大嶋あやの
おおしま あやの 大嶋 あやの | |
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生誕 |
1994年7月14日(30歳) 日本・東京都江戸川区篠崎[1] |
国籍 | 日本 |
出身校 | 日本女子体育大学体育学部スポーツ健康学科幼児発達学専攻 |
職業 | キッズパーソナルトレーナー |
身長 | 156 cm (5 ft 1 in) |
体重 | 49 kg (108 lb)[2] |
テレビ番組 | TBS『SASUKE』 |
大嶋 あやの(おおしま あやの、1994年7月14日[動画 1] - )は、日本のキッズパーソナルトレーナー[3]、スピードクライミング選手[4]。TBS『SASUKE』『KUNOICHI』の常連選手。元東京シティ信用金庫職員[5]。
来歴
[編集]幼少期から新体操に取り組み、小学生の頃にテレビで観た『SASUKE』で、完全制覇を達成した長野誠に影響を受け出場を志す。
高校生の時に、部活動でソフトボールをやっていたが、2年生のときに中途退部し、『SASUKE』の出場を目指して本格的にトレーニングを始め、日本女子体育大学在学中(当時20歳)の第31回大会に念願叶って初出場を果たし、1st STAGEでそり立つ壁まで突破する大健闘を見せた[6]。第36回大会以降連続して出場し、難関エリアのドラゴングライダーで女性初のクリア者に名乗りを上げた。第36・39回大会では1st STAGEの最終エリア・そり立つ壁まで到達したが、いずれの大会も登れずにタイムアップとなった。『KUNOICHI』にも第9回大会から出場。第11回大会ではBLACKステージの最終エリアまで進み、有力選手の1人として活躍。
2019年6月に行われたドイツ版SASUKEの4ヶ国対抗イベント「Ninja Warrior Germany 4 nations Special」の日本代表チームに女性選手枠(男性5人,女性1人の規定)として選出された[8]。
2021年5月、スピードクライミングの日本代表を目指すべく東京シティ信用金庫を退職。「キッズパーソナルトレーナー」として再就職した。
2022年3月、クライミングに専念するためシュアラスター株式会社とマネジメント契約を締結[9]。同月開催のスポーツクライミング第4回スピードジャパンカップに出場したが、出場10名中8人が勝ち進む予選で敗退を喫した[10]。同年9月30日を以て退社。
同年12月27日放送の『SASUKE』第40回記念大会では同番組24年ぶりとなる日本人女性による1stステージクリアを達成した[11]。2ndでは女性にとって不利なサーモンラダーを難なくクリア。しかし、スパイダーランからスパイダードロップへの移行は低身長が災いし、足が着いた直後に滑り落ちて落下。
2024年8月21日放送の『SASUKEワールドカップ2024』にて、チームJAPAN Redのメンバーに選出された[動画 2]。
人物
[編集]大学時代から取り組んでいるボルタリングは現在も継続しており、自身のライフワークとなっている[12]。
資格は幼稚園教諭一種、保育士、キッズアスレチックインストラクター(Zehitomo)[13]、アロマテラピー検定1級[注 1]。
SASUKEでの戦歴
[編集]大会別成績
[編集]大会 | ゼッケン | STAGE | 記録 | 備考 |
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第31回大会 | 52 | 1st | そり立つ壁 | 登った瞬間タイムアップ、ダイジェスト |
第36回大会 | 77 | タイムアップ | ||
第37回大会 | 77 | フィッシュボーン | 5本目の足場 | |
第38回大会 | 78 | ドラゴングライダー | 対岸付近で着水 | |
第39回大会 | 82 | 2連そり立つ壁 | 2つ目の壁、タイムアップ | |
第40回大会 | 3982 | 2nd | スパイダードロップ | 落下 |
第41回大会 | 83 | 1st | ドラゴングライダー | 2本目への移行失敗 |
通算成績
[編集]出場数 | 2nd進出 | 3rd進出 | Final進出 | 最優秀成績 |
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7回 | 1回 | 0回 | 0回 | 0回 |
KUNOICHIでの戦歴
[編集]大会 | ゼッケン | STAGE | 記録 | 備考 |
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第9回大会 | 45 | BLUE | スポンジブリッジ | 3~4枚目 |
第10回大会 | 48 | RED | ダブルペンダラム | サンドバックを掴めず落水 |
