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吉野神宮駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吉野神宮駅
駅舎
よしのじんぐう
Yoshinojingu
F55 大和上市 (0.8 km)
(1.5 km) 吉野 F57
地図
所在地 奈良県吉野郡吉野町丹治137-2
北緯34度23分24.98秒 東経135度50分52.81秒 / 北緯34.3902722度 東経135.8480028度 / 34.3902722; 135.8480028座標: 北緯34度23分24.98秒 東経135度50分52.81秒 / 北緯34.3902722度 東経135.8480028度 / 34.3902722; 135.8480028
駅番号  F56 
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 F 吉野線
キロ程 23.7km(橿原神宮前起点)
大阪阿部野橋から63.4 km
電報略号 ヨク
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
240人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1928年昭和3年)3月25日
備考 無人駅(自動券売機 有)[1]
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吉野神宮駅(よしのじんぐうえき)は、奈良県吉野郡吉野町丹治にある、近畿日本鉄道(近鉄)吉野線。駅番号はF56

歴史

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駅構造

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吉野神宮駅構内
吉野郡吉野町丹治で撮影

相対式2面2線の行違い可能な地上駅。かつて下りホーム(1番線)の裏側に待避線があり、夜間滞泊にも使用されていたが[5]、2009年10月に踏切道拡張等工事に伴い架線分岐器が撤去された。

ホーム有効長は4両。駅舎は単式の上りホーム西側にあり、下りホームとは橿原神宮前寄りの構内踏切で連絡している。トイレは改札内にあり、男女別の水洗式

下市口駅管理の無人駅で、自動改札機は導入されておらず、PiTaPaICOCAは専用の簡易改札機による対応となっている。特急券は自動券売機にて購入可能であるが[6]、定期券の購入は不可能となっている[7][8]。当駅の硬券入場券は下市口駅で発売している[9]

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 F 吉野線 下り 吉野方面[10]
2 上り 大阪阿部野橋方面[10]

停車列車

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  • 特急列車を含めた全定期旅客列車が停車する[11]
  • なし狩りのシーズンには当駅終着の特急(吉野神宮行き特急「なし狩り号」)が運転されていた時期があった。

当駅乗降人員

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近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[12]

  • 2023年11月7日:264人
  • 2022年11月8日:294人
  • 2021年11月9日:322人
  • 2018年11月13日:489人
  • 2015年11月10日:462人
  • 2012年11月13日:610人
  • 2010年11月9日:677人
  • 2008年11月18日:708人
  • 2005年11月8日:869人

