木村定
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木村 定(きむら さだむ、1926年 - )は、日本の医学者。精神科医[2]。
経歴
[編集]京都大学医学部卒業。1959年「神経症性離人症の精神病理学的研究」で京都大学より医学博士を授かる[3]。関西医科大学助教授[4][5][6]を経て龍谷大学[10]に奉職、社会学部教授を務め1997年に定年退職[要出典]。
著書
[編集]- 『神経症性離人症の精神病理学的研究』京都大学。昭和34年11月30日授与、医学博士。国立国会図書館デジタルライブラリーNDLJP:000010548670-00。
- 「第4章 神経症§第2節 各論 関西医科大学助教授 木村定」『精神医学』村上仁 等著(第2版)、医学書院、665-687頁。doi:10.11501/1382465。国立国会図書館書誌ID:1100750。
- 「新しい向精神薬 Butyrophenone 系化合物について」『The Journal of Kansai Medical University』第19巻第2号、関西医科大学、1967年、85-92頁、CRID 1390282680433554688、doi:10.5361/jkmu1956.19.2_85、ISSN 0022-8400。
- 『臨床精神医学入門』金剛出版、1988年。
- 録音版(東京都立中央図書館手製、1990年)カセット10巻、国立国会図書館書誌ID:3845343。
- 『精神療法入門 : 症例中心』金剛出版、1989年。ISBN 4-7724-0281-0、国立国会図書館書誌ID:000001919864。
- 録音版(東京都立中央図書館手製、1990年)カセット6巻、国立国会図書館書誌ID:3845329。
- 差別と人権をめぐって『龍谷大学社会学部紀要』第1巻、1990年1月31日、73-80頁、ISSN 0919-116X。国立国会図書館書誌ID:1572824502777914752。
- 『精神病理学入門』(金剛出版、1992年)
- CMIによる運動学生の一斉調査『龍谷紀要』第13巻第2号、1992年3月20日、39-46頁、ISSN 0289-0917。国立国会図書館書誌ID:1570009752140752896。
- “A multidimensional strategy in the short-term psychotherapy of anorexia nervosa : case illustrations”. 龍谷紀要 16 (1): 1-24. (1994-08). ISSN 0289-0917.国立国会図書館書誌ID:1571698601737319040。
- 『ストレス 臨床と体験から』(青土社、1997年)ISBN 4-7917-5566-9. CRID 000002662664
- 『ストレス』著者紹介[要説明]
- 共著
- “A Contribution to the Age-distribution and the Birth Order in Schizophrenia and Schizo-affective Psychosis”. The Journal of Kansai Medical University (The Medical Society of Kansai Medical University) 30 (Supplement): S1-S11. (1978). CRID 1390282680434735616. doi:10.5361/jkmu1956.30.supplement_s1. ISSN 0022-8400.
翻訳
[編集]発行年順。
- ジャン・リード『漫画・世界歴史』ミンゴーテ 画、みすず書房、1962年、99頁。doi:10.11501/2496339。国立国会図書館書誌ID:1031207。
- ダニエル・ラポポール(著)、モーリス・ルクラン Reuchlin, Maurice(編)「小児科における心理士の役割」『現代応用心理学』8(診断と臨床)、白水社、1974年、doi:10.11501/12668247。国立国会図書館書誌ID:1136041。
- A・W・ローグ『食の心理学』(青土社、1994年)原題は『The psychology of eating and drinking』。国立国会図書館書誌ID:2372775。
- スーザン・オルドリッジ『遺伝子がつくりだす世界 : 不思議な生命の糸』(青土社、1998年)ISBN 4-7917-5662-2、国立国会図書館書誌ID:2780017、CRID 1130282271866563328。Susan Aldridgeによる原題は『The thread of life』。
- エドワード・ショーター『精神医学の歴史 : 隔離の時代から薬物治療の時代まで』(青土社、1999年)ISBN 4-7917-5764-5国立国会図書館書誌ID:2882445[注釈 1]。
- 共訳
- シドニー・ウェッブ、ベアトリス・ウエッブ『ソヴェト・コンミュニズム 新しき文明』立木康男 共訳(みすず書房、1952 - 1953年)。国立国会図書館デジタルコレクション、送信サービスで閲覧可、国立国会図書館内/図書館・個人送信限定。
- 第1巻、1952年。NDLJP:3010837、doi:10.11501/3010837。
- 第2巻、1953年。NDLJP:2985178、doi:10.11501/2985178。
- ダニエル・ラガーシュ『精神分析の理論と実際』荻野恒一、大橋博司 共訳(白水社〈文庫クセジュ〉、1957年)。doi:10.11501/2935591、国立国会図書館書誌ID:965030。
- ジャン・ドレー 『精神身体医学序論』村上仁、中江育生 共訳(白水社、1966年)doi:10.11501/2429247。
- G・フーバー、G・グロス『妄想 : 分裂病妄想の記述現象学的研究』池村義明 共訳(金剛出版、1983年)doi:10.11501/12866670、国立国会図書館書誌ID:1656934。Gerd Huber、Gisela Grossによる原題は『ドイツ語: Wahn:Eine deskriptiv-phänomenologische Untersuchung schizophrenen Wahns』。
- ジェイムス・ヒルマン、チャールズ・ボーア『フロイトの料理読本』池村義明 共訳(青土社、1991年)[注釈 2]
脚注
[編集]出典
[編集]出典
[編集]- ^ 博士論文 1959
- ^ 京都大学1959年(昭和34年)11月30日付授与、医学博士[1]。
- ^ 博士論文 1959
- ^ 『精神医学』 1967, pp. 665–687
- ^ 関西医科大学 1967, pp. 85–92
- ^ 『The Journal of Kansai Medical University』 1978, pp. S1–S11
- ^ 『龍谷大学社会学部紀要『龍谷大学社会学部紀要』 1990, pp. 73–80
- ^ 『龍谷紀要』 1992, pp. 39–46
- ^ 『龍谷紀要』 1994, pp. 1–2
- ^ [7]、『龍谷紀要』[8][9]に寄稿。
- ^ 西園 昌久「精神科面接、精神分析そして精神医学の歴史への案内[土居健郎『新訂 方法としての面接--臨床家のために』/ Freud Sigmund、懸田克躬、高橋義孝・訳『精神分析入門(正・続)フロイト著作集1』/ Edward Shorter、木村定・訳『精神医学の歴史--隔離の時代から薬物治療の時代まで』]」『精神科』第16巻第4号、科学評論社、東京、2010年4月、370-372頁、ISSN 1347-4790、CRID 1520854806121988352。。
- ^ 荻野 アンナ「「フロイトの料理読本」J.ヒルマン、C.ボーア著 木村定、池村義明訳--「妄想のパイ」を膨らませて焼き餅焼いて」『文學界』第45巻第9号、文藝春秋、1991年8月、278-281頁、doi:10.11501/7926328、ISSN 0525-1877。国立国会図書館書誌ID:3415024。国立国会図書館内限定公開、デジタル化資料送信、図書館・個人送信対象外、遠隔複写可。