コンテンツにスキップ

俵孝太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
たわら こうたろう

俵 孝太郎
生誕 (1930-11-12) 1930年11月12日(94歳)
日本の旗 日本東京
出身校 東京大学文学部倫理学
職業 ジャーナリストニュースキャスター政治評論家
テンプレートを表示

俵 孝太郎(たわら こうたろう、1930年昭和5年〉11月12日 - )は、日本ジャーナリストニュースキャスター政治評論家

血液型はA型

年譜

[編集]

人物

[編集]

親族

[編集]
  • 祖父の俵孫一濱口内閣の商工大臣)と小泉純一郎の祖父の小泉又次郎は、政治的にも個人的にも盟友以上の親しい仲であり、又次郎が祖父の家を訪ね、茶の間に直行、押し入れから、決まったところに置いてある又さん専用の浴衣に着替え、風呂に入ったり、座敷の真ん中で昼寝をしたり、客と会っている祖父には構わずに“奥さん、めし”と祖母に言って食事をしたり、自宅同然に過ごしていた。そんな又次郎と茶の間でしょっちゅう顔を合わせていた俵は、“家長として、どっしり構えていなければならない自宅よりも気の置けない友人宅のほうが、湯上りに縁側で肌脱ぎになってゆっくりくつろげるというような事があったかもしれない”と。小泉純一郎が9歳の時、祖父・又次郎は永眠したが、“「あなたより私のほうがよっぽど、お祖父さんの背中の“絵”を見ているかもしれないよ」と言ったら、彼は苦笑していた”とのこと。また小泉純一郎の長男・小泉孝太郎は、俵の名前から命名。CMでも共演もしている。
  • 俵国一 - 冶金学者。大叔父(俵孫一の妻(三菱財閥の金庫番・三村君平の娘・マツ)の弟)。
  • 俵萌子 - 元妻。産経新聞社で同僚だった。離婚後も萌子は俵の名字で活動。萌子との間に1男1女を儲けた。

テレビ

[編集]

論調・特徴

[編集]

主な著書

[編集]
  • 『PHPの世界 松下幸之助の現代への提言』日本能率協会、1970年1月。
  • 『頭を切りかえよう 308円時代を生きる知恵』ベストセラーズ<ベストセラー・シリーズ>、1972年。
  • 『裸の日本共産党』日新報道、1972年。
  • 『日本共産党首脳部 野坂、宮本、不破、上田"日本共産党重役100人"から党の素顔と構造を分析する』太陽<サン・ブックス>、1975年1月。
  • 『企業の中の共産党』昌平社、1975年1月。
  • 『新人類は日本を滅ぼす 目覚めよ!ニッポンの鬼軍曹』ネスコ、1986年3月。ISBN 978-4890360222 
  • 『「田中裁判」もう一つの視点 ロッキード捜査と一審判決への疑問』時評社、1984年12月。ISBN 978-4915503184 
  • 『わが家のいしずえ 明治の父権教育』サンケイ出版、1982年12月。NDLJP:12254343 
  • 『責任国家の政治と国民』時評社、1988年1月。ISBN 978-4915503412
  • 『我、「朝日新聞」と戦えり 日本最後のタブーを斬る』光文社<カッパ・ホームス>、1988年10月。ISBN 978-4334051556
  • 『90年代政治の構造』時評社、1990年3月。ISBN 978-4915503559
  • 『No.2が日本の生き方だ!20世紀の選択』PHP研究所、1990年9月。ISBN 978-4569528809
  • 『政治家の風景』学習研究社、1994年4月。ISBN 978-4051056377
  • 『日本の政治家親と子の肖像』中央公論社、1997年4月。ISBN 978-4120026669
  • 『どこまで続くヌカルミぞ 老老介護奮戦記』文藝春秋<文春新書>、1999年9月。ISBN 978-4166600632
  • 『世界の中の日本最良の選択』青春出版社、2002年4月。ISBN 978-4413033381
  • 『敗戦・占領下の日本の歴史 戦争も戦後も知らない人たちへ』新紀元社、2003年12月。ISBN 978-4775302217
  • 『戦後首相論』グラフ社、2004年3月。ISBN 978-4766208078

クラシック音楽関連

[編集]
  • 『気軽にCDを楽しもう』コスモの本<Cosmo books>、1991年10月。ISBN 978-4906380220
  • 『新・気軽にCDを楽しもう』 コスモの本<Cosmo books>、1993年7月。ISBN 978-4906380466
  • 『CDちょっと凝り屋の楽しみ方』コスモの本<Cosmo books>、1993年6月。ISBN 978-4906380480

共著

[編集]
  • 俵孝太郎、大野明男『人事とはなにか 政党人事に学ぶべきこと企業人事に求められること』日本経営出版会、1972年。
  • 俵孝太郎、中川八洋『対論・政治改革の非常識、常識』学習研究社、1993年5月。ISBN 978-4051051686
  • 俵孝太郎、小野田寛郎、土居征夫、米盛幹夫『日本の未来を託す!』時評社<JIHYO BOOKS>、2012年8月。ISBN 978-4883391820

出演

[編集]

過去の出演番組

[編集]

文化放送

[編集]
  • ニュース・デスク(1969.10~1978.9)[注 3]

フジテレビ

[編集]

報道番組

期間 番組名 役職 備考
1975年10月1日 1976年3月 FNNニュース7:30 キャスター
1978年10月2日 1979年9月28日 FNNニュースレポート6:00
1979年10月1日 1987年3月31日 FNNニュースレポート23:00 山川千秋と入れ違いで就任

その他

日本テレビ

[編集]

毎日放送

[編集]

NHK

[編集]
  • 平成世の中研究所

CM

[編集]

その他

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 朝刊1面コラム「サンケイ抄」、政治問題の社説を担当。この頃より社外の月刊・週刊の雑誌での執筆活動を始める。
  2. ^ 教育理念の部会。
  3. ^ 午後の番組。週3日担当。

出典

[編集]
  1. ^ “俵孝太郎 プロフィール”. https://www.kouenirai.com/profile/079 2020年2月28日閲覧。 
  2. ^ a b 週刊TVガイド 1979年8月17日号 26頁「俵・山川両キャスターが番組トレード」
  3. ^ ブルドックソース、「東京のお好みソース」CMに「天才バカボンのママ」が登場”. 日本食糧新聞 (1993年7月23日). 2022年11月11日閲覧。 “ナレーションに辛口の評論で人気の俵孝太郎を起用、当たり前の幸せをしっかりと肯定してくれている。”
  4. ^ 「俵さん宅も賊ねらう 後でおどしの電話」『朝日新聞』昭和47年(1972年)1月18日、13版、18面
  5. ^ sacabanの2012年2月18日のツイート2021年8月11日閲覧。
先代
山川千秋
平日最終版のFNNニュース
男性メインキャスター
FNNニュースレポート23:00」(1979年 - 1987年
次代
露木茂
※「FNNニュース工場