夢の轍
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『夢の轍』 | ||||
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さだまさし の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ニューミュージック | |||
レーベル | フリーフライト | |||
プロデュース |
さだまさし 渡辺俊幸 | |||
チャート最高順位 | ||||
さだまさし アルバム 年表 | ||||
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『夢の轍』収録のシングル | ||||
『夢の轍』(ゆめのわだち)は、シンガーソングライターさだまさしの1982年12月11日発表のソロ7枚目のオリジナル・アルバムである。
概要
[編集]2001年に起こった世田谷三軒茶屋駅ホーム傷害致死事件の判決に際して裁判長が言及したことで話題となった、「償い」の初収録作品である。
リリース時の題字・ジャケットデザインは、さだの母校國學院大学教授で宮内庁文書専門員(天皇が読み上げる文書の清書等をする)だった書家・中島司有によるもの[1]である。
収録曲
[編集]アナログA面
[編集]- 微熱
- 極光 (オーロラ)
- 虫くだしのララバイ
- 人買
- 都会へ出た女性と地元に残った男性の開いてしまった心の距離を表現した作品。同じ主題を持つ曲としては、『夢供養』に収録されている「風の篝火」がある。
- 前夜(桃花鳥(ニッポニア・ニッポン))
アナログB面
[編集]- 退職の日
- まりこさん
- Home(Now I Know I'm Home)
- さだが初めて他者の詩に曲を付けた作品。
- 償い
- 詳細は償い (さだまさしの曲) を参照。
- 片おしどり
- 愛する人に先立たれた女性の、優しく深い愛情を表現した曲。
-
- 以下の作品以外は全て作詩[1]・作曲さだまさし
- 「Home」作詞:Linda Richardson
- 曲協力
- 「極光」:阿岸明子・阿岸充穂
- 「まりこさん」の歌詩中の「バンドエイド」はジョンソン・エンド・ジョンソン社の登録商標である。
- 以下の作品以外は全て作詩[1]・作曲さだまさし
参加したミュージシャン
[編集]- リード・ボーカル:さだまさし
- アコースティックギター:谷康一(A面1-4 B面4.5/ナイロン弦ギター A面5)、さだまさし(A面4.5 B面3)、坂元昭二(A面5)、笛吹利明(B面2)
- エレキギター:今剛(A面1 B面2.4.5)、松原正樹(A面2.4)
- マンドリン:竹内郁子(B面1)
- ピアノ:山田秀俊(A面1-4 B面1.4.5)
- エレクトリックピアノ:山田秀俊(A面1-4 B面1.2.5)、渡辺俊幸(B面4)
- シンセサイザー:渡辺俊幸(プロフェット10 A面1.4 B面1-4/エミュレータ A面1 B面4)
- シンセサイザー・プログラミング:浦田恵司(A面1.4 B面1.2.4)
- ベース:高水健司(A面1.5 B面2.4.5)、杉本和弥(A面2-4 B面1)
- ドラムス:林立夫(A面1-5 B面1.2.5)、村上秀一(B面4)
- パーカッション:穴井忠臣(A面1-4 B面1.2.4.5)、宅間久善(マリンバ B面1)、渡辺俊幸(ウィンドチャイム B面3)
- アコーディオン:風間文彦(B面1)
- クラリネット:ジェイク・コンセプション(A面3/アルト・サクソフォーン B面2)
- フルート:衛藤幸雄(A面4 B面1)
- オーボエ:坂宏之(A面4 B面5)
- ハープ:山川恵子(A面1.2 B面1.5)
- ストリングス:加藤ジョーストリングス(A面2-5 B面1.4.5)、渡辺俊幸(指揮)
- 女性ボーカル:阿部恵(白鳥座)(B面4)
- コーラス:松下誠、山田秀俊(A面1.3)
脚注
[編集]- ^ さだまさしの作品はすべて「作詞」ではなく「作詩」とクレジットされているので、誤記ではない。