千羽づる
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千羽づる | |
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監督 | 神山征二郎 |
脚本 |
松田昭三 神山征二郎 |
原作 |
手島悠介 (『飛べ!千羽づる ヒロシマの少女 佐々木禎子さんの記録』より) |
製作 |
野原嘉一郎 神山征二郎 |
出演者 |
広瀬珠実 倍賞千恵子 前田吟 |
音楽 | 針生正男 |
撮影 | 南文憲 |
製作会社 |
共同映画全国系列会議 神山プロダクション |
配給 | 共同映画 |
公開 | 1989年6月24日 |
上映時間 | 96分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
原爆の子の像のモデルとなった、広島への原爆投下による白血病で12歳で死去した佐々木禎子を描いた作品。手島悠介原作の児童文学『飛べ!千羽づる ヒロシマの少女 佐々木禎子さんの記録』(講談社・1982年刊)の映画化。神山征二郎監督。
あらすじ
[編集]→「佐々木禎子」も参照
昭和29年、広島。理髪店を営む佐々木健造・重子夫妻の娘で小学6年生の禎子は活発で心優しくて友達も多く、楽しく暮らしていた。
その年の秋のある日、禎子は風邪をこじらせる。だが、リンパ腺が腫れてなかなか治らないため、近所の医者にかかると、原爆傷害調査委員会(ABCC)で検査を受けるよう勧められる。検査の結果、禎子は白血病と判明し、余命数か月から1年と診断される。実は禎子は2歳の時の昭和20年8月6日、原爆投下の際に爆心地から2キロ離れた所で黒い雨を浴びていたのだった。
入院して治療を受けることになった禎子は、雨宮由紀子という女性と同部屋になる。彼女から「千羽鶴を折れば病気が治る」と教えられた禎子は、回復を信じて一生懸命に鶴を折り続けるのだが、病は徐々に彼女の体を蝕んでいく…。
キャスト
[編集]- 佐々木禎子:広瀬珠実
- 佐々木重子:倍賞千恵子
- 佐々木健造:前田吟
- 大関京子:石野真子
- 雨宮由紀子:田山真美子
- 山本明子:岩崎ひろみ
- 田中澄子:渡辺美恵
- 藤井医師:篠田三郎
- 渡辺先生:安藤一夫
- 和尚:殿山泰司
- 赤城先生:相生千恵子
- 由紀子の母:野口ふみえ
- 借金取り:樋浦勉
- 中学教師:平林尚三
- 医師:田村高廣
- ナレーション:日色ともゑ