平畠啓史
2022年11月撮影 | |
本名 | 平畠 啓史 |
ニックネーム | ひらちゃん |
生年月日 | 1968年8月14日(56歳) |
出身地 | 大阪府高槻市 |
血液型 | A型 |
身長 | 170 cm |
言語 | 日本語 |
方言 | 共通語 大阪弁 |
出身 | 銀座7丁目劇場のオーディション |
コンビ名 | DonDokoDon(活動休止中) |
相方 | 山口智充 |
芸風 |
たとえ話 漫才・コント(ツッコミ) |
立ち位置 | 右 |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 1994年 - |
同期 |
ロンドンブーツ1号2号 ペナルティ 渡部建(アンジャッシュ) COWCOW 小籔千豊 2丁拳銃 土肥ポン太 浜本広晃(テンダラー) |
現在の代表番組 | くさデカ |
配偶者 | 未婚 |
公式サイト | 公式サイト |
平畠 啓史 | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2020年2月19日 - |
ジャンル | サッカー |
登録者数 | 約4.17万人 |
総再生回数 | 約482万回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2022年7月5日時点。 |
平畠 啓史(ひらはた けいじ、1968年8月14日 - )は、日本のお笑いタレント。お笑いコンビ「DonDokoDon」のツッコミ担当(現在はコンビ活動休止中)。大阪府高槻市出身。吉本興業所属。サッカーに関する造詣が深く、「Jリーグウォッチャー」の肩書きを用いることも多い[1]。
来歴
[編集]大阪府高槻市出身。大阪府立阿武野高等学校卒業後、一浪の後[2]、関西大学経済学部に入学し卒業。大学卒業後に同じ職場(宝塚ファミリーランド)で相方の山口智充と出会い、お笑いコンビ「DonDokoDon」を結成する。
コンビ活動休止中の現在はJリーグ中継をはじめとしてサッカー番組やサッカー関連のイベントへの出演機会が多く[3][4]、Jリーグのみならず、海外サッカーに関する造詣も深いことから、芸能人No.1の「サッカー通」である[4]。
また、静岡県では1999年から『くさデカ』(テレビ静岡)の顔として出演[5]。沼津ラクーンよしもと劇場の記者発表会では司会を務めるなど、静岡における吉本芸人の代表格となっている[6]。『くさデカ』の食レポでおなじみのたとえ話はサッカー解説でも用いられることがある[7]。
人物
[編集]サッカー
[編集]小学4年生でサッカーを始める[8]。子供の頃のあこがれのサッカー選手はヤンマーディーゼル(セレッソ大阪の前身)楚輪博[9]。
高校在学中にサッカー部の主将としてチームを全国高校総体(インターハイ)出場に導くという経歴を持ち[10]、宮迫博之(雨上がり決死隊)とは宮迫が金光第一高等学校サッカー部2年のときに対戦経験がある。関西大学入学時にもサッカー部に勧誘された(正確にはサッカー部に入った高校時代の知人に「飯食いに行こう」と誘われた)が断っており、サッカー選手としての活動は高校までで止めている[2]。
サッカーに関する仕事を本格的に始めることになったのは偶然の賜物で、J-LEAGUE WIDE(TBS)の浦和 vs 横浜FMの副音声ゲストで呼ばれたとき、たまたま『Foot!』(J SPORTS)のグッズとして販売されていたTシャツ(インターネットで自費で購入したという[3])を着ていたのを『Foot!』のスタッフが見つけ、番組から声がかかったのがきっかけであるという[2]。『Foot!』にゲスト出演した際、初回放送はできる限り自宅で見る、好きなチームはレアル・ベティスで好きな選手はフランシスコ・ジェステ[3]とスペインサッカーに関する造詣を語ったのを機に、2005年より同局で『バルサTV "Historia"』(FCバルセロナの過去の試合を紹介する番組。2007年より『バルサTV PARTIDO』に番組名変更)でコメンタリスタ(解説者との対談)、2008年からはリーガ・エスパニョーラの実況も担当をすることになった[3]。
スカパーで仕事をするようになったのは2006年のFIFAワールドカップドイツ大会のデイリーニュース番組のMCとして声がかかったのが始まりで[2]、以降、Jリーグのハイライト番組を10年にわたって担当することになる。
『アメトーーク!』の「ワールドカップ2010応援芸人」(2010年6月10日放送)では、他の出演者がアルゼンチン代表のリオネル・メッシや、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドなどを注目選手とする中、平畠はウルグアイ代表のディエゴ・フォルランを注目選手とした[11]。フォルランは同大会において得点王・大会MVPに輝く活躍を見せた。
