伊藤昌亮
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伊藤 昌亮(いとう まさあき、1961年[1] - )は、日本の社会学者、情報学研究者、成蹊大学文学部現代社会学科教授[2]。
経歴
[編集]1985年、東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科を卒業後、一般企業で勤務。2001年から2008年まで、東京大学大学院学際情報学府で修士・博士課程を経た[2]。2009年4月に、愛知淑徳大学現代社会学部准教授となった。翌2010年4月からは改組により愛知淑徳大学メディアプロデュース学部准教授となったが、2015年4月に成蹊大学文学部教授に転じた[2][3]。2010年12月に「フラッシュモブズ:儀礼と運動の交わるところ」により、東京大学から博士(学際情報学)を取得した[4]。2000年代初頭に2ちゃんねるの一部で特定日に同伴禁止、会話禁止、特定商品注文という「吉野家祭り」を「インターネットを介したコミュニケーションと関わって発生する集団的行動だ」として関心を寄せ、参与観察を踏まえた論文を書いている[5]。
おもな著書
[編集]単著
[編集]- フラッシュモブズ:儀礼と運動の交わるところ、NTT出版、2011年
- デモのメディア論:社会運動社会のゆくえ、筑摩書房(筑摩選書)、2012年
- ネット右派の歴史社会学:アンダーグラウンド平成史1990-2000年代、青弓社、2019年
- 炎上社会を考える:自粛警察からキャンセルカルチャーまで、中公新書ラクレ、2022年
訳書
[編集]脚注
[編集]- ^ “フラッシュモブズ 儀礼と運動の交わるところ”. NTT出版. 2015年8月16日閲覧。
- ^ a b c 伊藤昌亮 - researchmap
- ^ “伊藤 昌亮(いとうまさあき)成蹊大学教授”. 書評専門紙「週刊読書人ウェブ」. 2019年10月12日閲覧。
- ^ “フラッシュモブズ:儀礼と運動の交わるところ 伊藤昌亮”. 国立国会図書館. 2015年8月16日閲覧。
- ^ 伊藤昌亮 (2005年1月31日). “ネットに媒介される儀礼的パフォーマンス : 2ちゃんねる・吉野家祭りをめぐるメディア人類学的研究”. マス・コミュニケーション研究 (日本マス・コミュニケーション学会) (66): 91-110. NAID 110002954345
外部リンク
[編集]- 伊藤昌亮/Masaaki ITO (@maito1212) - X(旧Twitter)