後藤克己
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後藤克己 ごとう かつみ | |
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生年月日 | 1973年6月21日(51歳) |
出生地 | 群馬県邑楽郡明和町 |
出身校 | 早稲田大学商学部卒業 |
前職 | 群馬県庁職員 |
所属政党 |
(無所属→) (民主党→) (民進党→) (旧国民民主党→) 立憲民主党 |
公式サイト | 群馬県議会議員「後藤かつみ」 オフィシャルサイト |
選挙区 | 高崎市選挙区 |
当選回数 | 5回 |
在任期間 | 2007年 - 現職 |
後藤 克己(ごとう かつみ、1973年6月21日[1] - )は日本の政治家。立憲民主党所属の群馬県議会議員[2]。県議会会派「リベラル群馬」の代表[3]。立憲民主党群馬県連会長[4]。自治労群馬県本部の組織内議員[5]。
来歴
[編集]1973年(昭和48年)、群馬県明和町に生まれる[6]。1992年(平成4年)、群馬県立太田高等学校卒業[1]。1997年(平成9年)、早稲田大学商学部卒業[1]。1998年(平成10年)、群馬県庁に入庁[1]。2002年(平成14年)、群馬県職員労働組合専従となる[7]。
2006年8月11日、自治労群馬県本部は翌年の群馬県議選高崎市選挙区に自治労群馬県本部で中央執行委員を務める後藤を擁立することを決定した[8]。同月14日、後藤は群馬県庁舎で記者会見を開き、次期県議選への立候補を正式に表明[9]。会見には次期県議選には出馬せず県議を引退する長崎博幸(高崎市選挙区選出)も同席し、後藤が長崎の後継候補であることを示した[9]。
2007年4月、群馬県議選高崎市選挙区に社会民主党推薦の無所属で立候補し初当選[10]。
2011年4月、高崎市選挙区に民主党公認で出馬し再選[11]。
2015年4月、高崎市選挙区に民主党公認で出馬し3選[12]。
2018年5月7日、民進党と希望の党が合流して旧国民民主党が結成された[13]。民進党群馬県総支部は同月14日の常任幹事会で、民進党群馬県総支部を国民民主党群馬県総支部に移行させることを決定した[14]。同年6月23日、旧・国民民主党群馬県総支部連合会の結成大会が前橋市で開かれた[15]。同党群馬県連の会長には黒沢孝行県議(太田市選挙区選出)が就任し、後藤は同党県連の幹事長に就任した[15]。
2019年4月、後藤は国民民主党に所属したまま[16]国民民主党・社会民主党推薦の無所属で県議選に出馬し4選[17]。県議選では旧立憲民主党群馬県連で最高顧問を務める角田義一元参院議員や県内の立憲民主党所属の衆議院議員らが後藤や八木田恭之(今期で引退する黒沢孝行県議の後継候補[18])の応援を行った[16]。
同年6月23日、旧国民民主党群馬県連は県連大会を開き、同党県連会長の黒沢の後任として後藤を同党県連の会長に就任させることを決定した[19]。県議を引退した黒沢は新たに県連副会長に就任した[19]。
2020年10月4日、新・立憲民主党群馬県総支部連合会の結成大会が高崎市で開かれた[20]。後藤は同党県連に参加し、県連の幹事長に就任した[20]。県連の会長には旧立憲民主党出身の長谷川嘉一衆議院議員が就任した[20](長谷川は2021年9月21日に県連会長を辞任[21])。
2021年10月8日、立憲民主党・日本共産党・社会民主党・新社会党の4党の群馬県組織が、市民団体「野党共闘を発展させる群馬県連絡会」が提案する次期衆院選の共通政策に合意した[22][23]。共通政策の調印式には4党の県組織の代表者が出席し共通政策の合意書に調印した[22][24]。後藤は調印式後の記者会見で、共通政策の締結を「丁寧に協議してきた一つの到達点」であるとして好意的に評価した[23][24]。
同年12月18日、立憲民主党群馬県連は前橋市で臨時大会を開き、空席となっていた同党県連の会長に後藤を任命することを決定した[25]。
2023年4月、高崎市選挙区に立憲民主党公認で出馬し5選[26]。
役職
[編集]不祥事
[編集]寄付金の収支報告書不記載
[編集]2023年11月、政治団体「群馬分権自治フォーラム」からの寄付金110万円について政治資金収支報告書への不記載が発覚した[27][28]。後藤は「事務処理上のミス」であると釈明した[27][28]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “【議員の紹介】群馬県議会議員 後藤克己 - 群馬県議会”. www.pref.gunma.jp. 群馬県. 2023年3月19日閲覧。
- ^ “後藤克己”. cdp-japan.jp. 立憲民主党本部. 2022年8月27日閲覧。
- ^ “群馬県議会 議員の紹介 党(会)派別(令和4年4月1日現在)”. www.pref.gunma.jp. 群馬県. 2022年9月3日閲覧。
