太海駅
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太海駅 | |
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駅舎(2022年12月) | |
ふとみ Futomi | |
◄江見 (4.6 km) (3.4 km) 安房鴨川► | |
所在地 | 千葉県鴨川市太海2035 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■内房線 |
キロ程 |
116.0 km(蘇我起点) 千葉から君津経由で119.8 km |
電報略号 | フト |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
63人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1924年(大正13年)7月25日[1] |
備考 | 無人駅(乗車駅証明書発行機 有) |
太海駅(ふとみえき)は、千葉県鴨川市太海にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線の駅である。
歴史
[編集]- 1924年(大正13年)7月25日:鉄道省の駅として開設[1][2]。
- 1971年(昭和46年)
- 1985年(昭和60年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1][2]。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[5]。東京近郊区間に組み込まれる[5]。
- 2019年(令和元年)7月1日:鴨川市による乗車券委託販売(簡易委託)の受託を解除[6]し、終日無人化[6]。
- 2022年(令和4年)12月14日:新駅舎の使用を開始[7]。
-
改修前の旧駅舎(2006年11月)
-
改築前の駅舎(2014年1月)
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改築前の駅舎改札口(2022年2月)
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅である[8]。かつては相対式ホーム2面2線を有し、互いのホームは跨線橋で連絡していたが[9]、2024年(令和6年)3月現在は1面1線での運用である[8]。ホームは嵩上げされていない。
旧駅舎は木造で非常に古く、全体は修繕と塗装が何度も繰返されてはいたが、老朽化のため[10]、2022年(令和4年)3月より駅舎建替工事が実施され、同年12月14日より新駅舎が使用開始した[7]。駅舎は自然を感じ取れることをコンセプトとし、ベンチは東京大学工学部の講義課題として、学生がコンクリート3Dプリンターを使って製作した[10][11]。
茂原統括センター(安房鴨川駅)管理の無人駅で、簡易Suica改札機が設置されている。トイレは男女別水洗式。
2010年(平成22年)2月10日より外房線PRC型自動放送(路線上は内房線だが外房線CTCの管轄)が導入された。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■内房線 | 上り | 館山・千葉方面[8] |
下り | 安房鴨川方面[8] |
- ホームは10両編成までに対応する。
-
待合所(2022年12月)
-
駅ホーム(2022年2月)
利用状況
[編集]2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は63人である。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)240 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)183 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)193 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)226 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)213 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)199 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)146 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)139 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 133 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 126 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]121 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]110 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]100 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]95 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]86 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]81 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]83 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]77 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]65 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]87 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]101 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]72 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]69 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]64 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]65 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]67 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]67 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]81 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]63 | [* 29] |
駅周辺
[編集]駅前広場があり、駅前は千葉県道247号浜波太港線に面し、駅入口と反対側は国道128号が通り、国道・県道沿いには中小商店や宿泊施設(鴨川温泉郷)などが点在する。仁右衛門島や鴨川松島などもあり、観光名所となっている。
- 仁右衛門島(新日本百景の一つ)
- 鴨川松島
- 鴨川温泉郷
- 太海海水浴場
- 太海漁港
- 千葉県立鴨川青年の家
- 太海郵便局
- 太海望洋の丘(太海多目的公益用地)
- 早稲田大学鴨川セミナーハウス
- 合併記念公園 (旧鴨川市と旧天津小湊町の合併)
- 旧水田家住宅 (車で約17分)
- 太海フラワーセンター
バス路線
[編集]「太海駅前」停留所にて、日東交通が運行する路線バスが発着する。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、14-15頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、621頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “「通報」中央本線梁川駅ほか6駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1985年2月27日)
- ^ “市政のあゆみ” (PDF). 鴨川市. p. 7. 2014年1月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月10日閲覧。
- ^ a b 『Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2019年5月3日時点におけるアーカイブ 。2018年7月8日閲覧。
- ^ a b “広報かもがわ 平成31年4月15日号(No.368)> JR駅内での観光案内業務を終了” (PDF). 鴨川市. p. 7. 2019年6月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月21日閲覧。
- ^ a b 『内房線 太海駅が生まれ変わります』(プレスリリース)東日本旅客鉄道千葉支社、2022年12月7日。オリジナルの2022年12月7日時点におけるアーカイブ 。2022年12月7日閲覧。
- ^ a b c d “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(太海駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月16日閲覧。
- ^ “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(太海駅)”. 東日本旅客鉄道. 2023年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月16日閲覧。
- ^ a b “「自然を感じる」コンセプトに 内房線太海駅 新駅舎が完成”. 東京新聞 (中日新聞東京本社). (2022年12月10日). オリジナルの2024年5月5日時点におけるアーカイブ。 2024年5月5日閲覧。
- ^ “3Dコンクリートプリンティングの産学連携デザインコンペを開催”. 東京大学 (2023年1月16日). 2024年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月5日閲覧。
利用状況に関する出典
[編集]- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和元年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(太海駅):JR東日本