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大市村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
おおいちそん
大市村
廃止日 1901年4月1日
廃止理由 新設合併
大市村葦高村大高村
現在の自治体 倉敷市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 岡山県
都窪郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 2,389
[1]、1899年)
隣接自治体 葦高村、万寿村中洲村福田村
大市村役場
所在地 岡山県都窪郡大市村
地図
旧・大市村役場庁舎位置[2]
座標 北緯34度34分40秒 東経133度45分02秒 / 北緯34.577808度 東経133.750689度 / 34.577808; 133.750689 (大市村)座標: 北緯34度34分40秒 東経133度45分02秒 / 北緯34.577808度 東経133.750689度 / 34.577808; 133.750689 (大市村)
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大市村(おおいちそん)は、かつて岡山県都窪郡窪屋郡にあった自治体である。現在は、全域が倉敷市倉敷地域大高地区を構成している。

概要

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村名は大市(おふち)郷に所属していたことにちなむ[1]。かつての東高梁川東岸で、吉岡川北岸に広がる農村地帯であった。

この川の流域では,寛永5年から昭和9年までに113回の洪水が記録され、特に元文3年・嘉永3年・明治25年・同26年の洪水は古今未曽有であった[1]

地理

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  • 河川:吉岡川、東高梁川

沿革

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  • 1889年(明治22年)6月1日 - 窪屋郡安江村・四十瀬村・沖村・富井村・福井村が合併し、同郡大市村を新設。
  • 1891年(明治24年)7月 - 山陽鉄道が開通する。
  • 1900年(明治33年)4月1日 - 郡の統合により都窪郡となる。
  • 1901年(明治34年)4月1日 - 葦高村・大市村が合併し、大高村を新設。同日大市村廃止。

当時の主要施設

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  • 山陽鉄道 - 駅は無し

地域

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当時の管轄地域は、現在の地域ではおおむね以下の通り。いずれも倉敷市。

大高
四十瀬、沖(沖・沖新町)、福井、富井(上富井、西富井、東富井)
中洲
安江

参考文献

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  • 岡山県大百科事典編集委員会編集『岡山県大百科事典』(1979年)山陽新聞社
  • 『岡山県市町村合併誌 市町村編』(昭和35年)岡山県
  • 巌津政右衛門 『岡山地名事典』(1974年)日本文教出版社
  • 下中直也 『日本歴史地名体系三四巻』(1981年)平凡社

脚注

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関連項目

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