餅鍋 | 塩こうじ鍋 | ||||||
富谷町 | 十三夜吟醸鍋 | |||||||||
亘理町 | × 不参加 | 鮭のアラ汁 | こくず | 鮭のあら汁 | ||||||
山元町 | × 不参加 | 秋鮭のつみれ汁 | × 不参加 | (こんにゃく) | ほっき潮汁 | 肉巻りんご鍋 | ||||
美里町 | × 不参加 | すっぽこ鍋 | × 不参加 | |||||||
大衡村 | キムチ鍋 |
仙臺鍋グランプリ
[編集]2013年[7] | 2014年[8] | 2015年[9] | 2016年 | |
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グランプリ | はっと鍋(岩沼市) | せり鍋(名取市) | せり鍋(名取市) | ボッケ鍋(七ヶ浜町) |
準グランプリ | かき鍋(松島町) | 十三夜吟醸鍋(富谷町) | 十三夜吟醸鍋(富谷町) | せり鍋(名取市) |
十三夜吟醸鍋(富谷町) | ボッケ鍋(七ヶ浜町) | 舞茸鹿狩り鍋(大和町) | 舞茸鹿狩り鍋(大和町) |
脚注
[編集]- ^ 仙台・市民広場で恒例「鍋まつり」-市町村自慢の13種類、「おでんまつり」も 仙台経済新聞(2014年10月31日)
- ^ “仙台・勾当台公園市民広場で「鍋まつり」 農産物販売や「おでんまつり」も”. 仙台経済新聞 (2015年11月6日). 2022年6月14日閲覧。
- ^ 仙台・市民広場で「鍋まつり」-県内13市町村「自慢の鍋」を食べ比べ 仙台経済新聞(2010年11月2日)
- ^ 仙台鍋まつり・おでんまつり開催 宮城県仙台地方振興事務所
- ^ 仙台・勾当台公園で恒例「鍋まつり」-13市町村自慢の味を100円・200円で 仙台経済新聞(2013年10月25日)
- ^ 仙台の公園で秋恒例「鍋まつり」-12市町村「自慢の鍋」を100円・200円で 仙台経済新聞(2011年11月4日)
- ^ 「仙臺鍋まつり」を開催します 宮城県 仙台地方振興事務所 地方振興部(2014年10月21日)
- ^ <仙臺鍋まつり>14市町村の自慢の味一堂に 河北新報(2015年11月13日)
- ^ “仙台・勾当台公園市民広場で「鍋まつり」 14市町村自慢の味を一堂に”. 仙台経済新聞. (2016年10月31日)