勅使村
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ちょくしむら 勅使村 | |
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廃止日 | 1955年1月20日 |
廃止理由 |
新設合併 勅使村、山代町、東谷口村 → 山代町 |
現在の自治体 | 加賀市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方(北陸地方) |
都道府県 | 石川県 |
郡 | 江沼郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 4.93 km2. |
総人口 |
1,830人 (1953年) |
隣接自治体 | 石川県:江沼郡山代町、東谷口村、動橋町、那谷村 |
勅使村役場 | |
所在地 | 石川県江沼郡勅使村勅使 |
座標 | 北緯36度18分13秒 東経136度23分23秒 / 北緯36.30372度 東経136.38981度座標: 北緯36度18分13秒 東経136度23分23秒 / 北緯36.30372度 東経136.38981度 |
ウィキプロジェクト |
かつてこの地に、花山法皇、一条天皇の勅使[1][2]の滞在する所(逗留所)が在ったということが、村名の由来とされている。
地理
[編集]- 現在の加賀市東部。江沼平野と丘陵部と境を成す所に位置。
- 当時は北陸鉄道連絡線(粟津線)が当村内を通り、粟津温泉、山中温泉などと連絡していた。
- 古墳が多い所であり、狐山古墳、丸山横穴古墳、花山法皇の御陵であるといわれる法皇山横穴古墳などがある。
- 当時の主な産業は、九谷焼製造(勅使、栄谷、松山)、瓦製造(松山、上野)、織物(勅使、栄谷)、石材(宇谷)など。
- 河川:動橋川、那谷川、宇谷川
歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、勅使村、宇谷村、栄谷村、山本村、松山村、清水村、河原村、森村、二子塚村、上野村及び津波倉村の区域をもって、勅使村が発足する。
- 1889年(明治23年) - 大字山本が無人化。
- 1893年(明治27年) - 大字津波倉がこの当時においては無人化[3]。
- 1914年(大正11年) - 温泉電軌(後の北陸鉄道連絡線)の河南 - 山代東口 - 粟津温泉間が開業。勅使村内に宇和野駅、勅使駅が開業。
- 1955年(昭和30年)1月20日 - 山代町、勅使村及び東谷口村が合併して、改めて山代町が発足する。11大字は山代町の大字に継承。
- 1958年(昭和33年)1月1日 - 大聖寺町、山代町、橋立町、片山津町、動橋町、南郷村、三谷村、三木村及び塩屋村が合併して、加賀市が発足する。山代が山代温泉に名称を変更する他は、旧勅使村の11大字を含む25大字は加賀市の町名に継承。
交通
[編集]鉄道路線
[編集]教育
[編集]脚注
[編集]関連項目
[編集]- 石川県の廃止市町村一覧
- 御幸村 (石川県) - 当村と同じく、花山法皇に因む村名
外部リンク
[編集]- 勅使地区まちづくり推進委員会 (狐山古墳、丸山横穴古墳、法皇山横穴古墳の紹介など)