第11回大会 | 47 | BLACK | パイプスライダー | 着地失敗 |
本大会以外での出来事
[編集]SASUKEワールドカップ
[編集]2024年
チーム | 背番号 | ステージ | 出順 | 結果 | 備考 | ポイント |
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日本 Red | 5 | 1st | 第3ヒート-6番目 | そり立つ壁 | タイムアップ | 50pt |
2nd | 不出場 | |||||
3rd | 第2ヒート-1番目 | サイドワインダー | フライングバー→1本目 | 20pt | ||
FINAL | 不出場 |
出演
[編集]競技会の戦績(スポーツクライミング)
[編集]国内大会
[編集]- 2022年
- 第4回スピードジャパンカップ 10位[10]
脚注
[編集]注釈
[編集]動画
[編集]- ^ (日本語) 【タロット占い】満足のいく40回大会にするためには...?【日置将士】【大嶋あやの】 2022年10月2日閲覧。
- ^ SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】SASUKEチャンネル (2024-07-11), 【出場チーム紹介①JAPAN Red】日本が誇る現役最強集団!チームの目標は優勝のみ!【SASUKEワールドカップ2024 放送は8月21日(水)夜6時30分】 2024年10月26日閲覧。
出典
[編集]- ^ “江戸川区出身!パリオリンピックへの出場を目指すスピードクライミング選手「大嶋あやの」さんを応援しよう!日本代表まであと0.013秒!!”. まいぷれ[江戸川区] (2022年11月24日). 2023年1月17日閲覧。
- ^ “大嶋あやの”. INFLUENCER PORTAL.com. 2023年1月17日閲覧。
- ^ SASUKE【TBS公式】 [@sasuke_tbs] (2021年12月20日). "ゼッケン8⃣2⃣番". Instagramより2023年1月17日閲覧。
- ^ 『『SASUKE』『KUNOICHI』にも出場したスピードクライミング選手・大嶋あやの、クラウドファンディングプロジェクト「大嶋あやのパリオリンピックへの挑戦」をスポチュニティで実施予定』(プレスリリース)スポチュニティ株式会社、2022年11月24日 。2023年1月17日閲覧。
- ^ “【予告】大嶋あやの職員「SASUKE」に登場!: チャレンジ シティ!”. チャレンジ シティ!. 東京シティ信用金庫 (2019年12月16日). 2021年8月21日閲覧。
- ^ “大嶋 あやのさん|夢に向かって挑戦する「人」|The Body Care Company/ファイテン株式会社-phiten-”. ファイテン. 2021年8月21日閲覧。
- ^ “スピードクライミング日本代表を目指す大嶋あやのさんをグリーンコーヒーでサポート|GREEN COFFEE STORE JAPAN|note”. note(ノート). 2022年10月2日閲覧。
- ^ 森本裕介 (2019年12月30日). “生放送の「SASUKE」超難関へ、ハンパない準備をしていた挑戦者|その他競技|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva”. Web Sportiva. 集英社. 2021年8月21日閲覧。
- ^ 『「SASUKE」に出場実績を持ち、現在はスピードクライミングで活躍中の大嶋あやのがシュアラスター株式会社に所属決定』(プレスリリース)シュアラスター株式会社、2022年3月1日 。2023年1月17日閲覧。
- ^ a b “リザルト”. スポーツクライミング第4回スピードジャパンカップ(SJC2022). 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2023年1月17日閲覧。
- ^ SASUKE TBS公式 [@sasuke_tbs] (2022年12月27日). "歴史を変えた🔥 #大嶋あやの さん 24年ぶり日本人女性1stステージクリア🔥🔥". X(旧Twitter)より2023年1月17日閲覧。
- ^ “野中生萌が日本女子初の7秒台【スピードジャパンオープン盛岡大会予選】|CLIMBERSはクライミング、ボルダリングをテーマにした総合WEBサイト”. CLIMBERS. ソニー・ミュージックエンタテインメント/ソル・メディア (2021年6月18日). 2021年8月21日閲覧。
- ^ “ゼヒトモ”. www.zehitomo.com. 2022年10月2日閲覧。
外部リンク
[編集]- 大嶋あやの (@comp_conquest) - X(旧Twitter)
- 大嶋あやの|Ayano Oshima (@ayanooshima) - Instagram