木戸村 (新潟県)
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きどむら 木戸村 | |
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廃止日 | 1901年11月1日 |
廃止理由 |
新設合併 石山村、木戸村、山潟村(一部) → 石山村 |
現在の自治体 | 新潟市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 |
中部地方、北陸地方 甲信越地方 |
都道府県 | 新潟県 |
郡 | 中蒲原郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
隣接自治体 | 新松島村、石山村、山潟村、女池村、沼垂町 |
木戸村役場 | |
所在地 | 新潟県中蒲原郡木戸村[注 1] |
座標 | 北緯37度55分30秒 東経139度05分33秒 / 北緯37.92489度 東経139.09261度座標: 北緯37度55分30秒 東経139度05分33秒 / 北緯37.92489度 東経139.09261度 |
ウィキプロジェクト |
木戸村(きどむら)は、かつて新潟県中蒲原郡にあった村。1901年11月1日の合併によって消滅し、現在は新潟市東区の一部となっている。
以下の記述は合併直前当時の旧木戸村に関しての記述であり、現在では名称等が異なる場合がある。なお、ここに記述されていない内容に関しては新潟市などの記事を参照。
概要
[編集]1889年(明治22年)から1901年(明治34年)まで存在し、村名は合併した各村のうちで有力だった上木戸、下木戸にちなむ[1]。
地名について
[編集]木戸村の地域には王瀬の長者にまつわる地名が多く存在し、屋敷の木戸があった場所が現在の「上木戸」「中木戸」「下木戸」、牡丹を植えた庭が「牡丹山」、であったといわれている。
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い中蒲原郡上木戸村、下木戸村、牡丹山新田、鴉俣村、中山新田、竹尾新田、紫竹新田、馬越村が合併し、木戸村が発足。
- 1901年(明治34年)11月1日 - 中蒲原郡石山村、山潟村(一部)と合併し、石山村を新設して消滅。
地域
[編集]木戸村は、合併した村名を継承する以下の大字で構成される。
- 上木戸(かみきど)
- 1889年(明治22年)まであった上木戸村の区域。現在の新潟市東区上木戸。
- 下木戸(しもきど)
- 1889年(明治22年)まであった下木戸村の区域。現在の新潟市東区下木戸。1877年(明治10年)に下木戸村に編入された中村新田は、現在の新潟市東区中木戸にあたる。
- 鴉俣(からすまた)
- 1889年(明治22年)まであった鴉俣村の区域。現在は新潟市東区山木戸に編入され消滅。
- 竹尾(たけお)
- 1889年(明治22年)まであった竹尾新田の区域。現在の新潟市東区竹尾。
- 開発年は不詳だが、『中蒲原郡誌』では1637年(寛永14年)としている[2]。地名の由来は寺山から繁茂している竹が、この近辺を末尾として姿を消していたことによる[3]。
- 紫竹(しちく)
- 1889年(明治22年)まであった紫竹新田の区域。現在の新潟市東区紫竹。
- 馬越(うまこし)
- 1889年(明治22年)まであった馬越村の区域。現在の新潟市中央区西馬越、本馬越。
- 榎(えのき)
- 1889年(明治22年)まであった榎新田の区域。現在の新潟市東区榎。
脚注
[編集]注釈
出典
参考文献
[編集]- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
- 角川日本地名大辞典 編纂委員会『角川日本地名大辞典 15 新潟県』(株)角川書店、1989年10月8日。ISBN 4-04-001150-3。
- 『新潟市合併町村の歴史 第4巻 中蒲原郡から合併した町村の歴史 下』新潟市、1986年2月28日。
- 『新潟歴史双書 8 新潟の地名と歴史』新潟市、2004年3月31日。