加志氏(かしし)は、奈良時代における大隅国姶羅郡の豪族である。姓は君。
『続日本紀』天平元年(729年)条に姶羅郡少領外従七位下勲七等・加志君和多利が、神護景雲3年(769年)条に、加志公島麻呂等が見え、共に外従五位上を賜っている。