- ^ “代表メッセージ”. cdp-gunma.jp. 立憲民主党群馬県総支部連合会. 2022年8月27日閲覧。
- ^ “組織内議員紹介”. jichiro-gunma.com. 自治労群馬県本部. 2023年3月19日閲覧。
- ^ a b c d “後藤かつみプロフィール”. 後藤克己公式ウェブサイト. 2023年3月19日閲覧。
- ^ 木下訓明「県議選 高崎市・群馬郡選挙区 長崎県議の後継で、後藤氏が出馬へ」『毎日新聞朝刊』2006年8月15日、23頁 地方版(群馬)。
- ^ 「自治労県本部 県職員後藤氏を県議選に擁立へ 高崎市区」『朝日新聞朝刊』2006年8月12日、27頁 地方版(群馬県央)。
- ^ a b 「県職員の後藤氏、立候補正式表明 来春の県議選高崎市区」『朝日新聞朝刊』2006年8月15日、21頁 地方版(群馬県央)。
- ^ 「統一地方選・県議選 自民「安定」割る33議席 「親知事」、8議席獲得」の記事の「県議選の得票」節、『朝日新聞朝刊』2007年4月9日、17頁 地方版(群馬)。
- ^ “群馬県議会議員選挙 - 高崎市選挙区候補者一覧 - 2011年04月10日投票 | 群馬県”. 選挙ドットコム. イチニ株式会社. 2023年3月19日閲覧。
- ^ “群馬県議会議員選挙 - 高崎市選挙区候補者一覧 - 2015年04月12日投票 | 群馬県”. 選挙ドットコム. イチニ株式会社. 2023年3月19日閲覧。
- ^ 杉直樹 (2018年5月8日). “国民民主党:結党 「まずは一歩前進」 野党関係者、再編徹底望む声も /群馬”. 毎日新聞デジタル. 毎日新聞社. 2023年3月19日閲覧。
[杉直樹「「国民民主」新党 「まずは一歩前進」 野党関係者、再編徹底望む声も」『毎日新聞朝刊』2018年5月8日、25頁 地方版(群馬)。] - ^ 鈴木敦子 (2018年5月16日). “国民民主党:県総支部へ民進移行 来月23日に大会 /群馬”. 毎日新聞デジタル. 毎日新聞社. 2023年3月19日閲覧。
[鈴木敦子「国民民主県総支部へ、民進移行 来月23日に大会」『毎日新聞朝刊』2018年5月16日、23頁 地方版(群馬)。] - ^ a b 吉原実 (2018年6月24日). “国民群馬県連が結党大会 「非自民勢力を一つに」 会長に黒沢氏、信頼構築へ決意”. 産経ニュース. 産経デジタル. 2023年3月19日閲覧。
- ^ a b 杉直樹; 鈴木敦子 (2019年4月9日). “’19統一地方選:県議選を振り返る 自民「重鎮」落選に動揺 議席は1増、世代交代進む /群馬”. 毎日新聞デジタル. 毎日新聞社. 2023年3月19日閲覧。(毎日新聞朝刊2019年4月9日付、地方版・群馬)
- ^ “群馬県議選 高崎市 | 統一地方選挙 2019 | NHK選挙WEB”. www.nhk.or.jp. NHK. 2023年3月19日閲覧。
- ^ 阿相久志 (2019年1月11日). “選挙:県議選・太田市区 八木田・太田市議が出馬表明 /群馬”. 毎日新聞デジタル. 毎日新聞社. 2023年3月19日閲覧。(毎日新聞朝刊2019年1月11日付、地方版・群馬)
- ^ a b 鈴木敦子 (2019年6月24日). “2019知事選:国民は自主投票 /群馬”. 毎日新聞デジタル. 毎日新聞社. 2023年3月19日閲覧。(毎日新聞朝刊2019年6月24日付、地方版・群馬)
- ^ a b c 中村瞬 (2020年10月5日). “群馬の新立憲県連旗揚げ 衆院選へ態勢づくり急ぐ”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2023年3月19日閲覧。
- ^ 「立憲県連会長を長谷川氏が辞任」『朝日新聞朝刊』2021年9月23日、23頁 地方版(群馬)。
- ^ a b 妹尾直道 (2021年10月9日). “2021衆院選:4野党が政策合意 市民団体の呼び掛けで /群馬”. 毎日新聞デジタル. 毎日新聞社. 2023年3月19日閲覧。
[妹尾直道「2021衆院選 4野党が政策合意 市民団体の呼び掛けで」『毎日新聞朝刊』2021年10月9日、23頁 地方版(群馬)。] - ^ a b 「野党政策合意 衆院選で共闘」『読売新聞朝刊』2021年10月9日、27頁 地方版(群馬)。
- ^ a b 「攻防 2021衆院選 立民など4者、共通政策で合意」『上毛新聞』2021年10月9日、16頁 社会面。
- ^ 「立民県連が臨時大会」『読売新聞朝刊』2021年12月19日、25頁 地方版(群馬)。
- ^ “群馬県議会議員選挙の速報・開票結果…統一地方選挙2023”. 読売新聞オンライン. 読売新聞東京本社. 2023年4月10日閲覧。
- ^ a b “立民、群馬県連会長が不記載 寄付金110万円、修正へ | 共同通信”. Nordot. ノアドット株式会社 (2023年11月29日). 2024年3月10日閲覧。ニュース提供元:共同通信社。
- ^ a b 「寄付110万不記載、収支報告修正へ 立民・後藤県議」『上毛新聞』2023年11月30日、1面。