過去に、まちゃまちゃ、森三中などの女性芸人がいたフットサルチーム「よしもとマラティニーコ」の監督(当初はペナルティのヒデ)を務めていた。
本人曰く「『日本でサッカーを一番楽しんでる人間』になりたい」「常に『もっとおもろいサッカーの見方はないか』と思ってる」という[2]。
その他
[編集]- ニックネームについては、「平ちゃん」(主に同期の田村淳が使用)が一般的であるが、「ヒゲ」「ひらはな」(主によゐこが使用)「野良はた」など色々。
- デビュー当時、自己紹介をする際に巨人の川相に似ていると言って自己紹介していた。日本中央競馬会 (JRA) 所属ジョッキー(栗東)佐藤哲三と顔が似ていてよく間違えられる。三吉慎蔵(寺田屋事件で坂本龍馬を護った長府藩士)に顔が似ているという理由から、2011年のドラマ『JIN-仁-』に三吉役のオファーを受け、出演した[12]。
- パチンコ、パチスロも趣味としており、遠征も頻繁に行っている。またその豊富な知識を生かし、『ゴリラのつぼ』(ラジオ日本)のメインパーソナリティを務めた。
- げんしじんは高校の1年後輩にあたるが、高校卒業後に坂田利夫に弟子入りしているため、逆に芸歴ではげんしじんのほうが先輩である。
- サッカー関連の仕事は基本的に断らない一方で、バラエティ番組への出演については「喋りとか場を仕切るといったことに関して、基本スキルを持ってない」との考えから、自分が行って(番組を上手く回せずに)迷惑になるようであれば断るようにしているという[8]。
その他仕事
[編集]- 2004年のNHK大河ドラマ『新選組!』に葛山武八郎役で出演。半ば強引に(山口が演ずる)永倉新八らと行動を共にさせられたあげく、永倉らの罪を一人で背負って切腹に追い込まれる、という役どころであった。
- 『松本人志・高須光聖の放送室』(TOKYO FM)の企画「カプリチョーザ杯」で第三回チャンピオン(2005年4月)になり、4回のチャンプが戦った「グランドチャンピオン大会」(2006年1月)でも優勝する。
- 2006年1月18日に発売された声優・歌手の水樹奈々のプロモーションビデオ「NANA CLIPS 3」に収録される「ミラクル☆フライト」のPVに、インターネットラジオ『おしゃべりやってまーす火曜日』の繋がりから特別出演をしている。
- かつては雨上がり決死隊と共に芸人が集まった草野球チーム「ユニバース」(蛍原が選手兼監督)に所属していた。
- 『水曜JUNK 雨上がり決死隊べしゃりブリンッ!』(TBSラジオ)では、終了間際の2009年まで年末の放送回に出演し、1年間の近況報告を行うのが恒例となっていた。
出演番組
[編集]- 平畠のみ出演のもの。コンビでの出演はDonDokoDonを参照。
現在
[編集]テレビ
[編集]- くさなぎ署の刑事→くさなぎ署の刑事特捜班D→くさデカ(1998年 - 、テレビ静岡) - かつてはコンビで出演。
- 平ちゃんの「ほな行こか。」(スカサカ!)
- デイリーサッカーニュース Foot!(J SPORTS) - 代理MCのほか、2017/2018シーズンは木曜日を担当。
- Jリーグタイム(2017年 - 、NHK BS1→NHK BS) - 2017年から2020年までは、「キャンプスペシャル」やJ1非開催日に行われる「J2スペシャル」を中心に準レギュラーゲストとして不定期出演。2021年(2月20日[13] - 12月11日[14])はレギュラーコメンテーターとして出演。2022年以降は再び不定期出演となっている。
- 平畠会議(2018年7月 - 、スカサカ!) - MC
動画配信
[編集]過去
[編集]テレビ
[編集]- おはスタ(テレビ東京系)
- ゼベック・オンライン(2004年10月 - 2005年3月、東京MXテレビ) - 月曜レギュラー
- 明石家さんちゃんねる(TBS) - ニュースの密林、本当にあった勘違いのコーナー
- 雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!(テレビ朝日) - 不定期出演(2008年6月6日放送「地方冠番組芸人」以外はサッカー関連企画のみ)
- バルサTV(J SPORTS) - 実況
- デイリーニュース(FIFAワールドカップ専門チャンネル)
- toto&JリーグTV(スカチャン)
- Jリーグアフターゲームショー(スカチャン)
- マッチデーJリーグ・J2編(スカチャン・BSスカパー!)