利用状況

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  • 吉野神宮駅の利用状況の変遷は下表の通り。
    • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す[13]。年度間の比較に適したデータである。
    • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
    • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(吉野神宮駅)
年 度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 乗降人員調査結果
人/日
特 記 事 項
通勤定期 通学定期 定期外 合 計 調査日 調査結果
1954年(昭和29年) 170,850 ←←←← 105,435 276,285      
1955年(昭和30年) 169,590 ←←←← 104,530 274,120      
1956年(昭和31年) 186,120 ←←←← 122,207 308,729      
1957年(昭和32年) 191,070 ←←←← 105,554 296,624      
1958年(昭和33年) 230,310 ←←←← 108,771 339,081      
1959年(昭和34年) 275,190 ←←←← 135,606 410,796      
1960年(昭和35年) 323,910 ←←←← 114,873 438,783      
1961年(昭和36年) 297,270 ←←←← 115,024 412,294      
1962年(昭和37年) 320,340 ←←←← 118,768 439,108      
1963年(昭和38年) 313,410 ←←←← 119,082 432,492      
1964年(昭和39年) 315,030 ←←←← 119,624 434,654      
1965年(昭和40年) 312,360 ←←←← 118,598 430,958      
1966年(昭和41年) 315,150 ←←←← 115,375 430,625      
1967年(昭和42年) 313,740 ←←←← 114,559 428,299      
1968年(昭和43年) 292,770 ←←←← 112,396 405,166      
1969年(昭和44年) 304,170 ←←←← 113,295 417,465      
1970年(昭和45年) 295,980 ←←←← 117,167 413,147      
1971年(昭和46年) 271,350 ←←←← 118,081 389,431      
1972年(昭和47年) 266,040 ←←←← 123,096 389,136      
1973年(昭和48年) 255,510 ←←←← 122,404 377,914      
1974年(昭和49年) 265,440 ←←←← 128,362 393,802      
1975年(昭和50年) 278,520 ←←←← 128,265 406,785      
1976年(昭和51年) 265,470 ←←←← 121,318 386,788      
1977年(昭和52年) 252,630 ←←←← 123,385 376,015      
1978年(昭和53年) 274,470 ←←←← 125,109 399,579      
1979年(昭和54年) 278,190 ←←←← 124,352 402,542      
1980年(昭和55年) 278,490 ←←←← 120,988 399,478      
1981年(昭和56年) 288,870 ←←←← 115,457 404,327      
1982年(昭和57年) 279,780 ←←←← 114,522 394,302 11月16日 1,735  
1983年(昭和58年) 282,540 ←←←← 112,595 395,135 11月8日 2,053  
1984年(昭和59年) 285,780 ←←←← 105,271 391,051 11月6日 1,805  
1985年(昭和60年) 289,380 ←←←← 105,966 395,346 11月12日 1,809  
1986年(昭和61年) 293,610 ←←←← 99,165 392,775 11月11日 1,742  
1987年(昭和62年) 284,880 ←←←← 95,534 380,414 11月10日 1,911  
1988年(昭和63年) 271,230 ←←←← 90,486 361,716 11月8日 1,526  
1989年(平成元年) 255,240 ←←←← 86,958 342,198 11月14日 1,490  
1990年(平成2年) 260,820 ←←←← 84,815 345,635 11月6日 1,597  
1991年(平成3年) 244,140 ←←←← 83,589 327,729      
1992年(平成4年) 226,230 ←←←← 80,465 306,695 11月10日 1,370  
1993年(平成5年) 214,350 ←←←← 80,720 295,070      
1994年(平成6年) 197,850 ←←←← 79,333 277,183      
1995年(平成7年) 192,660 ←←←← 77,307 269,967 12月5日 1,225  
1996年(平成8年) 183,840 ←←←← 72,681 256,521      
1997年(平成9年) 177,390 ←←←← 68,819 246,209      
1998年(平成10年) 174,780 ←←←← 63,379 238,159      
1999年(平成11年) 174,210 ←←←← 65,300 239,510      
2000年(平成12年) 168,870 ←←←← 62,478 231,348      
2001年(平成13年) 160,860 ←←←← 58,284 219,144      
2002年(平成14年) 157,830 ←←←← 53,242 211,072      
2003年(平成15年) 167,490 ←←←← 50,886 218,376      
2004年(平成16年) 166,140 ←←←← 44,749 210,889      
2005年(平成17年) 155,220 ←←←← 42,692 197,912 11月8日 869  
2006年(平成18年) 144,300 ←←←← 40,249 184,549      
2007年(平成19年) 135,960 ←←←← 35,854 171,814      
2008年(平成20年) 118,440 ←←←← 34,980 153,420 11月18日 708  
2009年(平成21年) 115,230 ←←←← 31,926 147,156      
2010年(平成22年) 123,690 ←←←← 31,827 155,517 11月9日 677  
2011年(平成23年) 117,210 ←←←← 29,612 146,822      
2012年(平成24年) 112,350 ←←←← 30,487 142,837 11月13日 610  
2013年(平成25年) 102,240 ←←←← 31,372 133,612      
2014年(平成26年) 96,900 ←←←← 28,864 125,764      
2015年(平成27年) 93,030 ←←←← 28,529 121,559 11月10日 462  
2016年(平成28年) 80,280 ←←←← 28,612 108,892      
2017年(平成29年) 74,460 ←←←← 30,530 104,990      
2018年(平成30年) 63,840 ←←←← 28,600 92,440 11月13日 489  
2019年(令和元年) 61,500 ←←←← 26,261 87,761  
2020年(令和2年)   ←←←←          
2021年(令和3年)   ←←←←     11月9日 322  
2022年(平成4年)   ←←←←     11月8日 294  
2023年(平成5年)   ←←←←     11月7日 264  

近畿日本鉄道の特急停車駅では最も少ない。

駅周辺

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隣の駅

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近畿日本鉄道
F 吉野線
急行・準急・普通
大和上市駅 (F55) - 吉野神宮駅 (F56) - 吉野駅 (F57)

脚注

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  1. ^ 近鉄吉野線の4駅無人化 来月6日から、他駅の係員が巡回”. 毎日新聞社 (2020年12月22日). 2020年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月10日閲覧。
  2. ^ a b c d 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、26-27頁。ISBN 978-4-02-340133-4 
  3. ^ 平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日http://www.kintetsu.jp/news/files/iccard20070130.pdf2016年3月6日閲覧 
  4. ^ 近鉄吉野線の4駅無人化 来月6日から、他駅の係員が巡回”. 毎日新聞社 (2020年12月22日). 2020年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月10日閲覧。
  5. ^ 近畿日本鉄道作成『南大阪線・吉野線・長野線・道明寺線・御所線列車運行図表』、1999年3月16日変更。
  6. ^ 特急券発売駅一覧(2021年1月6日現在)”. 近畿日本鉄道 (2021年1月6日). 2021年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月10日閲覧。
  7. ^ 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.70 - p.87
  8. ^ 定期券発売駅一覧(2021年1月6日現在)”. 近畿日本鉄道 (2021年1月6日). 2021年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月10日閲覧。
  9. ^ 「硬券入場券」「ご当地入場券」発売駅の変更について” (pdf). 近畿日本鉄道 (2020年12月29日). 2020年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月10日閲覧。
  10. ^ a b 駅の情報|吉野神宮”. 近畿日本鉄道. 2021年10月9日閲覧。
  11. ^ 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.232 - p.258・p.388 - p.413
  12. ^ 駅別乗降人員 吉野線 - 近畿日本鉄道
  13. ^ 奈良県統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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