大原温泉
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大原温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 |
京都府京都市左京区大原 |
座標 | 北緯35度07分25.8秒 東経135度49分19.1秒 / 北緯35.123833度 東経135.821972度座標: 北緯35度07分25.8秒 東経135度49分19.1秒 / 北緯35.123833度 東経135.821972度 |
交通 | JR京都駅から京都バス17・18系統大原行きで1時間、終点大原バス停下車、徒歩約15分 |
泉質 | 単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉) |
泉温(摂氏) | 27.9 °C |
湧出量 | 119L/分 |
pH | 8.7 |
液性の分類 | 弱アルカリ性 |
大原温泉(おおはらおんせん)は、京都府京都市左京区大原にある温泉。2004年(平成16年)7月28日に開湯した。京都駅からバスで北に約1時間、三千院や寂光院が近い。泉質は敏感肌の人にもやさしい弱アルカリ性。
泉質
[編集]大原温泉は、京都盆地の北東側に位置し、1175mの深さから約120(リットル/分)の豊富な湯量が沸き出す、湯温27.9℃の温泉です。泉質は、「美肌効果」のあるナトリウムイオンと炭酸水素イオンが多く、更に「通風の湯」の元になっているラドン量が25(X10-10キュリー/kg)と多く放射能温泉基準の30(X10-10キュリー/kg)に近い量を抱え、近畿地方でも数少ない温泉です。無色透明で含まれる成分量に応じて刺激が少なく、病後回復後の静養〜手術後、骨折・外傷後の療養に適しており、炭酸水素イオンの持っている「肌がなめらかになる効果」と浴後に「清涼感」を感じる温泉です。又、Ph値が8.7と弱アルカリ性であり、ナトリウム・炭酸水素イオンの効果でお肌の角質を軟化させ「ツルツル」にさせる「美人の湯」に近い効果もあります。1175mの地底から運び込まれてくる温泉と効能成分で療養と疲労回復効果を期待できる京都盆地の中でも少ない効能ある温泉です。 — 株式会社 甲田工業所から引用
温泉街
[編集]温泉街は無い。三千院付近に料理旅館が1軒、寂光院付近に民宿が2軒ある。
歴史
[編集]掘削期間は、2003年(平成15年)4月4日から2004年(平成16年) 3月17日まで349日間。2004年(平成16年)7月28日に開湯した。1175mの深さから毎分約120リットル(日量173トン)の湯量が湧出し、泉温は湧出口で27.9℃。掘削に協力した3軒の宿が内湯方式で引湯している[2]。
アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ “温泉分析書”. 京都府 (2004年4月20日). 2020年8月19日閲覧。
- ^ 嵐山温泉・大原温泉(紫の湯)が開湯(2005年1月26日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project