- run for money 逃走中(2004年12月28日・2013年1月6日・13日、フジテレビ) - 2004年12月28日放送の回で逃走成功し、賞金60万円を獲得した。
- ジャンクSPORTS(2008年5月11日、フジテレビ)
- パチンコ王座モンド21杯(MONDO21)
- 高設定を掴め!!パチスロ格付けバトル(MONDO21)
- ヨシモト∞(ヨシモトファンダンゴTV) - 不定期出演(2007年3月末迄ほっしゃん。が都合で休むときは2部の代打MCを行うときがあった)
- Jリーグマッチデーハイライト(スカチャン・BSスカパー!) - メインMC
- 平畠蹴球団(2015年10月 - 12月、テレビ静岡)
- ピエール瀧のしょんないTV(静岡朝日テレビ) - 不定期出演(静岡ローカルネタやサッカー企画などのゲスト)
ドラマ
[編集]- 連続テレビ小説「あすか」(1999年 - 2000年、NHK総合) - サンペイ 役
- 天才柳沢教授の生活(2002年、フジテレビ系) - 牧師 役
- あなたの人生お運びします! 第8話「命がけの恋」(2003年、TBS系)
- 新選組!(2004年、NHK総合、大河ドラマ) - 葛山武八郎 役
- 翼の折れた天使たち 第4夜「商品」(2007年、フジテレビ系)
- JIN-仁- 完結編(2011年、TBS系) - 三吉慎蔵 役
CM
[編集]- くさデカの本(2004 - 2005 視聴者が選んだ自慢の美食(アレ)BEST100)
- 静岡県福祉人材確保対策連携協議会(2013年) - ナレーション
- 沼津ラクーンよしもと劇場(2014年)
- ソフトバンクモバイル(2014年、静岡県内向け)
ラジオ
[編集]- 平ちゃんのパチンコ・パチスロ情報ラジオ〜ゴリラのつぼ(ラジオ日本)
- おしゃべりやってまーす火曜日(2003年10月 - 2009年4月、K'z Station)
動画配信
[編集]- F.Chan TV(フットボールチャンネル) - 不定期出演
映画
[編集]- U-31(2016年) - 平田修 役
舞台
[編集]著書
[編集]- 平畠啓史 Jリーグ54クラブ巡礼 -ひらちゃん流Jリーグの楽しみ方-(2018年・ヨシモトブックス) ISBN 978-4847097201
- 平畠啓史 Jリーグ56クラブ巡礼2020 -日本全国56人に会ってきた-(2020年・ワニブックス) ISBN 978-4847098765 - 「平畠啓史 Jリーグ54クラブ巡礼」の続編。ヴァンラーレ八戸とFC今治を追加した。
- 今日も、Jリーグ日和。 -ひらちゃん流マニアックなサッカーの楽しみ方-(2019年・ヨシモトブックス) ISBN 4847098307 - サッカーダイジェストの連載「アディショナルタイムに独り言」の単行本化
- 平畠啓史の日本一わかりやすいJリーグ語辞典(2021年・ワニブックス)ISBN 978-4847070280
脚注
[編集]- ^ “「完成形が一体どうなっていたか」Jリーグウォッチャー・平畠啓史が選ぶJ歴代最強チーム”. サッカーダイジェストweb (2020年6月5日). 2021年3月16日閲覧。
- ^ a b c d e 森雅史 (2018年12月25日). “平畠啓史が信じた可能性 幸せの条件は「自分が選べる選択肢」”. livedoor News. 2018年12月25日閲覧。
- ^ a b c d “ヒラッチとの邂逅”. J SPORTS (2008年2月10日). 2018年12月29日閲覧。
- ^ a b “スカパーとJリーグアフターゲームショーへの期待”. Soccer Journal(サッカージャーナル). (2010年12月9日)
- ^ “「くさデカ」平ちゃんと静岡グルメツアー!”. ピエール瀧のしょんないTV. 静岡朝日テレビ (2013年3月14日). 2013年5月13日閲覧。
- ^ “功力改名&移住、沼津新劇場賑やかにオープン”. お笑いナタリー (2014年7月7日). 2014年8月14日閲覧。
- ^ “Jリーグのご意見番、平畠啓史と1stを振り返る! 「F.Chanアウォーズ」も開催!”. フットボールチャンネル (2016年7月1日). 2022年9月18日閲覧。
- ^ a b “「断るとこは断らなあかんなって」デビューから28年…平畠啓史が“バラエティーの現場”から距離を置いた理由 平畠啓史さんインタビュー #2(1/3)”. 文春オンライン. 文芸春秋社 (2022年1月8日). 2022年1月10日閲覧。
- ^ “2010Jリーグキックオフカンファレンスレポート”. FC岐阜公式サイト. 2014年5月2日閲覧。
- ^ “今こそ稼げ! サッカーが得意な芸能人”. リアルライブ. (2010年6月24日)
- ^ “「アメトーーク!」 2010年6月10日(木)放送内容”. 価格.com. 2014年5月2日閲覧。
- ^ 「JIN-仁-かわら版」『JUNON6月号』、主婦と生活社、2011年4月、p. 103。(プロデューサー石丸彰彦の発言より)
- ^ “「開幕直前スペシャル」”. NHK Jリーグタイム公式サイト. NHK (2021年2月13日). 2024年2月20日閲覧。
- ^ “「2021シーズン総集編」”. NHK Jリーグタイム公式サイト. NHK (2021年12月4日). 2024年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月20日閲覧。
- ^ “平畠啓史、Jリーグ初実況にファン高評価「聞きやすいし違和感ない」”. ゲキサカ. 2017年8月15日閲覧。
外部リンク
[編集]- 芸人プロフィール | 平畠啓史 - 吉本興業
- ひらはたフットボールクラブ - YouTubeチャンネル
- 平畠啓史 (@J_hirachanryu) - X(旧Twitter)